珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

chibiさんを迎えて

2018-07-01 08:14:53 | オフ会
関東は早くも6月中に、梅雨明けしました。まだ猛暑まではいってませんが、横浜は夏らしい日が続いています。昨日は、帰宅途中、フライング気味の蝉の鳴き声も聞きました。夏本格化まであと少しです。さて、梅雨の中休みとなった16日、比較的ご近所のchibiさんを招いて、オフ会を行いました。きっかけは、トラウトマン大佐さんからの電話です。同じKiso AcousticのSPを使っている方が田園都市線沿線にいる、とのご紹介がありました。chibiさんからもPhileweb経由でメッセージをいただき、トントン拍子で相互交流が決まりました。


6月最初のオフ会でHarubaruさんが持ち込んだ、Quad Ringの強化バネバージョンは、即導入となりました。chibiさんとのオフ会まで2週間ありましたので、一気に入れ替えることとしました。打てる手は打っておきたいものです。交換作業自体はドライバー1本で行えました。6個全てを太いワイヤーに入れ替えるのに、1時間もかかりませんでした。自分でやったことで、Quad Ringの構造をしっかり把握することもできました。バネ強化により全般的に解像度が上がり、見通しもよくなる方向です。音が遠くから聴こえてきます。


事前にchibiさんのお好みのジャンルを伺っていました。嘗ては(今も?)ジャズ喫茶に通われていたそうです。一ノ関のベイシーを訪問した話を、夜の感想戦で紹介いただきました。ジャズはハードバップ、ヴォーカル、あとはビル・エバンスなど。chibiさんは私のお兄さん世代に当たります。70年代の懐かしの洋楽/邦楽、フュージョン、ボサノバなどカジュアルな曲も加えました。普段はクラシックを聴かれないことも伺っていました。比較的メロディの分かりやすいヴィヴァルディの協奏曲(オルフェウス)をかけました。結局、この日かけたクラシックはその1曲のみです。


拙宅に初めてお越しの方はには、アナログの定番コースをご用意しています。デジタルに馴染んだ耳へのヒーリングタイム、というわけではありませんが。百恵ちゃんでなく淳子ちゃんファンだったと伺い、事前の調査不足を露呈してしまいました。


chibiさんの持ち込み音源です。洋楽のライブ音源が多かったですね。話を伺うと、トラウトマン大佐さんの影響が大きいようでした。ライブの空気感、俯瞰するのではなく演奏者のそばにいる感じを追求されています。いつか、私も聴いてみたいですね。


同じライブでもこちらは渋い面々ですね。イブライム・フェレールはキューバの歌手です。私の好きな「キサス キサス キサス」をお借りしました。それにしても、アデルから憂歌団、べラフォンテ、ちあきなおみまで、chibiさんの聴かれる音楽の幅、広いです!


4時間強、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。chibiさんのご感想として、バランスの良さを挙げていただきました(ありがとうございます)。普段聴かれている音量よりは、拙宅のそれは控えめとのことでした。訪問先の平均的な音量よりは若干大きめの意識があったので、これは意外でした。chibiさんは「ゴリッとした音」が好きだそうです。小ぶりなKiso AcousticのSPと、力感のある音の対比が面白いですね。どんな音が飛び出してくるのか、次の訪問が楽しみになってきました。逆に拙宅の音は繊細に聴こえたものと思います。

最後は長津田に繰り出し、2時間ほどの感想戦を持ちました。お酒が大好きでお強いchibiさんと、オーディオ談義を続けました。話は大佐さんや、ワールドカップに飛び火し、盛り上がりました。憂歌団のライブにもお誘いいただき、ご自宅訪問の前にお会いできそうです。現在、chibiさんは、OCTAVE V70SEをベンチ入りさせて、別アンプを使われています。最上流はLINNのDSです。Kiso Acousticを訪問先で聴くのは初めてになります。秋の楽しみがまた一つ増えました。きっかけを作っていただいたトラウトマン大佐さんにも感謝申し上げます。
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