6月8日~9日にかけて志賀高原、津南方面へ行ってきました。目的は、日本百名山の一つ、苗場山への登山です。苗場山は新潟県と長野県の県境に位置します。苗場はスキー場やユーミンのライブで有名ですが、登山家からも人気のある山です。登山歴は40年になりますが、なかなか登る機会がありませんでした。土曜日に志賀高原の笠ヶ岳に登り、新潟県の秋山郷のキャンプ施設で一泊、日曜日に苗場山に向かいました。天候はまずまずでした。今回は男女合わせて7名のメンバーです。
この地域は豪雪地帯です。もう少し雪が残っているかと思いましたが、かなり融けているようでした。何度か雪の残る沢を横切りました。2017年の同じ時期の雨飾山で、残雪に難儀したことが懐かしいです。
高度を上げるにつれ、周囲の山々が見えてきました。まず目を引いたのが妙高山と火打山です。こちらも雪はかなり減ったようです。この山を見ますと、上越のakahanamizukiさんを思い出します。
遠く北アルプスまで見通せました。その場で山の同定が出来なかったのですが、後で調べたら後立山連峰の山々でした。更にその奥に昨年登った立山が見えていたことも判明しました。
高度は低いものの、形の良い三角形の山が見えて気になっていました。こちらは2022年に登った米山(上越と柏崎の間)でした。後で納得しました。
苗場山登頂です。標高は意外に高くない2145mです。お隣の谷川岳もそうですが、標高の割りに雪が多いのがこの山域の特徴です。山頂でホットサンドをいただきました。調理道具を持ち上げたメンバーに感謝です。
苗場山の山頂付近は平らな湿地帯となっていて、池塘 が散在します。自然保護のために、尾瀬のような木道が整備されています。
苗場山は花の百名山としても知られています。ルートの至るところに高山植物、山野草がありました。花の名前と顔付きが一致するという点では、女性陣の方が圧倒的に勝りました。
念願の苗場山に登り、いいリフレッシュとなりました。皆さん、企画、運営ありがとうございました。