明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2024年末に2025年始と2回、總持寺に行ってきました(2024年12月29日、2025年1月2日)。
2024年12月29日(日曜日)のウォーキング先は、鶴見の總持寺と花月園跡に決めました。この日の總持寺は、まだ参拝者が少なく、落ち着いて散歩することができました。
總持寺に隣接する鶴見大学歯学部には歯塚があります。以前、ここの教授の方に教えてもらいました。抜けた歯、抜いた歯、こういうものにも命を見る禅宗(仏教)。
總持寺に車で来た人用の通路。
大きな駐車場がありますが、このときは使用禁止中。
三松閣(さんしょうかく)。巨大な研修センター的な施設。
百間廊下(ひゃっけんろうか)。雑巾がけの修業が行われる場所。
大祖堂(だいそどう)に参拝しました。入口脇では、初詣のお店の準備が始まっています。
アントニオ猪木のお墓があり、今回はじめて寄りました。猪木は、鶴見区生麦の出身なのです。「元気があればなんでもできる」はその通りだけれど、私は「なにかをやれば元気が出る」と考えたい。
参道では、屋台の準備がされています。
そのあと寄ったのが、花月園跡。なにやら工事が始まっていました。
花月園とは、大正から昭和の時代、東洋一と言われた遊園地でした。谷崎潤一郎の「痴人の愛」には、ここにあったダンスホールが出てきます。古い地図を見るとけっこう広大な敷地があったようです。
跡地の一部は公園として整備もされていますが、
大部分が宅地として再開発されるそうです。サカタのタネ跡もそうでしたが、なんかつまらない土地利用法だなと思います。
そして年が明けて、2025年1月2日(木曜日)、家族の今年の初詣は總持寺に行くことになりました。私ははからずも連続していくことになりました。
屋台の前はそれなりに活気がありますが、お寺全体としてそれほど混雑していなかったので安心しました。敷地が広大だということもあるのでしょう。
順路が決まっているので人の流れがよどむこともありません。これは向唐門(むかいからもん)。
釈迦牟尼如来を祀る仏殿。いつもは、扉が閉じていたり、工事中だったりで、中をちゃんと見れたのは初めてかもしれません。ここで参拝しました。
祀られている太祖瑩山(けいざん)禅師から大祖堂の手前へとヒモが出ていて、
こちらの柱を伝って、
五色の布に繋がっています。これに触れることで、太祖さまに繋がれるという仕掛けですが、参拝に来られた皆さんは知らないようで、だれも触れていきません。家族に教えて触ってもらいました。
おみくじやお守り売り場。かなりいろんな種類のお守りが売られていました。けっこう、商売上手か?
帰ります。それにしてもあまり混雑していないのがよかった。最近では、明治神宮や伊勢山皇大神宮に行っていますが、混み過ぎで疲れましたよ。
明けましておめでとうございます。
「なにかをやれば元気が出る」の言葉に反応してくれてありがとう。元々は、「心の病気はどう治す?(佐藤光展)」の中で、大野裕氏がうつ病・不安症の認知行動療法の説明として書いていたことです。
曹洞宗(禅宗)もわりと似た考え方をしますね。思い悩む前に、とにかく日々の務めに励むことで、心を軽くしていくということですね。