スポーツの世界は厳しいね。大相撲九州場所。稀勢の里が0勝4敗、勝てない横綱、みておれないね。真一文字に押し出そうとしたが土俵際で腰を落とせておらず栃煌山にすくわれて先に落ちた。
行事差し違い。今日は4日目だが明日は休場か引退か。先場所はなんとか10勝5敗で復帰できたかと思わせたがだめだね。
MLBエンジェルスの大谷選手が新人王に選出された。投手で4勝、打者で本塁打22本、走っても10盗塁、異次元の、ベーブルース以来の二刀流の実績を残した。しかしこの春のキャンプ、大谷は打てない、投げれない、地獄の苦しみを味わった。高校野球レベルだと酷評された。生活環境の大変化、言葉の壁、大変な状況の中よく耐えられたものだ
ところがところが開幕して早々に圧巻の投球で初勝利をあげ、高速160kmもなげて、打っては3試合連続ホームラン、アメリカ人の度肝を抜いた。
稀勢の里はこの1年、一体何をしていたのか、田子の浦親方はどんな指導をしているのか、横綱には指導できないのか、しかるべきしっかりしたアドバイザーはいなかったのか??はたまたこれが稀勢の里の限界なのか?
かつて野村監督だったか、「負けには不意義の負けなし、勝ちには不思議の勝ちあり」といった。大谷選手はキャンプ中、打てない、投げれない要因分析を的確に行い、開幕以後、見事に修正しきった姿をみせた。しかるべきアドバイザーがいたのか、はたまた大谷選手の持っている天才的な分析能力、修正能力がそれをなしえたのか?いずれスポーツライターが明らかにするであろうが見事なメジャー1年目の勇姿をわれわれに見せてくれた。打者専念の来期、どんな野球をみせてくれるのか楽しみだ
九州場所は白鵬、鶴竜が休んでくれて、協会が喜ぶ稀勢の里復活優勝のおぜん立てをしてくれたのに稀勢の里は不運なのか、だらしないのか、まったく日本人にとっては忸怩たる思いだね。先場所の成績は不思議の勝だったのか?白鵬は稀勢の里の4連敗をにやにやしながら見ているのか、はたまた???