猛暑日続く。熱中症でなぜ死亡する?体温がさがらなくなり脱水症状きたし、脳への血流がとだえ、死に至る。体温をこえる気温になるとさすがに危うさを感じるようになるね。外は灼熱の太陽と積乱雲。
熱中症予防。めまい、たちくらみ、筋肉痛、汗が止まらないといったのが軽度の症状らしい。まずはこの段階で水分、塩分などをとって休憩しなさいということ。暑さと戦おうなど考えないことらしい。
1年ぶり2回目の救急救命講座を九博で受講。まだ体で覚えていないこと痛感。その場で呼吸、意識がないことを確認して、心肺蘇生にとりくめるか、簡単ではなさそう。2回目受講で再認識したこと・・・
1、心臓突然死は増加、年7万人ほど
2、脳溢血、脳梗塞など脳疾患はとにかく即119番。脳は5分で死ぬ。家族がきずかないケース多いらしい。
3、心臓は握りこぶし大で胸骨の下半分、みぞおちあたり。胸骨圧迫は手首の局所で1分100~120回くらいのペースで血液循環を促進させる。同じペースで継続、10秒以上間をおかない。救急士が到着して交替指示するまで胸骨圧迫をつづけること
4、ガスの匂い、上からの落下物、周囲の車など身の安全を確保して倒れている人の肩をたたいて確認。酔っ払いでないか、斜めから両肩をたたいて確認。
5、人口呼吸はマウスピースがないときはやらない。経口感染の恐れ。止血時も直接ハンカチで圧迫止血をしない、感染の恐れはある。皮膚接触を避けるためスーパーの買いもの袋でもよい
6、のどをあげて気道確保、胸が1センチほどあがるくらいに息をふきこみ、口をはなし、また息を吹き込む。そして胸骨圧迫再開。30圧迫2呼吸の繰り返し。人工呼吸できない時は胸骨圧迫継続。もしもしかめよかめさんよのペースで。
7、AEDをとりだすと警報音、扉をしめると音がなりやむ。現場にもってきてふたを開けると自動的に電源が入り音声指示がはじまる。
8、患者の胸をあける。のどのあたりからハサミをいれて衣服を真ん中から切り開く。肌が汗でぬれていないか、ぺーすメーカーが埋まっていないか、張り薬がついていないか、ニトロはないかチェックして①左鎖骨から下、②右わき腹の電極パットを張り付ける・・心電チェック始まる・・電気ショック必要です!離れてください!人が近づかないことを確認しながらスイッチを押す・・・2000ボルと瞬間通電・・・胸骨圧迫再開・・2分後、心電チェック・・繰り返す
9、交代しながら胸骨圧迫を同じリズムで繰り返す。10秒以上間をおかない。救命士がきて交代するまで続ける。
妻相手に定期的に模擬訓練しておいた方がよさそう。住まい近辺のAEDのありかを確認しておくなどなど再認識しました。
1分100回ペースの胸骨圧迫、かなりの重労働、研修参加のシニアたちが倒れそうな研修会ではありました・・・