ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

180710 西日本豪雨、死者134人悲惨!そんななかアオバズク、生命の営み!

2018年07月10日 | 趣味と交遊

 なんと死者134人に、10日11時現在、九州から中部北陸にいたる西日本大豪雨の死者、悲惨な状況になった。1万人以上の人たちが家を流されたりで暑い中、水や着替えもない状況で非難されている。平成最悪の悲惨な水害事故。広島の安佐地区なんてたしか4~5年前悲惨な洪水被害があった地域、ほとんど対策と言ったものが打たれていなかったのか、倉敷の真壁地区の洪水被害も空前絶後。自分の家の2階まで水浸しになるなんて誰も考えていなかったろう。我が家にも市の作ったハザードマップがあるが、これをベースに住民説明会をすべきだね。

 去年の九州豪雨、山林の大木がごろごろ流れ落ちて悲惨な事故になった。5日慰霊祭がおこなわれて、またぞろ大雨とは大自然のことととて恨んでも恨み切れない心境だろう。川に落ちかかった中学校の校舎がそのまま放置されている現場を1か月前みたが一体行政はどうなっているんだろうね。倉敷の水害地域も高校生が個別につくったハザードマップが指摘していたエリアだったらしい。リスク情報の出し方、徹底の仕方、受け手の認識、それぞれに課題がありそう。わがこととして地震や水害、土砂崩れなどのリスク対策を各家庭でしっかりしておくべきと思うね。

 九州北部が梅雨明けとか。大雨一過、30度を超える暑さ、大自然の変転は劇的。この暑さは被災地にはむごい仕打ちだ。

 妻を西鉄二日市に送った後、観世音寺に向かう。写真仲間が羽をひろげて眼玉をギョロつかせたユニークなアオバズクの写真を先日の写真愛好会例会で披露した。武蔵寺ではまだお目にかかっていない。行ってみた。

 青葉のなかに潜んでいるのでほんとに発見しにくい。オスは洞の中で抱卵中のメスをまもるべく近くで監視している。境内の掃除をしておられた男性に聞いて場所を確認。やっと見つける。今年はじめての御面会。

なんと洞にもメスの姿が。はじめてみましたね。まだ卵はかえっていないようだが・・この2~3日の風雨の中で必死に抱卵していたにちがいない。生命の営みは厳然とすすんでいるようだ。

観世音寺、観光名所だが野鳥も結構多い。コゲラも数羽目の前に。

野鳥観察のフィールドスコープにカメラをつけてオジサンがやってきた。レジャーチェアにすわってじっくり撮影するようだ。毎年、営巣する樹木が違うらしいが営巣に適した洞をアオバズクが見つけるのも大変なようだね。

ぼちぼち雛が生まれるはず。大雨、大水害の一方で営々と生命の営みがすすむ。人間もそれら生物の一つであることを認識して生きるべきと思う。しばらく眼がはなせないことになった。

 それにしても被災しなかった人間は住んでいる場所も含めて本当に幸運としかいうほかない。

 

コメント
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