昨年末あたりから一部のオーディオファンの間で話題になっていた Voyage MPD。連休を利用して導入を試みました。1日半、苦戦しましたが、何とか音が出せるようになりました。まだチューニングで追い込む余地はありますが、噂に違わず、鮮度の高い音です。これまで導入された方が”疲れが吹き飛ぶ”と表現されていましたが、全く同感です。ちょうど1年前のGWあたりからPCオーディオに舵を切り始めたわけですが、とりあえずの到達点に来たと思います。
こちらが、Voyage MPD 導入に絡んだハード群です。手前のアルミケースに Voyage MPD(音楽再生に特化したLinux)がインストールされたPCが入っています。PCと言っても1枚のボードのみで、モニター、キーボード、マウスはありません。操作は別のPCからリモートログインして行います。横にある黒い電源はPCオーディオファンで定評のあるヤマハの電源アダプターです。従来ノートPC用に使っていた中村製作所のトランスは、この機会にエソテリックのDAC用に転用しました。右上にあるのは既に紹介済のUSB-DDC UDIF7とそのケースカバーです。
導入のハードルが高く様子見を決めていた Voyage MPD ですが、Web でスターターキットが出ていることで踏み切ることにしました。Linux のインストールをやらずに済むこと、ボード形態のPC ALIX2C3 が使えること、何より値段が1万円程度であること、に魅力を感じました。もちろん、買ってすぐに音が出るわけではありません。私もルーターのポートの設定に気づくまで無駄に時間を費やしてしまいました。それでもネットに転がっている情報をかき集めて、何とか音が出せるようになりました。
こちらは、ノートPC(SONY VAIO)の画面における、Voyage MPDのログイン画面です。Linux は昔仕事で使ったことがあります。各種の設定ファイルを viエディタで変更、保存するのですが、まさか趣味で viエディタを使うことになるとは・・・。
音楽の再生には Windows 上にインストールしたGMPC というフリーソフトを使っています。正しく言うと、GMPC はあくまでも再生の指示だけで、再生自体はアルミケースの中のALIXの仕事です。GMPC は操作性もよく、聴きたい曲をまるでカラオケの予約の如く、プレイリストに加えていけます。ノートPCが再生の負荷から解放されたので、足元に使っていたアイソレーショントランスをDAC用に回すことにした次第です。
今回の導入で感じたのは、やはりPCはオーディオ機器ではないこと、です。リッピングやダウンロードなど本来PCでやる部分と、再生を分離したところはなるほどと思います。本記事の一番上の写真の機器群を、ひとつの筺体に収めた姿を想像してください。そうです、LINN のDSと同じコンセプトとなってしまいます。ネットワークプレーヤーかUSB-DACかという議論がありますが、USB-DACを突き詰めると、結局同じところに行きつくのかも知れません。
こちらが、Voyage MPD 導入に絡んだハード群です。手前のアルミケースに Voyage MPD(音楽再生に特化したLinux)がインストールされたPCが入っています。PCと言っても1枚のボードのみで、モニター、キーボード、マウスはありません。操作は別のPCからリモートログインして行います。横にある黒い電源はPCオーディオファンで定評のあるヤマハの電源アダプターです。従来ノートPC用に使っていた中村製作所のトランスは、この機会にエソテリックのDAC用に転用しました。右上にあるのは既に紹介済のUSB-DDC UDIF7とそのケースカバーです。
導入のハードルが高く様子見を決めていた Voyage MPD ですが、Web でスターターキットが出ていることで踏み切ることにしました。Linux のインストールをやらずに済むこと、ボード形態のPC ALIX2C3 が使えること、何より値段が1万円程度であること、に魅力を感じました。もちろん、買ってすぐに音が出るわけではありません。私もルーターのポートの設定に気づくまで無駄に時間を費やしてしまいました。それでもネットに転がっている情報をかき集めて、何とか音が出せるようになりました。
こちらは、ノートPC(SONY VAIO)の画面における、Voyage MPDのログイン画面です。Linux は昔仕事で使ったことがあります。各種の設定ファイルを viエディタで変更、保存するのですが、まさか趣味で viエディタを使うことになるとは・・・。
音楽の再生には Windows 上にインストールしたGMPC というフリーソフトを使っています。正しく言うと、GMPC はあくまでも再生の指示だけで、再生自体はアルミケースの中のALIXの仕事です。GMPC は操作性もよく、聴きたい曲をまるでカラオケの予約の如く、プレイリストに加えていけます。ノートPCが再生の負荷から解放されたので、足元に使っていたアイソレーショントランスをDAC用に回すことにした次第です。
今回の導入で感じたのは、やはりPCはオーディオ機器ではないこと、です。リッピングやダウンロードなど本来PCでやる部分と、再生を分離したところはなるほどと思います。本記事の一番上の写真の機器群を、ひとつの筺体に収めた姿を想像してください。そうです、LINN のDSと同じコンセプトとなってしまいます。ネットワークプレーヤーかUSB-DACかという議論がありますが、USB-DACを突き詰めると、結局同じところに行きつくのかも知れません。
すごく楽しそうですね。
軽いOSは、魅力ありますね。
気になります。。。
これまでPCオーディオは少しずつの前進でした
が、今回は大きな変化だったように思います。
久々にCD聴き直したくなりました。といっても
リッピングが先ですが・・・。
形態はLINNの世界に近づいています。
NASとかHUBとかLANの情報も、同じ目線で
語れるようになるでしょうね。