野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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吉野の在来種のとうぢしゃときゅうり

2020年07月30日 23時14分02秒 | マイファーム
今年の冬に、吉野郡某所でタネを頂いた、在来種の「とうぢしゃ」。

「とうぢしゃ」は、不断草(ふだんそう)の一種。
「スイスチャード」と同じ仲間ですが、スイスチャードは西洋種で、「とうぢしゃ」は日本種と思われます。


こちらは5月末の様子。




そして7月初めの様子。
発芽は今ひとつですが、何とか4~5株育ってきました。

タネは市販されてません。
しかも、その土地のたった数人のおばあちゃんしか作られてません。
絶やすワケに行きません。

中々手入れが出来ないのでマルチ栽培しています。

スイスチャードと同じ仲間で、「うまい菜」という市販の品種に似ていますが、
うまい菜は葉柄が広めで白く、「とうぢしゃ」は葉柄は狭めです。


で、その横には吉野郡某所(とうぢしゃとは別)の在来種のきゅうりがはびこってます。
山仕事の人が丸ごと塩漬けにしたものを水分補給として食べられていたと言われています。
それもそのはず、かなりジューシーです。

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吉野の在来種のジャガイモ2種。

2020年07月14日 20時51分39秒 | マイファーム
ジャガイモの花。


花びらが真っ白のこちらのお花は「ドロガワイモ」。

イモの皮はピンク色でカタチは丸かやや楕円形。煮崩れしにくいのが特徴。


花びらがやや青紫っぽい、こちらのお花は、品種は不明ですが
“ドイツイモ”と呼ばれてたそうです。

2種類とも数年前に頂いた、吉野郡某所の在来種です。

ヒノキおがくずの発酵堆肥を使って育ててます。

<参考>
●発酵堆肥のチカラで環境循環
https://kousoyoku-en.com/magazine/environmental-circulation

●製品の説明
https://flavor-corp.com/business/products/ogakuzu/

で、収穫!


こちら、ドロガワイモ。
本来は皮はもう少しピンク色をするそうですが、
あまりピンク色にはなりませんでした。
吉野の山奥の在来種のため、寒暖の差がないとピンク色が出ないのかも?


こちら、ドイツイモ。
メークインや男爵のジャガイモより、表面がツルっとしています。

ただ、どちらも思ったより収量が少なかったです。
育てた場所が転作田でしたので、やはり畑のやせた土のほうがいいのでしょうか?
ここは実験を続けていきたいと思います。

さて、どんなメニューを考えよかな…。


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野川キュウリ。

2018年07月13日 00時12分39秒 | マイファーム
ひさびさに畑ネタ。



数年前にとある方からタネをもらった、
奈良・野迫川村の在来野菜「野川キュウリ」。
毎年自家採種して育ててます。

肥料は、何度かFBでご紹介しています、酵素浴として使い終わった「吉野ヒノキのおがくず」。
つまりタネも肥料も生粋の吉野産です。
しかも無農薬。







野迫川村ではかつて、林業をされる方が夏場、水分補給の為に野川キュウリの塩漬けを山仕事の合間に食べられていたとのこと。
いわば「スポーツドリンク」の代わりですね。

半白キュウリの先祖の1つにあたるそうで、食感はシッカリしてますが、水分は他の半白キュウリよりも多い気がします。


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F1紫大根からとったタネをまいたら…。

2012年10月14日 20時37分31秒 | マイファーム
お遊びで、昨年、
F1(交配種)の紫大根の種をとり、
今年育ててみました。

在来種、固定種はタネをとって翌年まいても、
同じのが出来ますが、
F1(交配種)は一般的に同じモノが出来ません。

ちなみに、
在来種は、その土地・地域に昔からある品種のもの。
伝統野菜やご当地の野菜がそれに当たります。

固定種は自家採種され続け、特性が固定されているもの。

F1(交配種)は生産性の向上や流通規格に合わせることを目的に作られた品種。

実際にタネをまいてやってみました。


発芽したてのころ。
芽も緑や紫・・・とバラバラです。




これが種まきから2週間後。
葉っぱの色だけでなく、形もバラバラ。

ギザギザの深い葉っぱのものから、
カブのような丸い葉っぱ、
葉っぱは緑で茎が紫のもの…。
また、ツヤツヤしている葉っぱや、そうでない葉っぱもあります。

今度は根っこはどうなっているんでしょうか。
また、ご紹介します。


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「塩」を使うと…。

2012年08月19日 20時09分49秒 | マイファーム
さて、現代農業2012年8月号の特集は「塩と糖」。
つまり、塩と糖が肥料として役立つという話題です。
結論からお話しすると、塩は酵素を活性化、糖はエネルギー源になります。
詳しくは現代農業を…。

で、塩についてはボクも行っています。

今回、スイカ、メロンなどの地面をつるではって成長するウリ科の野菜を
中心に塩を使用しました。

方法は、実がついてタマゴくらいの大きさになったとき肥料を与えるのですが、
そこに米ぬか20に対して、塩は1という割合(大雑把です)で追肥をしました。





特に効果が顕著だったのがスイカ、マクワ。

スイカについては、
・甘みとジューシーさが増した。
・ズッシリしている(1玉高さ30cm以上、重さ推定12kgを超えるものも…。)
・日持ちがよい(収穫して2週間たってもシャリシャリしていた。)

マクワについては、
・甘みとジューシーさが増した。

ちなみにスイカとマクワは、
苗は炭と太陽熱の遠赤外線効果を駆使した「ソーラー育苗」。
育苗に使用した土には竹炭を使用。
肥料にも少し竹炭を使ってます。

つまり、ソーラー育苗&竹炭&塩農法(?)になるわけです。
挙句の果てに苗を植えるときはネギと一緒に植えて、混作。

同じ方法で栽培しているものに、カボチャ、トウガン、ズッキーニ。

カボチャはいつもの年よりも実が重く、数も結構なりました。
トウガンはつるの勢いが例年以上で、びっくりするくらい実がなりました。

ズッキーニも、4月に定植した株が例年ならお盆頃にはお役ごめんでしたが、
今年はまだ実をつけそうな勢いです。

さて、塩の効果は、現代農業に目を通すと、未消化窒素が減ったという事例もあるそうです。

未消化窒素とは、硝酸態窒素などのこと。

硝酸態窒素とは、血液中のヘモグロビンと結合して健康によくないといわれていますね。
みなさん。

硝酸態窒素は、窒素肥料をやりすぎると発生します。
窒素肥料のやりすぎは、人間でたとえたら「メタボ」になります。

今度は葉物野菜など、秋野菜にも試して検証したいと思います。

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