wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

京都観光(天龍寺、大沢池、京都駅)

2014-10-05 08:30:27 | 京都・大阪・滋賀
京都音楽博覧会の次の日、京都を観光しました(2014年9月22日)。

今回の京都観光は、嵐山・嵯峨野あたりを散策して、時間があれば二条城に行こうという計画で廻ってみました。
朝、リーガロイヤルホテル京都からシャトルバスで京都駅に移動、地下鉄と阪急線を乗り継いで、阪急嵐山駅に到着。散策のスタートです。


渡月橋と桂川。


世界遺産の天龍寺に入る。


曹源池庭園。
国の史跡・特別名勝になった第一号だという。
夢窓疎石の作庭だが、岩山をくり抜いただけのような簡素な鎌倉・瑞泉寺庭園とは違って絢爛豪華な風景。




曹源池と大方丈。
私はこのアングルが好きかな。


庭園内にはアオサギが悠然とたたずんでいました。


天龍寺を出ると、そこは竹林。


バスで嵐山から嵯峨野の大覚寺に移動。
ここで見たかったのは大覚寺よりむしろ、隣接している大沢池。
平安時代から観月会が催されてきたという大きな池。
ここにはもう京都の都会の喧騒は全くありません。とにかく静か。


船着場のようなところ。


よく見ると池のほとりに古い船が着いています。観月用のものか?


大沢池のすぐ隣りはもう田んぼです。


けっこうな面積がハスに覆われています。
向こうに見えるのは大覚寺心経宝塔。


大覚寺五大堂のあたり。


JR嵯峨嵐山駅に移動して、近くのジオラマ京都ジャパンの蒸気機関車と娘を撮影。
ここで少し娘に遊ばせて(もう少し子どもが喜ぶ場所を探しておけばよかったと反省)から二条城に行くが、
もう閉館していたため京都駅に移動。


京都駅をはじめて散策してみましたが、ここはすごいことになってますね。金沢駅の比じゃない。
空中回廊みたいなところから京都タワーを撮影。


キラキラした広場。


この広い空間の向こうは階段状になっていて、イルミネーションが変化して絵を示している。
そこを上っていくと空中庭園もある。
古都京都の現在進行形の姿ですね。

京都音楽博覧会の後、ペンギン・カフェに会う

2014-09-28 18:19:25 | 京都・大阪・滋賀
今年も京都音楽博覧会に行ってきました(2014年9月21日)。

くるりが主催する野外フェスティバル京都音楽博覧会(音博)は今年が8回目、我々は昨年に続いて2度目の参加です。
今回の主な出演者は、くるりの他、椎名林檎、ペンギン・カフェ。その他、民族音楽系のアーティストが多かったようです。

ネットの告知でペンギン・カフェが参加すると書いてあるのを見て、昔ちょっと好きだった(数曲しか知りませんでしたが)ペンギン・カフェ・オーケストラのことかと思って調べてみると、ペンギン・カフェ・オーケストラはリーダーのサイモン・ジェフスが亡くなったため、息子のアーサー・ジェフスが父の遺志を引き継いて新たに立ち上げたバンドだとわかりました。あらためてペンギン・カフェ・オーケストラのアルバム4枚とペンギン・カフェのアルバム1枚(The red book)を買って夏の間ずっと聞いていました。特に妻がはまっていましたね。音楽のタイプとしては、イギリスの香りのする環境音楽といったところでしょうか。
音楽好きの私としては、彼らのことについては書きたいことがたくさんあるのですがこのくらいにしておきます。
そして、音博に臨んだわけです。


京都駅から近い梅小路公園内の音博会場入口。出演者の垂れ幕があります。
途中から入ったので、椎名林檎、ペンギン・カフェ、くるり、を見ました。
みんなよかったですよ。
ペンギン・カフェは父の時代の曲をたくさん演奏してくれました。ペンギン・カフェ・オーケストラは父サイモン・ジェフスが京都に滞在していた(竜安寺で修業)ときにひらめいたプロジェクトなので、生まれ故郷に戻ってきたよと、アーサー・ジェフスがMCで話していました。


終演後、京都タワーが見えてあたかもロケット基地のよう。


フェスの後、公園内の市電ひろばに立ち寄りました。
チンチン電車が4両置かれています。


ここで会っちゃたんですね、ペンギン・カフェに。
とても親切な人たちで、家族と一緒に写真を撮らせてくれました。
一番左がアーサー・ジェフス、真ん中の人はバイオリンやピアノを担当していた人で名前(ダレン・ベリー?)はわかりません。
この後、近くのコンビニでドラムの人にも遭遇しました。

次の日、京都観光に行くのでそこでまた会うだろう、なんて予想していましたが会いませんでした。
そんなもんですね。

京都・音楽と世界遺産の旅(金閣寺、龍安寺、仁和寺)

2013-10-27 18:21:00 | 京都・大阪・滋賀
京都の旅2日目は世界遺産巡りです。(2013年9月23日)。
地図とにらめっこしながら、京都の世界遺産をどうやったら1日で効率的に周れるか考えた結果、きぬかけの路を歩いて金閣寺、龍安寺、仁和寺の3つのお寺を巡ることにしました。

・金閣・鹿苑寺(臨済宗相国寺派、1397年創建)
・龍安寺(臨済宗妙心寺派、1450年創建)
・仁和寺(真言宗御室派総本山、888年創建)


前日の京都音楽博覧会のあと、リーガロイヤルホテル京都に泊まりました。
京都駅からほど近く、部屋は余裕のある広さで、夕食をルームサービスで頼んだらすぐ運んできてくれたし、気に入りました。京都に来たときの定宿にしてもわるくないです。


京都駅からバスに1時間近く乗って着きました、金閣寺に。右側に左大文字山が見えます。


舎利殿「金閣」。初めて見ました。美しい。


鏡湖池と借景の衣笠山の中のたたずむ姿も見事。


後ろからって写真でもあまり見ないですよね。


そして、きぬかけの路を歩いてやってきたのは、石庭で有名な龍安寺。
方丈の前庭が枯山水の石庭です。この石庭が何に見えるかと禅の問いかけがあるわけですが、前の晩NHKのテレビで見た、重力で歪んだ宇宙空間の表し方を思い浮かべました。重い星の周りには重力が円で描かれていて空間が歪んでいることを模式的に示すんですね。石庭の石は星を表していて、重い星の周りは空間が歪んでいるので砂が円周状に描かれているというわけです。
早い話が宇宙を表しているという解釈です。






方丈の襖絵。


私的には石庭より良かったのが鏡容池の眺め。


人工的な池というより、山奥の天然の池を見ているようで、癒されました。


次に向かったのが仁和寺。
これは仁王門。


仁王門から中門にかけての参道の空間は広々としていて気持ちいいです。


五重塔。


国宝の金堂。壁がきれいです。


屋根の上に、陰陽師みたいなかわいいおじさんが載っています。


中門から仁王門への眺めもいいですね。


本坊表門から宸殿に入ります。
歴代の門跡(皇室出身の修行者)の住居跡です。


中の建物はこのような回廊でつながっています。


襖絵。


北庭は奥に五重塔が見えてぜいたくな眺めです。


帰りは御室仁和寺駅から嵐電、そして鉄道を乗りついで京都駅から横浜に戻りました。

がっつり1日かけて京都観光して満足しました。でも17の世界遺産のうち3つしか見れてないことを考えると京都の広さ・豊かさを思わずにはいられません。


京都・音楽と世界遺産の旅(京都音博)

2013-09-29 17:33:24 | 京都・大阪・滋賀
京都に行ってきました(2013年9月22・23日)。
目的は京都音楽博覧会2013という野外フェスに参加して、次の日、世界遺産の寺巡りをするためです。
連休を利用した、今年最後の夏休みです。


京都といえば京都タワー?今回見に行ったコンサートの主催者「くるり」は京都のバンドで、アルバムジャケットによく出てくるモチーフなんです。京都タワーはあまり高さがなくてレトロなところが街にフィットしているかも。


コンサートが終わって、出口の垂れ幕を見る。
くるりの他に、細野晴臣、奥田民生なども出演していました。
細野さんはカントリー&ウエスタンになってました。気持ちよかったです。