12月6日(木)
吉野三町村雇用創造協議会様主催
「吉野ヒノキの堆肥を使った野菜果物はスゴくなる!?」というテーマでセミナーをさせて頂きました。
このセミナーは、
吉野ヒノキの堆肥で育てた野菜&果物がテーマ。
ただ単なる堆肥じゃありません。
「酵素浴」として使い終わったヒノキのパウダーなのです。
この堆肥を使うと、無農薬で高品質な野菜を育てることが出来ます。
吉野でこの農法が広がれば、ブランド化だけじゃなく、
吉野の土で出来たものが、
酵素浴を通じて都会の人々を癒して、
吉野の土に還るという環境の循環が出来るのです。
3回シリーズでさせて頂いたこのセミナーもいよいよ最終回。
今回はまず、僕がヒノキ堆肥を使って実験栽培している様子をご紹介しました。
・最高気温3度の日が続いても凍傷しなかった青首大根
・紫色が鮮やかな紫水菜
・高さ40cmを超えて育ってもエグミがなかった小松菜
などをご紹介しました。
そのあと、前回に続いて、
ヒノキ堆肥を使った農法の第一人者であります、
ゆにわの里(大阪・堺市)の寺田 将樹氏をお招きし、
ヒノキ堆肥を使った農産物の加工についてお話させて頂きました。
メインは
・水と塩
・油・脂
・酵素
の本当の姿について。
一見加工と関係ないように思われますが、
これらは加工の現場においてほぼ必須と言われるくらい使われます。
ヒノキ堆肥を使って育てた野菜の良さを活かすため、
水と塩、油(脂)の本当の姿についてお話頂きました。
セミナーでは、油搾りの実験を行い、
また、実験で絞った、搾りたてのヒマワリ油で大根サラダを作って試食して頂いたり、
寺田さんが考案した米粉麺の試食もして頂きました。
(材料である大根、米粉麺はどちらもヒノキ堆肥で育てたもんです。)
また、奈良で農産物加工品が売れるか?についてもお話して頂きました。
そのためには、地域資源をうまく生かして、
観光客がお金を奈良に落とす仕組みを作ること。
地域資源と言っても、モノだけではない。人(出身者)も。
奈良には素晴らしい頭脳をお持ちの方がたくさんいらっしゃいますが、
県外に流出しており、活かしきれてない(奈良にいらっしゃらない)現状をご指摘。
そういった方々をどう活かすか?も大切とおっしゃってくださいました。
最近、ボクの身の回りでも(全部じゃないですが、特に行政に見受けられるのですが)
その土地にいる素晴らしい頭脳、技をお持ちの方を粗末に扱ったり、
食のコトを理解しない、理解しようとしない人たちが自分たちの結果にしたいために、
それらの方々の頭脳や技を手柄にしようとするケースが見受けられます。
(ボクもそれをされかけたことがあります)
農産品、特産品はだれが作るのか? 人です。
その人を粗末にしたらあきません。
とはいえ、お陰様で、3回シリーズ無事に終了することが出来ました。
参加者の皆様。
そして、このセミナーの開催にあたりお力添え下さいました
関係者の皆様。
ゆにわの里・寺田様。
そして、主催者である吉野三町村雇用創造協議会の皆様。
ありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。
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下市町「水本果樹園」さんの「富有柿」
水本果樹園さんはエコファーマー。
農薬、化学肥料を通常の3割以下で育てられております。
しかも標高が約400mの高台の傾斜地で育てられております。
果肉はち密な感じで、噛み応えはシッカリ目です。
味は比較的ジューシー。
シッカリしていますがサラサラッとした爽やかな甘味です。
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