ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

180712 酷暑、被災地大変。アオバズク母鳥、洞からでた、雛見えず!

2018年07月12日 | アフターセブンティ

 有害生物捕獲用のインジケーター作成に九博ボランティアにでかける。この数日、メンバーの関係者にも水害の被害に遭遇した人もいた。量販店が浸水し駐車場が水没状態。娘さんが勤務していて迎えに行ったらしいが店側の対応もちぐはぐだったとか。店への浸水を食い止めるべく客を避難させたり、営業休止処置をとったりなどなど。リスクマネジメントが普段から訓練と共にどうなされていたのか、疑問に残ると言っていた。水の浸水のスピード、車の渋滞、恐怖体験をしたらしい。

 30度をこえる酷暑が続いている。断水20万世帯とか、水もなく泥掃除もできず、容赦ない暑さ。ほんとに被災現場は大変だろうが、ただひたすら頑張ってもらうしかない。へんに慰めや見舞いの言葉も白々しくなってくるだろう。

 ボランティアの帰り、気になっていた観世音寺のアオバズクの確認にたちよる。写真仲間のYさんが大砲レンズを樹のうえにむけて大汗かきながら奮闘していた。メスの親鳥が洞をでて側の樹に止まっているのが見えた。どうやら雛がかえったのか?洞に雛の姿は見えない。

 オスの親鳥はいつもの場所で監視をしている。

メスが羽繕いをしたり首を360度回転させたりしている。Yさん、2~3時間暑い中を汗だくで頑張っているでとか。確か巣立ちまで二十四、五日要すとものの本にかいてあったが雛が巣をでてくるのはもう少し後かもしれない。

 しかし被災地への救援はなかなか大変なようだ。ボランティアをどこに派遣するのか、救援物資の中身は何で、それを欲する人はどこにいて、その仕分けをだれがして、誰が届けるのか?現場にいる人でなければわからないことばかりなのであろう。救援マネジメント人材がほんとに必要と思う・・・・

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180710 西日本豪雨、死者134人悲惨!そんななかアオバズク、生命の営み!

2018年07月10日 | 趣味と交遊

 なんと死者134人に、10日11時現在、九州から中部北陸にいたる西日本大豪雨の死者、悲惨な状況になった。1万人以上の人たちが家を流されたりで暑い中、水や着替えもない状況で非難されている。平成最悪の悲惨な水害事故。広島の安佐地区なんてたしか4~5年前悲惨な洪水被害があった地域、ほとんど対策と言ったものが打たれていなかったのか、倉敷の真壁地区の洪水被害も空前絶後。自分の家の2階まで水浸しになるなんて誰も考えていなかったろう。我が家にも市の作ったハザードマップがあるが、これをベースに住民説明会をすべきだね。

 去年の九州豪雨、山林の大木がごろごろ流れ落ちて悲惨な事故になった。5日慰霊祭がおこなわれて、またぞろ大雨とは大自然のことととて恨んでも恨み切れない心境だろう。川に落ちかかった中学校の校舎がそのまま放置されている現場を1か月前みたが一体行政はどうなっているんだろうね。倉敷の水害地域も高校生が個別につくったハザードマップが指摘していたエリアだったらしい。リスク情報の出し方、徹底の仕方、受け手の認識、それぞれに課題がありそう。わがこととして地震や水害、土砂崩れなどのリスク対策を各家庭でしっかりしておくべきと思うね。

 九州北部が梅雨明けとか。大雨一過、30度を超える暑さ、大自然の変転は劇的。この暑さは被災地にはむごい仕打ちだ。

 妻を西鉄二日市に送った後、観世音寺に向かう。写真仲間が羽をひろげて眼玉をギョロつかせたユニークなアオバズクの写真を先日の写真愛好会例会で披露した。武蔵寺ではまだお目にかかっていない。行ってみた。

 青葉のなかに潜んでいるのでほんとに発見しにくい。オスは洞の中で抱卵中のメスをまもるべく近くで監視している。境内の掃除をしておられた男性に聞いて場所を確認。やっと見つける。今年はじめての御面会。

なんと洞にもメスの姿が。はじめてみましたね。まだ卵はかえっていないようだが・・この2~3日の風雨の中で必死に抱卵していたにちがいない。生命の営みは厳然とすすんでいるようだ。

観世音寺、観光名所だが野鳥も結構多い。コゲラも数羽目の前に。

野鳥観察のフィールドスコープにカメラをつけてオジサンがやってきた。レジャーチェアにすわってじっくり撮影するようだ。毎年、営巣する樹木が違うらしいが営巣に適した洞をアオバズクが見つけるのも大変なようだね。

ぼちぼち雛が生まれるはず。大雨、大水害の一方で営々と生命の営みがすすむ。人間もそれら生物の一つであることを認識して生きるべきと思う。しばらく眼がはなせないことになった。

 それにしても被災しなかった人間は住んでいる場所も含めて本当に幸運としかいうほかない。

 

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180706 大雨特別警報、福岡佐賀長崎、筑紫野、土砂災害警報、スマホなりひびく。小康時、整形外科へ。

2018年07月06日 | アフターセブンティ

 スマホの災害警報がけたたましくなる。こんなけたたましく聞いたのは初めて。数十年に一度の大災害がおこりうる大雨特別警報が福岡、佐賀、長崎3県に出された。わがエリアには土砂災害警報も出された。筑紫野市と言っても結構広い。我が家周辺はそれほど危険地区はないように思うのだがよくはわからない。気象庁のHPに危険度分布マップというのがあるらしい。

 しかし去年の北部豪雨の慰霊式典が昨日あったばかりなのにまた朝倉地区は避難勧告、まったく自然の驚異には腹立たしいだろうね。大雨特別警報でわが命最優先で対処せよというが結局は自分で判断せよということか。

 10時ごろ、雨が小雨に。二日市駅近くのT整形外科にいく。2~3日前からまたぞろ腰の違和感。前屈がしんどい。靴下をはくのがスムースにいかない。椎間板の一番下の方が狭くなっているのはわかっているが諸々の要因が重なって異常発生となる。夏、夜、扇風機をかける頃いつも発症してきた。6月は肋骨がいたくて1か月はジムにもいっておらず運動不足も起因するのか。とりあえず先生に診てもらってからリハビリメニューを決める

 ウオーターベッドマッサージ、赤外線照射、それに骨盤周囲の筋肉緩和マシンの3つ。昼前、コンビニで弁当、おむすびを調達、ガソリンを給油して帰宅。ガレージにいれてとたん雨が強くなってきた。

 住宅の周囲に水がたまり始めている。排水が追い付かない感じ。家ができて20年、排水溝の掃除などほとんどできていないものね。屋根の樋には枯葉がたまったりしているのは見えるが地中の排水管の中はわからない。人間も尿が出なくなれば万事休すだ。静脈をきれいにする必要がある。

 明日、明後日と降り続く予報だが大水害につながらないことを祈るのみだ。京都嵐山、渡月橋したの桂川が濁流、橋げたまで泥水が渦巻いている。大変なことだね。確かにわが家周辺エリアにもがけ崩れが想起される場所は確かにある。もっとリスク感度を高める必要がありそうだ・・・

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180704 熱い日本のワールドカップ終わり、台風一過、庭木乱る!

2018年07月04日 | アフターセブンティ

 しかし、惜しかったね。西野ジャパン、後半最初の攻撃は素晴らしかったね。2-0でベルギーをリードするなんて誰もが想像していなかったのでは?しかし高さを活かした怒涛のベルギーの反撃にすぐ追いつかれ、なんとアディショナルタイムにカウンターでベルギーに逆転ゴールを許してしまった。

後半、あまりに早く2点をとってしまったものだから選手たちも残りをどう戦うか戸惑ったのかね。素人にはわからないがここかしこに日本チームにミスがあったのか、やはりFIFAランク3位チームの底力なのかわからないがね。熱い日本のワールドカップが終わった。

夜半、北部九州西側を台風が通過。予想以上の風の強さでシャッター雨戸が吹き飛ばされるかと思うぐらいだった。今朝、庭木の立ててあったのが倒れたりアーチも45度くらいに傾いてしまっていた。

風速40mを防災センターで体験したことがあるがものにつかまっていないと吹き飛ばされる感じ。自然の猛威はすごい。

 ワールドカップのベストエイトの壁は厚そうだが、もう少しで西野ジャパン対ブラジル戦がみられたのに残念でした。4年後がまた楽しみですね・・・

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180702 台風影響は明日、写真愛好会例会、合評で盛り上がったが?!佐伯泰英、「声なき蝉」なんと面白いことか!!!

2018年07月02日 | 趣味と交遊

 台風の影響は1日ずれて今日は晴天。欠席と言っていたメンバーもでてきていたが10時から写真愛好会の例会スターと。月曜日は各種例会が多いのかコミセンの駐車場は満杯。バス撮影会は2週間延期して23日に決まった。それでも欠席5名、退会1名でて、結局14名でいくことになった。バス会社が安値受注がお上から禁止されていて中型バスのチャーター代が高騰、一人当たりの会費も1万円近くになる。バス会社が企画する1日バスツアーは大型で4~50名乗せるから一人当たりが安くなる。15名が団体扱いの下限らしいので14名というのは微妙だね。

(夏ドリのアマサギが飛来、最初遠目,夜目でサギの幼鳥かと間違う)

 打ち合わせの途中に小学2年生の会合見学がありかわいい子供たちがオジンオバンの会合の部屋にはいってきた。皆かわいい。引率の先生が質問を促す。「写真をはじめて何年くらいですか?」「今、何をしているのですか」などかわいく質問してくる。ギスギスした打ち合わせが一瞬なごやかに。撮影会は桜の季節と紅葉の季節に第一月曜日にすることに決定。まあ加齢と共にバスツアーも大変になってくるね。

 11時半からUSBに入れてもちよった各自の5点の作品をプロジェクターで投影して意見、アドバイスを出し合う。面白い作品が多くだされ、いつもの13時終了が2時間超過。盛り上がりました。

私は入会10年ほどになるが最初の頃の新鮮味は薄れがち。会の中身も変質してきている。が、マイペースでやりますかね。

 この1~2か月、内田康夫の旅情ミステリー一辺倒だったが、久しぶりに佐伯泰英の時代小説に戻る。累計2000万部突破といわれる「居眠り磐音 江戸双紙」、第一巻の「陽炎の辻」から始まって最終第五十一巻の「旅立ちの朝」まで読破。直心影流の達人、坂崎磐根の十六歳の嫡男、空也が武者修行の旅に出る。大分、豊後関前藩で親子の別れ、空也は薩摩の東郷示現流を学ぶべく命がけの修業の旅に出る。空也十番勝負青春篇。アマゾンで中古本のチェック。「声なき蝉」上下。本代、各1円送料300円。602円で調達。新品だと1冊700円。

 読み始める。あまりにもおもしろい。ぐいぐい引き込まれる。なぜかね??

ウキペディアによると佐伯泰英は1942年北九州市西区八幡生まれの76歳。

実家は新聞販売店。家業を継ぐ予定であったが、これを断念して芸術を志す。29歳、1971年より1974年までスペイン滞在。のち、『闘牛士エル・コルドベス 1969年の叛乱』と『闘牛はなぜ殺されるか』、小説『ゲルニカに死す』を発表。スペイン語圏を舞台にした良質のミステリー小説を数多く執筆するが、売れず、ヒットに恵まれないまま1998年、56歳の頃には仕事の依頼が激減。作家廃業寸前の窮地に立たされた。この時、作家として生き残りを図るべく、時代小説への転身を決断。

 57歳、1999年、初の書き下ろし時代小説「瑠璃の寺」を発表。出版されるかどうかさえ分からぬ状態のまま売り込んだ同作は、発売1週間で重版がかかるヒットとなる。佐伯にとっては生まれて初めてのこと。以後、「密命」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズをかかえ、「月刊佐伯」の異名をとるほどのハイペース(ほぼ20日で文庫1冊分を書きおろしているという)で作品を発表する人気時代小説作家となる。主人公の多くは大分豊後諸藩の下級藩士・・・と紹介されている。

 そして、この空也十番勝負。声なき蝉。蝉は十数年暗い地中ですごし、地上に出て1週間ほどで生を終える。なかなかのタイトルだ。そして最初の修業地が藩主の承認状がなければ決して入国できない全く異国の薩摩藩。さて16歳の若武者がどのようにして目的を果たしてゆくのか、波乱万丈のスタートである・・・

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180701 半夏雨の時節!台風接近で明日の佐世保方面撮影会延期。はやH30年上半期終了、はやいね!!

2018年07月01日 | アフターセブンティ

 はや7月。H30年の上半期が終了。上場企業の株主総会もピークを迎えている。われら夫婦の上期決算はどうだったかな。いいも悪いも予算や方針も確たるものはなかったのだから決算もくそもないが、まあ大病も事故もなく元気に過ごせたのだから良しとすべきか。

 24節気72候では夏至の末候、「半夏(はんげ)生ず」頃とある。半夏(からすびしゃく)が生え始め、田植えを終わらせる、農事の節目とされる。この頃降る雨が半夏雨、夏の季語。

        ミステリー ページとじたる 半夏雨

 のんびり休息できる雨なら良いが台風が沖縄に接近、明日は長崎沖日本海も影響が出るのではないか。明日、写真愛好会の佐世保方面への撮影バスツアーの予定だったが安全のため延期する旨、役員幹事からメール。メンバーがふえて20名になったのはよいが平均年齢75歳、正真正銘の後期高齢者の愛好会グループになった。全員参加で日程決めしたはずが6名欠席。そして台風で延期。撮影会の在り方も要検討だね。

 先月、休んだ武蔵寺の写経会に朝からでかける。関東は梅雨明けらしいが今日は台風前の晴れ。気温が30度こえるとか。

 本殿での写経浄行絵。薬師如来の両脇に日光、月光菩薩、その後ろに十二神将が守護神として睨みを利かしている。ここでの写経前の浄行は気分が引き締められる。はやめに来て墨も十分刷り込んで濃い書き味。誤字もなく40数分で書き終える。早くかけるのがいいわけではない。1字1字、仏像を彫るように心をこめて書きうつすのが基本。

 ご住職の法話がおわり昼食(ちゅうじき)。玄関わきに私が寄贈させていただいたアオバズクの幼鳥2羽の全紙写真が掲示されていた。ことしはまだお目にかかれていない。ぼちぼち抱卵が終わる頃だと思うが・・13時、筑紫野歴史博物館に立ち寄る。「武蔵寺経塚発掘50周年、武蔵寺と二日市温泉展」が企画展で開催、今日が最終日だった。地元にありながらじっくり見るのは初めて。常設展もみたがなかなかの内容であった。

 意外とこんなもんだね。市民が住んでいる市の歴史にあまり関心がありそうでない。こまったもんですね・・・

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