写友のYさんが大相撲九州場所の升席のチケットが入手できたので行きませんかとお誘い、渡りに船で行かせてもらいます!!だいぶ以前に高見盛(現、振分親方)が現役の時にいったきり。
14日目に高安がなんとか貴景勝に勝って12勝2敗堅持、千秋楽の同点決勝、優勝決定戦がみれるおぜん立てを作ってくれた。しかし貴景勝が圧倒的に押し込んで高安が苦し紛れにくるっと回転、貴がばったり手をついて負けてしまった勝負だったから同点決勝になっても貴景勝優位の予想。
(十両優勝表彰)
14時9分の西鉄特急にのるべくYさん、Tさんと私の3人、待ち合わせて天神へ。三越のデパ地下で食い物(天ぷらなど)と酒を調達。広い店内と雑踏で少し手間どったが、80番のバスで福岡国際センターへ。15時着。のぼりがづらっと風になびき大相撲の雰囲気たっぷり。当日券をもとめて外人客が並んでいる。升席のチケット提示、案内の女性がついてくれて4人掛けの升席へ。暑い。十両は友風が優勝。しらない力士。
(琴奨菊勝ち残り)
3横綱1大関が休場しているとは思えない熱気。上着やカーディガンをぬぐ。TさんなどTシャツ1枚で100-400のズームレンズなどだしてフルサイズの一眼に装着、撮影準備。私はルミックスの24-600、F2.8レンズのコンデジをだす。パソコンで調べても意外と半そでTシャツ1枚でもOKなどという情報は載っていない。横綱の土俵入りが見れないのは残念。化粧まわしをつけた幕内力士の土俵入り。きれいなもんだ。中入り後の取り組み始まり琴奨菊がでてくると大歓声。勝ち越し。大関から陥落してもよく頑張ているね。
(遠藤ハイポジション四股)
人気力士の遠藤も勝ち越した。番付が下がると勝ち越すね。勝負の世界は力が歴然だね。後席の女性が大声で応援している。どうやら九重部屋の関係者らしい。千代の国、千代丸、千代翔馬と大きな声で声援を送っている。三越で調達したお酒もつまみもすっかりなくなっていた。
(麻生副総理紋付で到着)
やはりテレビで観戦するのとは大違いな現場の雰囲気だね。誰しも大声で応援したくなる雰囲気。隣のおばさんがおとなしく観戦するより騒いだ方がいいみたいねとつぶやいていた。麻生副総理が着席。
今日の主役、貴景勝が登場、一気に館内のボルテージがあがる。
さすがに優勝がきまる一戦、貴景勝が立ち急ぐ、いつもと違う。あやうく錦木に押し込まれ足をすべらしヒヤッとさせるが押し戻し、あっというまに錦木の腰くだけで貴景勝の勝。
さっそうと引き揚げてゆく貴景勝。
これより三役。逸ノ城が輝におしだされ、栃ノ心と地元松鳳山。
これがどよめきの一番。立ち合い手をつかず取り直し。
(連写で撮った1枚、栃ノ心の足がでている)
栃ノ心が押し出したがその前に足がでて物言い、結局松鳳山の勝。わけのわからないなかでのどたばたした面白い一戦でした。しかし栃ノ心、8勝7敗とは情けない。横綱になる力士というのは優勝したあと一気に勝をかさねて横綱までいってしまうもの。あの怪力相撲はどこにいったのか
さあ、いよいよ高安登場。毛深い身体は熊のよう。
だが、すでに負け越している関脇御嶽海の執念、意地のすくい投げでごろりと横転、大関になっての初優勝はもろくも消え去ってしまった。厳しいね勝負の世界は。
向こう正面の解説もと舞の海さん、あーあーという感じの顔つき。会場はしばし騒然。22歳、貴景勝の初優勝が決まった。
弓取式の後の表彰式。何十年ぶりにか君が代を歌わせてもらいました。
(賜盃拝載式)
表彰式。内閣総理大臣杯が麻生副総理から、重そう!優勝力士インタビュー。冷静に押し相撲に徹し勝利を重ねてきた貴景勝もこの2日間はこころの揺らぎがあったようだ。まあしっかり応答していたね、立派なもの。まさに平成後の新世代の横綱めざしこれからスタートだね。1月場所が試金石だね。
神事、大相撲の最後の儀式、神送りの儀式(出世力士の手打ち式の後,行司がほり投げられる・・神さんをおかえしする)があることを知らなかったので見ずに帰ってしまった。6時前天神行きの直行バスで中央郵便局前下車、ネオンの街並みを歩いて角打ちの店へ。
反省会、忘年会をかねて軽くいっぱい。しかしYさん、よくお声がけいただきありがとうございました。実に楽しい時間を過ごさせていただきました)
これからのシニアワールド、もつべきものは気の合うオトモダチです!!
19時半の西鉄特急で帰宅。