1月9日
民俗学を研究されている近藤夏織子さんなどとご一緒に、
川上村のとある山間の集落へ、
在来野菜や食文化などの聞き取りにお伺いしました。
お伺いしましたのが、2人のおばあちゃん。
MさんとYさん。
どちらも御年80歳を超えられてますが、大変お元気です!
在来野菜について、調理方法や郷土料理、食べ方など、
畑への見学も兼ねて、いろいろお話を聞かせていただきました。
「みがらし」
からし菜(黄からし菜)の一種。
つぼみ(とう)を摘み取って、さっと茹でて塩を加えて軽くもむと、ツンッとした辛さがたまらない一品になる「みがらし」
このまま菜の花を咲かせて、収穫した実は、練りがらしの原料になります。
「ちしゃ」
サニーレタスやリーフレタスの原種。
葉っぱに山椒味噌や酢味噌を塗ってご飯に包んで食べられているそうです。
「とうぢしゃ」。
ふだんそうの一種で、日本種と思われます。
おばあちゃんたちが、親の代から自家採種していて、育てているのは今やたった数人といわれてます。
※自然に生えたものです。
ふだんそうの仲間で、「スイスチャード」というのがありますが、コチラは西洋種です。
同じ畑で育てられていた、
市販のタネの「うまい菜」。
葉の厚さは薄めで波打っていて、茎が太めで白く、葉と茎のコントラストが特徴です。
そして、茎が立ってます。(西洋種のふだんそうの特徴です。)
※既に葉を何度か欠いて収穫されているそうです。
改めて、とうぢしゃの写真です。
一方でとうぢしゃは、まず、葉っぱが分厚い。
キャベツの外葉くらいの厚みがあり、表面比較的平らで小松菜のような(ニスを塗ったような)手触りです。
そして、葉はタアサイのように寝ています。
「とうぢしゃ」のタネ。
在来種の「とうきび」。
明治以前から毎年自家採種され、村で唯一の在来種といわれています。
白いんげん。
この2種類、どちらもYさんが育ててらっしゃいます。
どちらも同じ白いんげんですが、タネを頂いたところが違うとのこと。
左が、ご近所のUさんから頂いたもの、仮に「Uマメ」とします。
右が、ご近所のHさんから頂いたもの。仮に「Hマメ」とします。
1粒ずつ拡大したもの。
左が「Uマメ」、右が「Hマメ」。
Uマメのものはさやが長く、さやいんげんとして食べてもおいしいそうです。
Hマメのものはさやが短いそうです。ただ、1粒あたりの重さは圧倒的にこちらのほうが重いです。
Uマメから頂いたものは、40年栽培しているそうですが、だんだんさやが小さくなってきたそうです。
こちらの柿。
柿渋用で、樹齢は少なくとも80年以上。100年かも?とのこと。
最初、干し柿によく使われる筆柿のたぐいかと思いましたが、筆柿とちょっとカタチが違います。
その柿の木。高さは相当あります。
柿農家の知人を通じて、奈良県南部農林振興事務所で
今回の聞き取りで撮影させて頂いた柿および樹木の写真を見てもらい、以下の回答を頂きました。
「『法連坊』など干し柿用の品種には似ている。
ただ、柿の品種は1000種類以上あり、特に名前のない実生のものも
多いと思われるため、品種を正確に特定するのは難しい。」
との事です。
『法蓮坊』は、奈良県五條市西吉野町の在来種で、かなり渋く(タンニン含有量が多い)、干し柿や柿渋用に使われていた渋柿です。
で、まだまだお伺いしましたお話はたくさんありますが、
続きは次回へ・・・。
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1月5日、3日に続いて大淀町大岩地区へ
あぐりファーム大淀のぼたん鍋パーティーにお誘い頂き、
お邪魔させていただきました。
あぐりファーム大淀で採れたこだわり野菜がタップリ、野菜の甘みも生きた、ぼたん鍋。
メチャ暖まりました♪
6~7杯は頂いたでしょうか。
他にもいろいろ登場!
ケークサレ
茹で卵を干し柿で包んだもの。
どや餅。
もち米とうるち米を6:4の割合で混ぜて作られたお餅にきな粉をまぶしたもの。
大岩地区では、もともとは青大豆のきな粉を使われていたそうです。
まるで決起集会のような盛り上がり。
気がついたら、もう夕方でした。
ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました!
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お邪魔させていただきました。
あぐりファーム大淀で採れたこだわり野菜がタップリ、野菜の甘みも生きた、ぼたん鍋。
メチャ暖まりました♪
6~7杯は頂いたでしょうか。
他にもいろいろ登場!
ケークサレ
茹で卵を干し柿で包んだもの。
どや餅。
もち米とうるち米を6:4の割合で混ぜて作られたお餅にきな粉をまぶしたもの。
大岩地区では、もともとは青大豆のきな粉を使われていたそうです。
まるで決起集会のような盛り上がり。
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今年の正月三が日は、いつもと過ごし方を変えてみようと、
1月3日は大淀町大岩地区にある「きまぐれや」さんで、初モーニング♪
偶然、おおよどチャレンジ農業塾でお世話になっております方々ともお会い出来、ご挨拶する事が出来ました。
更にFBのお友達の方とも偶然再会。
ちなみに、前日の中井春風堂で偶然お会いしましたお客様は愛知県ご出身。
そして、「きまぐれや」のオーナーさん、愛知県名古屋市ご出身です。
不思議なご縁ですね~♪
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偶然、おおよどチャレンジ農業塾でお世話になっております方々ともお会い出来、ご挨拶する事が出来ました。
更にFBのお友達の方とも偶然再会。
ちなみに、前日の中井春風堂で偶然お会いしましたお客様は愛知県ご出身。
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1月2日。
思い立って!!!
吉野山にある国軸山「金峯山寺」へ初詣。
橿原神宮に行こうか悩みましたが、相当混雑しているとの情報でしたし、
今年はいつもと違うお正月を過ごそうと、金峯山寺へ。
金峯山寺へ初詣は初めて。
ゆったりと過ごすことが出来ました。
そのあと、今年初スイーツを頂くことに。
賞味期限わずか10分!
“中井春風堂の出来立て「葛きり」”
吉野山に行かないと食べれない、
吉野ならではの究極のスイーツ⭐️
しかも、葛粉から葛きり、葛餅が出来上がるまでの様子を見ることも出来て、
葛粉の理解が深まります。
到着時は満席。
名前を告げて、予約を経て、吉野山を軽く散策してから行きました。
出来立ての葛きり。
喉越し、わずかに感じる独特の甘さ…言葉で表せないくらいのなめらかな舌触り。
ゆったりと味わっていると、スタッフさんが「宮坂さんですね?」と。
何やら手に持ってらっしゃいます。
その手には、何と…。
9年~10年くらい前の僕の名刺でした!
名刺のデザインを見ると野菜ソムリエPro.(緑スカーフの野菜ソムリエ)になりたての頃です。
あいにく前回お伺いしたのが、いつか分からない程、相当な期間ご無沙汰していたみたいですが、
名刺は殆ど色褪せてなく、残して下さってて、思い出して下さったことに感動✨
更に❗️
お店でお隣に座っておられた、愛知県から来たという60代と思われる男性。
葛きりと葛餅を注文されてました。
「よかったら食べ比べてみてください」
と、ナント❗ご自身の葛餅1個を分けて下さいました。
葛粉の原料。
それは、夏場に土手などに大きな三つ葉の葉をつけながら、
スゴイ勢いでツルがはびこって生えまくる、アノ雑草…『葛』の根っこです。
このことをご存知な方は、店主曰く、わずか1割らしいです。
その土地に行って、知って食べる。
その土地ならではのコトを、とうすればリアルに、生活者に共感させるか?
改めて勉強になりました。
中井春風堂の皆様、
ありがとうございました!
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吉野山にある国軸山「金峯山寺」へ初詣。
橿原神宮に行こうか悩みましたが、相当混雑しているとの情報でしたし、
今年はいつもと違うお正月を過ごそうと、金峯山寺へ。
金峯山寺へ初詣は初めて。
ゆったりと過ごすことが出来ました。
そのあと、今年初スイーツを頂くことに。
賞味期限わずか10分!
“中井春風堂の出来立て「葛きり」”
吉野山に行かないと食べれない、
吉野ならではの究極のスイーツ⭐️
しかも、葛粉から葛きり、葛餅が出来上がるまでの様子を見ることも出来て、
葛粉の理解が深まります。
到着時は満席。
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出来立ての葛きり。
喉越し、わずかに感じる独特の甘さ…言葉で表せないくらいのなめらかな舌触り。
ゆったりと味わっていると、スタッフさんが「宮坂さんですね?」と。
何やら手に持ってらっしゃいます。
その手には、何と…。
9年~10年くらい前の僕の名刺でした!
名刺のデザインを見ると野菜ソムリエPro.(緑スカーフの野菜ソムリエ)になりたての頃です。
あいにく前回お伺いしたのが、いつか分からない程、相当な期間ご無沙汰していたみたいですが、
名刺は殆ど色褪せてなく、残して下さってて、思い出して下さったことに感動✨
更に❗️
お店でお隣に座っておられた、愛知県から来たという60代と思われる男性。
葛きりと葛餅を注文されてました。
「よかったら食べ比べてみてください」
と、ナント❗ご自身の葛餅1個を分けて下さいました。
葛粉の原料。
それは、夏場に土手などに大きな三つ葉の葉をつけながら、
スゴイ勢いでツルがはびこって生えまくる、アノ雑草…『葛』の根っこです。
このことをご存知な方は、店主曰く、わずか1割らしいです。
その土地に行って、知って食べる。
その土地ならではのコトを、とうすればリアルに、生活者に共感させるか?
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中井春風堂の皆様、
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日本遺産・吉野は下市町の野菜ソムリエPro.宮坂 敏史です。
長谷寺での年越し、大神神社での初詣を終えて向かったのは、
今年も鳥見山(標高735m)へ。
令和最初のご来光を拝むためです。
天気予報では結構寒くなる予報でしたが、そんなに寒くありませんでした。
山頂から、南南東を眺めるとご来光を拝めます。
では、令和最初のご来光の瞬間。
ジックリとご覧ください。
6:45
7:00
7:05
7:10
7:11
7:12
7:13
7:14
7:15
ところで、ご来光の軌道となるあたりの雲の動きが不思議でした。
山頂に到着した6:40頃(あいにく写真がありません)、
まだ雲がかかってましたが、
その5分後になると軌道のところだけがなくなり、ご来光を拝むまで雲はかかりませんでした。
神々しいご来光を拝むことが出来ました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
皆様にとって、幸多き年になりますように♪
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長谷寺での年越し、大神神社での初詣を終えて向かったのは、
今年も鳥見山(標高735m)へ。
令和最初のご来光を拝むためです。
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山頂から、南南東を眺めるとご来光を拝めます。
では、令和最初のご来光の瞬間。
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山頂に到着した6:40頃(あいにく写真がありません)、
まだ雲がかかってましたが、
その5分後になると軌道のところだけがなくなり、ご来光を拝むまで雲はかかりませんでした。
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