wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ4‐バルセロナ編)

2010-05-29 23:14:52 | コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ)
2010年5月4日はバルセロナ(スペイン)に寄港しました。
バルセロナでアントニオ・ガウディの建築物を見ることがこの旅行の目的の一つでした。当日は、夜中から海が荒れて船も大きく揺れ、バルセロナに着いてからの天気はあいにくの雨でしたが、ガウディ建築見物という目的を果たすことができました。
コスタ・パシフィカは寄港地ごとに複数の観光ツアーを設定しており、バルセロナではGaudi's Masterpiecesというツアーがガウディ建築を最もよく見れそうだったので、私たちは初めそれに申し込んでいました。しかしツアーカウンターで聞いてみるとそのツアーのガイドはイタリア語だけとのことでそれでは全く理解できないので、英語のガイドがついてガウディ建築を中心に周ってくれるBarcelona and la sagrada familiaというツアーに変更してもらいました。


5月3日サボナを出港した時はこんなに穏やかな海でしたが...


5月4日は夜中から海がしけ、朝になっても大荒れでした。おかげで船は左右に大きく揺れました。地中海は内海なので一年中穏やか、10万トン以上の大型客船でしかもスタビライザー付の船はあまり揺れないという、私の中の常識は大きくくつがえりました。この揺れの中で何か作業をしていたら船酔いになっていたかもしれませんが、寝ている時間だったので大丈夫でした。大橋さんのコメントにありましたが下のデッキのほうが揺れが少なかったようです。


バルセロナに無事着港し、ツアーに行くためにデッキ5後方のバー、アラウンド・ザ・クロックに集合します。


ツアーバスに乗ります。


ついにバスの中から見えました。右側の建物がガウディのカサ・バトリョ(バトリョ邸、世界遺産)、その左の建物はプッチ・イ・カダファルクという建築家が設計したカサ・アマトリェール。


ガウディのカサ・ミラ(世界遺産)はバスを降りて見ました。迫力があります。確かにこんな建築物は他のどこにもない!

ネオ・ゴシックと言われていますが、悪魔的な雰囲気もあります。

ここは建物の中や屋上も素晴らしいそうですが、中には入らず、バスで次の目的地に向かいます。


次はグエル公園(世界遺産)です。初めは住宅地として設計されたそうですが、建造物と自然が入り組んだ広い公園として完成しました。







そして、最後の目的地、サグラダ・ファミリア(聖家族教会、世界遺産)です。これを見ずして帰れません。


正面側。偉容というか異様なたたずまい。




建物の外側はおびただしい数の彫刻や装飾で飾り付けられています。普通の教会だと内側を装飾しますが。


建物の内側。柱が樹木のように上のほうで幹が分かれています。


1882年に着工してガウディの死後も延々と建設し、現在も建設中です。完成まであと40年はかかるということです。手間の掛け方が尋常じゃありません。


作業中の人。以前テレビで日本人が彫刻担当の責任者をしていることが出ていましたが、この人も日本人のように見えました。


こうして駆け足でガウディの建築物を見学して、バロセロナ港ターミナルに戻ってきました。
密度の濃い一日でした。



コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ3‐サボナ編)

2010-05-22 18:21:41 | コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ)
2010年5月3日、最初の寄港地であるサボナ(イタリア)を紹介します。
この日は、ジェノバなどへの観光ツアーもありましたがツアーには参加せず、サボナの街を少し散策して、あとは船でのんびりすることにしました。F1グランプリで有名な高級リゾート・モナコには行ってみたかったけど今回そういうツアーの設定はなく、自力で行くにしても時間的にタイトなのであきらめました。


サボナ港に入港します。


接岸します。


船から見るサボナの街。ヨットやクルーザー用のマリーナがあります。



船から見るサボナの街。


下船してサボナの港を少し散策しました。ヨットがマリーナに出入りする時、橋が跳ね上がります。


サボナの街並み。

サボナ港から眺めたコスタ・パシフィカの姿を連続でご覧下さい。











サボナ港を離岸して次の目的地バルセロナに向かいます。

船に戻ってからは、プールとジャグジーを楽しみました。


コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ2‐船内編)

2010-05-15 22:53:19 | コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ)
私たちのクルーズ旅行の日程は次の通りです。

5月1日  成田-ロンドン-ローマ空港着
5月2日  チビタベッキア(イタリア)乗船
5月3日  サボナ(イタリア)
5月4日  バルセロナ(スペイン)
5月5日  パルマ・デ・マヨルカ(マヨルカ島・スペイン)
5月6日  チュニス(チュニジア)
5月7日  バレッタ(マルタ島・マルタ共和国)
5月8日  カターニア(シチリア島・イタリア)
5月9日  チビタベッキア(イタリア)下船、ローマ観光、ローマ空港発
5月10日 成田着

さて、次の寄港地サボナを紹介する前に、少し船の中を探索してみましょう。


セルフ・サービス・レストランのラ・パロマ(デッキ9)


プール&ジャクジーのリド・カリプソ(デッキ9)


アトリウム(デッキ3)からデッキ11まで吹き抜けでエレベーターが繋ぐ。


デッキ3の外側に出るとテンダーボートが上に見える。ここで避難訓練も行われた。


スターダスト・シアター(デッキ3‐5)。少しだけ歌とダンスのショーを見た。


ジョギング・トラックと後ろに見えるのはウォーター・スライダ-(デッキ12)


ウォーター・スライダー(デッキ12)、ジャグジーのリド・ラバンバ(デッキ11)、後方にファンネル


グランプリ・シミュレーター(デッキ12)。体験してみたかったけど時間がなかった。


大型客船の建造で有名なイタリア・フィンカンチエリ造船所で建造された。

他にもサムサラ・スパ、ジム、スペシャル・レストラン、バーやクラブなど多くの施設がありますが、7泊8日では到底回りきれません。


コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ1‐チビタベッキア乗船編)

2010-05-12 01:24:35 | コスタ・パシフィカ(西地中海クルーズ)
コスタ・パシフィカでの西地中海クルーズから帰ってきました。

そもそもの目的は、新婚旅行のために地中海をクルーズで周りたいというものでした。そこでインターネットで様々なツアーを紹介していて、家の近く(横浜)に支店もあるクルーズ旅行会社のクルーズプラネットに相談しました。地中海クルーズは大きく東方面と西方面がありますが、バルセロナのガウディの建築を見たかったので、西地中海を選びました。ゴールデンウィークを利用した10日間で同じような場所を周る船はコスタ・パシフィカ、MSCスプレンディダ、ボイジャーオブザシーズがありましたが、バルセロナを十分観光する時間が取れそうなこと、添乗員が付く可能性が高いということで、コスタ・パシフィカに決定した次第です。

2010年5月1日に成田からロンドン経由でローマ入りしてホテルで一泊、5月2日の朝、バスで乗船港のあるチビタベッキアに向かいました。


バスから船が見えてきました。ワクワクする瞬間です。


到着しました。船の手前にあるのは乗船手続き所です。


ここで乗船手続きや手荷物検査をします。


近くで見るとやはり巨大です。
大きさは総トン数11.45万トン、全長290mで、コスタ・クルーズに所属し、2009年5月に就航したばかりの新しい船です。


デッキ0から乗船します。デッキ0、つまり0階は乗下船に使うだけで、通常はデッキ1からデッキ12までを乗客が使用できるようになっています。



デッキ7の海側バルコニー付の部屋に泊まりました。こじんまりとしていますが機能的、かつとても綺麗で、何より窓やバルコニーからの眺めが最高でした。


いよいよ、出港です。