記事が前後しますが、
8月末、大阪府枚方市にある「杉五兵衛」に行ってきました。
過去に、日本野菜ソムリエ協会のWebサイトでも取り上げられましたし、野菜市の対面販売のお仕事でも度々話題に上がっており、
以前から行きたいと思っていました。
この建物を見ると、日本っていう気がしますね
今回頂いたのは、「農園のお弁当」。
左上の大きな花は「花オクラ」。
そこから時計回りに
焼きたて自家製パン、
完熟スモモ、ブドウ。
タマネギを蒸したもの(?)
ハヤトウリの葉のてんぷら、
花オクラのつぼみのてんぷら。
花オクラは初めて食べました。
青臭さもなく、ほのかにネバネバしていて、
ものすごいあっさりしていておいしかったです。
自家製パン。
中には季節の野菜が入っており、野菜の味も出て
焼きたてで、とても香ばしくおいしいでした。
スモモも、濃厚でジューシーで甘酸っぱさが口に広がりおいしかったです。
ブドウはデラウエア。
市販のものよりやや小さめですが、味は非常に濃厚でした。
タマネギを蒸したものは、お味噌で頂くのですが、
お味噌なしでも非常に甘くておいしかったです。
ハヤトウリの葉のてんぷら。
初めて頂きました。
これも驚くほど青臭さはなく、
おいしかったです。
ちなみにハヤトウリ。
昔祖母が作っていたのですが、1株に何十個も実がなり、
家族でも食べきれないくらいです。
花オクラのてんぷらも、
てんぷらにすると爽やかな甘みがでておいしかったです。
因みにてんぷらは揚げたて、しかも米粉を使っていますので、
パリッっと、そして中はジューシーであっさりしています。
いくらでも食べられます。
花オクラの花の下には…。
オクラと冬瓜と破竹(筍)の煮物。
オクラ、冬瓜、そして破竹のうまみが生きていて
とてもおいしかったです。
因みに破竹はそんなに多く出回っていません。
(筍でメジャーに出回っているのは孟宗竹です。)
そして、農園のお弁当を注文すると、お好きな煮しめを
ビュッフェ形式で頂くことが出来ます。
漬物など
煮しめなど
デザート
奥から野菜ケーキ、米粉を使ったスモモパンです。
ジャム
デザート
左からいちごのういろう、スモモゼリー、スイカ。
スモモゼリーは着色料は一切使用していないそうです。
さらに、雑穀米、炊き込みご飯とお吸い物があります。
お吸い物はこの日は茄子とそうめんのお吸い物でした。
ボクはそのお吸い物と炊き込みご飯、煮しめに舌鼓。
お吸い物も、見た目よりは薄味で、非常に飲みやすかったです。
炊き込みご飯は野菜タップリ頂いているという感じでこちらも美味。
ご飯もおいしかったです。
煮しめも、カボチャ、水茄子以外に青茄子、ジャガイモなど、色々ありました。
毛馬キュウリのぬか漬け
なにわ伝統野菜の1つですね。
独特の色、歯ごたえ、噛みごたえが楽しめます。
紫芋のてんぷら。
わずかのお塩で、ホクホクしていておいしいです。
それ以外にも、酢の物、自家製豆腐、ゴーヤチャンプル、青菜のおひたし、
きゅうりのごへいちゃん(杉五兵衛自家製漬物)など、
沢山頂きました。
おなかが満腹になった後は、農園を散策。
変わった形の竹を見つけました。
「亀甲竹」といいます。
孟宗竹(私達がメジャーで食べている筍の種類)の突然変異したものです。
まもなく収穫期を迎えるブドウです。
見るからにおいしそうです。
冬の味覚もありました。
こちらは農園。
農園のお弁当をはじめ、杉五兵衛のメニューは
ここで獲れたものをふんだんに使っています。
いろいろ栽培されてます。
因みに肥料は、飼育しているウサギやロバの糞を使っています。
実際に、飼育小屋の見学が可能で、ウサギやロバに触れることも出来ます。
他にも野菜以外にいろいろな果樹が植えられています。
ここでは果物が育っている様子を見ることが出来ます。
興味のある方は是非、杉五兵衛にいってみてはいかがでしょうか?
杉五兵衛の詳細はこちらをご覧ください。