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總持寺に行った2024年末と2025年始

2025-01-04 23:14:56 | 遺跡・寺社

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2024年末に2025年始と2回、總持寺に行ってきました(2024年12月29日、2025年1月2日)。

 

2024年12月29日(日曜日)のウォーキング先は、鶴見の總持寺と花月園跡に決めました。この日の總持寺は、まだ参拝者が少なく、落ち着いて散歩することができました。 

 

總持寺に隣接する鶴見大学歯学部には歯塚があります。以前、ここの教授の方に教えてもらいました。抜けた歯、抜いた歯、こういうものにも命を見る禅宗(仏教)。


總持寺に車で来た人用の通路。

 

大きな駐車場がありますが、このときは使用禁止中。

 

三松閣(さんしょうかく)。巨大な研修センター的な施設。

 

百間廊下(ひゃっけんろうか)。雑巾がけの修業が行われる場所。

 

大祖堂(だいそどう)に参拝しました。入口脇では、初詣のお店の準備が始まっています。

 

アントニオ猪木のお墓があり、今回はじめて寄りました。猪木は、鶴見区生麦の出身なのです。「元気があればなんでもできる」はその通りだけれど、私は「なにかをやれば元気が出る」と考えたい。

 

参道では、屋台の準備がされています。

 

そのあと寄ったのが、花月園跡。なにやら工事が始まっていました。

 

花月園とは、大正から昭和の時代、東洋一と言われた遊園地でした。谷崎潤一郎の「痴人の愛」には、ここにあったダンスホールが出てきます。古い地図を見るとけっこう広大な敷地があったようです。

 

跡地の一部は公園として整備もされていますが、

大部分が宅地として再開発されるそうです。サカタのタネ跡もそうでしたが、なんかつまらない土地利用法だなと思います。

 

そして年が明けて、2025年1月2日(木曜日)、家族の今年の初詣は總持寺に行くことになりました。私ははからずも連続していくことになりました。

 

屋台の前はそれなりに活気がありますが、お寺全体としてそれほど混雑していなかったので安心しました。敷地が広大だということもあるのでしょう。

 

順路が決まっているので人の流れがよどむこともありません。これは向唐門(むかいからもん)。

 

釈迦牟尼如来を祀る仏殿。いつもは、扉が閉じていたり、工事中だったりで、中をちゃんと見れたのは初めてかもしれません。ここで参拝しました。

 

祀られている太祖瑩山(けいざん)禅師から大祖堂の手前へとヒモが出ていて、

 

こちらの柱を伝って、

 

五色の布に繋がっています。これに触れることで、太祖さまに繋がれるという仕掛けですが、参拝に来られた皆さんは知らないようで、だれも触れていきません。家族に教えて触ってもらいました。

 

おみくじやお守り売り場。かなりいろんな種類のお守りが売られていました。けっこう、商売上手か?

 

帰ります。それにしてもあまり混雑していないのがよかった。最近では、明治神宮や伊勢山皇大神宮に行っていますが、混み過ぎで疲れましたよ。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (hanami)
2025-01-05 06:59:55
「なにかをやれば元気が出る」と言う言葉は素敵ですね。今年の目標にしようと思いました。
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Unknown (wakaby)
2025-01-05 12:59:37
>hanami さんへ
明けましておめでとうございます。
「なにかをやれば元気が出る」の言葉に反応してくれてありがとう。元々は、「心の病気はどう治す?(佐藤光展)」の中で、大野裕氏がうつ病・不安症の認知行動療法の説明として書いていたことです。
曹洞宗(禅宗)もわりと似た考え方をしますね。思い悩む前に、とにかく日々の務めに励むことで、心を軽くしていくということですね。
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