wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

長浜に行く

2017-02-26 12:07:48 | 京都・大阪・滋賀
滋賀県長浜市に行ってきました(2017年2月18-19日)。

滋賀県長浜市の長浜ロイヤルホテルで大学の同窓会があり、一泊した翌日、長浜市街を散策してきたのでした。
私のいた大学の学科は定員20名でわりとこじんまりとしていますが、その同期生のうち8名が参集したのでした。われわれ同期生は関西、関東、中部、北陸とあちこちに散らばっていますが、その中心にあって交通の便もいいことから長浜が今回の同窓会の場所に選ばれました。今年で学部卒業30周年になります。いろいろありましたが、あっという間でした。幹事さんお疲れさまでした。


東海道新幹線から米原で乗り換えた北陸本線の車窓から伊吹山(日本百名山)が見えました。
ブログ繋がりだったサマンサどら猫さんを思い出します。


これが同窓会会場の長浜ロイヤルホテル。


ホテル玄関にあった盆梅。梅の盆栽だとか。


ホテルの目の前は琵琶湖です。日本一の湖はさすがに雄大です。


南のほうには山並みが。


同窓会の次の日は、数人で長浜市街にある観光スポット黒壁スクエアを散策したのでした。
これは北国街道、北陸まで通じる昔からの道ですね。


黒壁ガラス館。元は明治時代の「百三十銀行長浜支店」。


西門。



海洋堂フィギュアミュージアム黒壁。
アニメやマニアックな動物などのフィギュアで有名な会社。


2Fのミュージアムには入りませんでしたが、1Fのショップにも各種ガチャガチャ等が並びそろっていました。


帰りの新幹線車窓から見た伊吹山。

次回の同窓会は私が幹事になりそう。

書評「読まずに死ねない哲学名著50冊(平原卓)」

2017-02-19 21:47:04 | 書評(その他)


時間がたっぷりあった学生時代には、いわゆるポストモダンあたりの哲学の本も読んだ。大学の教養部のときには、哲学の授業でニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」の講義を聞いたし、哲学のゼミも取ってハイデガーの「存在と時間」の輪読会に参加した。だけど何が自分の中に残っただろうか。哲学の表層をなぞっただけで、何も自分の中にひびいていないような気もする。そもそも哲学書は難しくてなにを言わんとしているのかつかむのが大変だし、営々とした哲学の歴史の中でどの思想が自分にとって大切なのかがわからない。この「読まずに死ねない哲学名著50冊」は、プラトンからデリダまでの哲学の営みの中で重要な著作50冊をわかりやすい言葉で説明してくれる。それはどこまで本質をついたものなのか、単に表層的な説明に終わっているだけなのかはわからない。しかし、とりあえずの形で哲学の全体を見渡せるようにしてくれた。この本を読んだ後、気になる哲学書があったら原著にあたって自ら読解するためのきっかけになればいいだろう。あるいは哲学書は自分に必要ないという判断があってもいいと思う。

頭の整理のために少しだけ、ポイントをまとめる。
・近代哲学の認識論においては、合理論と経験論という対立がある。合理論は、世界は知覚経験によらず、根本原理から推論を合理的に積み重ねることで認識できるとする立場で、デカルト、ライプニッツ、スピノザが代表的な哲学者だ。一方、経験論は、根本原理なるものは存在せず、世界はただ知覚経験によってしか認識できないとする考え方で、ロックとヒュームが代表的な哲学者だ。
・フッサールの作った現象学は、「判断停止」と「還元」という概念によって認識の原理を明らかにする方法を提案したが、多くの現代哲学の土台になっていたり、思考の参照点になっていたりする。例えば、ハイデガーの「存在と時間」では、現象学の方法によって、「存在」とは何か答えを与えようとする。メルロ=ポンティは現象学の観点から、「知覚」や「身体」についての本質論を展開した。レヴィナスはフッサールの「発生的現象学」を用いて倫理の根拠を答えようとする。サルトルやデリダはフッサールを批判しながら持論を展開する。
・現代の哲学が人間存在のあり方として記述していることにはある共通点があるようだ。ハイデガー、メルロ=ポンティ、サルトルらは、いずれも人間はそこにただある存在ではなく、前へ前へと先へ目がける存在であると捉えているところに一つの特徴があるように感じられる。

さて、この本を読んで私自身どう感じたかというと、人間の精神を正確に記述し生きる指針を与えることにおいては、哲学よりも、脳科学や心理学、そして仏教のほうが魅力的に感じられるというのが正直なところだ。

DAVID BOWIE isに行く

2017-02-12 17:04:13 | 美術館・展覧会
DAVID BOWIE isに行ってきました(2017年2月8日)。

デビッド・ボウイの回顧展みたいな展覧会です。土日は混むだろうと考え、平日午前中に人間ドックを受けたあと、この展覧会に足を延ばしたのでした。
彼のステージ衣装や直筆ノート、ライブ映像などの展示を中心に、活動の歴史を追ったもので、ヘッドホンで音楽やナレーションを聞くことができました。来場者は20代くらいの女性が多かったように思います。土日だとたぶんおっさんたちがたくさん来るのでしょう。


会場の寺田倉庫は天王洲アイルにあります。


アラジンセインやヒーローズのCDジャケットが看板になっています。


1Fにはカフェやショップがあり、私はCD(ブラックスター)と本(評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン))を買いました。


エレベーターで5Fに上がったところに会場があります。ここから先は撮影禁止でした。
会場に入ると、いきなりスターマンがかかっていて涙があふれてきました。

2016年1月10日に亡くなったデビッド・ボウイは真に革新的な人物で、私の音楽趣味、私の人生にとってもとても大きな存在でした。あそこまで徹底して表現に向かって生き切るということは、自分にはできないけれど憧れでもあります。そしてすぐれてイギリス的なものを体現していた人だと思います。


寺田倉庫のある天王洲アイルは、東京湾の京浜運河の近く。東京モノレールや新幹線も走るベイエリアです。

横浜コスモワールドに行く

2017-02-08 21:35:59 | 遊園地・公園・遊び場
横浜の都市型遊園地、コスモワールドに娘と行ってきました(2017年2月4日)。

1月の休日は、帰省、旅行、用事などが続き、娘と二人でのお出かけは久しぶりです。
天気がいいので外に行こうと娘に尋ねたところ、遊園地に行きたいというリクエストがあり、横浜コスモワールドに行ったのでした。


クイーンズスクエア側の入口から入ります。


カートは最初は私も同乗、途中から一人で運転してもらいます。


コスモパニックという鏡でできた迷路。出てくるのにちょっと難儀しましたよ。


大岡川をわたって、大観覧車のあるあっち側に移動します。


とにかくジャンプし続けて前へ進むゲーム。


8位ですが、いちおう勝ったようです。


モグラたたき。けっこう早く打てるようになりました。


小さい汽車に乗ったあとポーズ。


この遊園地には立派な(怖そうな)ジェットコースターがあります。


見てるだけでも楽しいですよ。乗るつもりはありません。


さあ来ました。


池の中に突っ込んでいきます。


帰ります。
途中でスカイダックという水陸両用バスが走っているのを見ました。
ネットで調べてみると、60分間、道路と水路の両方を走ってくれるそうですが、大人3,500円、子ども1,700円かかります。ちょっと高いかな。