先日、大阪・旧桜宮公会堂で、
シニア野菜ソムリエのHさん、
野菜ソムリエのアジサイムスメさん
そして野菜ソムリエでもありFM・COCOROのDJ、KIYOMIさんによる
「Food+1」が主宰の
「もったいない!上映会&フレンチを楽しもう」に行ってきました。
会場は旧桜宮公会堂
そこからの近くの景色。
ご覧下さい。
お天気にも恵まれ、しかも桜は満開。
ドキュメンタリー映画「もったいない!」
ボクも見たくて見れなかったときに、今回この御案内を頂き、
すぐさま申し込みました。
で、この映画ですが、大量の食料廃棄と、それが私たちにもたらす影響について
描いた映画です。
さて、世界で年間食べることが出来るのに捨てられている食料は、何と13億トン。
1ヶ月で1億トンあまり。
これは、食用に生産されている食料の3分の1。
3分の1ですよ!
で、日本では食料自給率が40%と先進国では最低なのに、
年間約500万トン~800万トンが食べられるのに廃棄されているといわれています。
一方、世界では8人に1人が飢餓に苦しんでいます。
しかも、食品を廃棄することで食料の価格を高騰させ、間接的に世界の飢餓を招くといった
悪循環に陥っているのです。
で、もっと身近な場合で見ていくと、
食べる人とのつくる人の関係性が希薄であることもいえるでしょう。
つまり生活者は食料がどうやって作っているかわからないから、
見た目だけで味を判断してしまうことになる。
そして過大な無理難題に近いことを要求をしてしまう。
挙句の果てにはつくる人の苦労やありがたみも分からなくなってしまう。
実際、ボクがセミナー講師をさせて頂いたときに、
野菜&果物を工業製品と勘違いされている参加者がいらっしゃいましたからね。
収穫時期=納期と認識されてしまっている。
これでは作り手のことを理解することには程遠いです。
また、生活者(消費者)の過大な要求は、作る人を圧迫し、産地で土地の収奪を引き起こしています。
例えばカメルーンのバナナ農園。
出荷されるバナナは農園で作られたバナナは全部出荷されるかといえばそうではない。
ひどい場合は半分しか出荷されない農園もあるのです。
つまり規格に合ったバナナをたくさん流通させるためにはとてつもない面積がいるのです。
そこで、多国籍企業と国がコンビを組んで土地を奪って侵食し、
小規模農家が貧困に苦しむといったことが発生しているのです。
食料のことについて、考えさせられた映画でした。
で、上映会の後は、旧桜宮公会堂の特別ランチを頂きました。
フレンチを作ってくださったのは、
角谷健シェフ。
まずはアミューズ。
大阪産(もん)泉州キャベツの一品。
前菜
タスマニア産サーモンのタルタル。
桜風味のラヴィゴットソース
スープ
お野菜のポタージュ
ブイヨンのフランをのせて
グリーンアスパラのリゾット
スティックアッシェ クスクス添え
デザート
幸せの桜プリン 爽やかな春の香り
「Food+1」の皆様、
そしてお世話になりました参加者の皆様、
ありがとうございました。
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