これは、今年初めて作った、「赤大根」。
種袋の説明書きでは、
「抗酸化作用のあるアントシアニンを豊富に含む大根です。」
「60日位で長さ25cm、重さ1kgになります。 」
と、書いている。
感想としては、肥料の吸収が他の大根より旺盛。
写真の手前右側が赤大根だが、他の大根よりも育ちが一番大柄になった。
次回は少し肥料を減らしてみようと思った。
因みに肥料は、種袋では
「1平方メートル当たりたい肥2kg、苦土石灰100g、化成肥料60g」
と書いているが、
あくまでもこれはクリーンな土(何も植えたことのない土)を前提に書かれている。
ボクは苦土石灰と化成肥料は使わず、鶏糞、油粕、米ぬかを適量に
図のように畑に埋め込み、追肥(生育途中で野菜に肥料をやること)はしなかった。
理由は、大根を植えている畑は、西瓜を栽培していた。
西瓜の肥料が土に残っていたからだ。
種袋の指針どおりに行けば、肥料過多となってしまう。
また、苦土石灰を使うと、石灰のカルシウムなどのアルカリ性物質が残留肥料と反応して、
土がアルカリ性になってしまう。
アルカリ性は病原菌や害虫が一番好みやすい環境。
肥料過多でアルカリ性…病原菌や害虫にとっては天国になるからだ。
9月中旬に種を蒔いて、11月末から収穫しているが、
それでも肥料が多いのか、重さは2kgをゆうに超えていた。
しかし、スは全然入っていない。
あと、注意点として、種袋に、
「約3%の割合で青首の株が出ますので、
間引きの時には緑色の株を抜いてください。」
と書いている。
実際、1本だけ紫にならず、青首の大根が出来た。
さて、味のほうだが、種袋にはオススメとしてサラダと酢漬けにして食べた。
種袋に「お酢に合わせると綺麗なピンクに色づきます。」と書いていた通り、
酢漬けにするときれいなピンク色になっていた。
(残念ながら記事投稿時は赤大根の酢漬けは食べてしまった。)
この大根は生食向き。ビタミンC、アミラーゼを
たっぷりと摂取できるかもしれない。