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講師がどういう人かまったく知らなかったが最終回で日程がとれたので出席。急に寒くなった天神、アクロスの講演会場は今日も女性陣をメインにほぼ満席。311の東日本大震災時に子守唄で被災者の心を慰めるため、ぜひ行ってほしいという依頼ででかけられたいきさつがしみじみと語られ、子守唄というものが人間のDNAにしっかり残っており、生きぬくという魂におおきく語りかけた体験談をされ、おおいに感銘。昨今、子守歌を歌いながら赤ちゃんをあやすお母さんは少ないのではないか、子供は母親の胸のぬくもりと声に安心感をいだき、こころ穏やかに育っていくのだろうけど最近はね・・・。
そのあとの川口京子さんのピアノ伴奏での全国子守唄の旅はせつせつと聴衆に語りかけるものがあった。島原の子守唄、五木の子守唄、原曲をまじえながらの歌唱、ジーンときたね。「よいとまけのうた」も子を思って必死に働く母親の子守歌にちがいない。フィナーレは全員で配布された歌詞をみながら「ゆりかごのうた」と「ふるさと」を歌って終了。
ゆりかごのうた
北原白秋作詞、草川信作曲
ゆりかごの うたを カナリアが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの うえに 枇杷の実がゆれるよ 〃
ゆりかごの つなを 木ねずみが揺するよ 〃
ゆりかごの ゆめに 黄色い月がかかるよ 〃