wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

ローマ出張2017年版ーボルゲーゼ公園後編

2018-07-29 15:37:06 | ローマ
2017年11月にローマ出張したとき寄ってきたボルゲーゼ公園の3回目の紹介(最終回)です。


動物学博物館を見たあと、公園の外側を囲む道路を歩きます。大型のトラムがけっこうなスピードで走り抜けていきます。



国立近代美術館。建物の左翼には19世紀の作品、右翼には20世紀の作品が展示されているそうです。時間がないのでここもパスします。


フィルダウシー広場というところの噴水。こういった設備がすべて精巧な彫刻で構成されています。


公園の道を進んでいきます。


池に出ました。「湖の庭園」というそうです。


池のほとりには「アウクレピウスの神殿」といういかにもローマ風の建築物が立っています。


公園の森は紅葉で、まばゆい黄金色です。


通りを進みます。


横を見るとこんなふうに整備された庭園です。


公園の出口近くのきれいな噴水です。

これにて今回のローマ紹介は終了です。ローマにはなぜか縁があってこれで4回目の訪問です。新婚旅行のクルーズで寄ったこともありました。やはり、ローマには休日に来たいものです。

ローマ出張2017年版ー動物学博物館編

2018-06-03 15:06:00 | ローマ
2017年11月のローマ出張時に散策してきたボルゲーゼ公園につき、今回は園内にある動物学博物館を紹介したいと思います。

ここは日本でいえば上野の森(上野恩賜公園)に似ていて、広大な公園の中に美術館、博物館、動物園が点在しています。ボルゲーゼ美術館、ヴィラ・ジュリア国立博物館、ローマ国立近代美術館、ローマ動物園、動物学博物館(自然史博物館)があります。上野の森が好きな私としては、行っておくべき場所でした。


これはローマ動物園の門。動物園といえどもローマらしい重厚さです。


入園料が出ています。大人16ユーロ、子供13ユーロです。
ここは見ないでパスします。


ローマ美術館のとなりにあるのが、動物学博物館。ここが今回の目的地。動物に絞った博物館ということで、どんな展示がされているのか興味を持って見に行きました。


通路を入っていきます。平日とはいえ人けがないのがちょっと気になりますが、チケットを買って中に入りました。


ふつうに動物の標本が続きます。これは昆虫(チョウ)の標本。


そして哺乳類の生きているようなはく製。


アリ塚の切断面かな?


細胞の模型かなと思いましたが、ミジンコがいたりして、なんなんでしょうか。


この博物館で一番充実していたのが、鳥類のはく製です。






そして哺乳類は、現存の動物たちが進化の順に並んでいました。これはもっとも原始的な単孔類の中のカモノハシ。


同じく単孔類のハリモグラ。


有袋類のオポッサム。
このへんまでは、生きた動物はめったに見れないので、はく製でも見れれば貴重です。


有胎盤類のネコなどを含む食肉目。


クジラの骨格。

こんな感じで、はく製などの標本中心に、まじめにまとめられた博物館でした。
人があまりいないので、ゆっくり見れるのはいいかもしれません。

ローマ出張2017年版ーボルゲーゼ公園編

2018-05-26 22:48:33 | ローマ
ローマには2013年に出張していて、そのとき観光した様子を以前紹介しました()。
2017年11月にもローマに出張する機会があり、すこしだけ観光できました。ボルゲーゼ公園を散策した程度ですが、何回かに分けて紹介したいと思います。


泊まっていたホテルのすぐとなりがボルゲーゼ公園というロケーション。


ホテルの反対側はこのように城壁になっています。城壁の向う側が城内だったかな。


毎朝6時ごろになると、ボルゲーゼ公園には白い鳥が集まってきて低空飛行をしています。カモメでしょうか。


この日は数時間フリーな時間ができたので、ボルゲーゼ公園を散策することにしました。これは公園の門です。


公園の地図です。だいたいここに示した赤線にそって番号順に歩きました。


公園の中には道がたくさんあります。たまにこのような飲料や軽食を販売している自動車が停まっています。


ボルゲーゼ美術館です。あまり時間がないのでここはパスします。


近くにはこんな水の出るオブジェや、


異形のものを形どった記念碑のようなものとか、ローマの歴史を感じさせる美術品に囲まれています。


公園はいたるところこのような森になっていて、少し紅葉してきているのがきれいでした。ちらっとリスが走っているのも見えました。


このあたりでよく見た二色のカラスのような鳥。
(つづく)

ローマ出張の旅ーサンタンジェロ城編

2015-11-14 21:47:24 | ローマ
不定期で、2年前のローマ出張時の旅の見聞を振り返っています。
今回のサンタンジェロ城編(2013年10月10日)で、最終回です。


仕事が終わって帰国する日、近くを少しだけ観光しました。
ホテル近くのサン・ピエトロ広場を見に来ました。


パノラマ写真。たくさん椅子が並んでいるので、集まった人たちがここに座って法王のお言葉を聞くのでしょう。


そして、やってきたのがサンタンジェロ城。
大天使ミカエルが屋上に現れてペスト流行の終わりを告げたことから、天使(セント・エンジェル)城という名が付いたといいます。屋上には天使像が据えられています。


城の外壁はまるで地層のように見えます。砂利が緻密に押し固められているようです。


少し城を上がると、テヴェレ川にかかるサンタンジェロ橋がよく見えます。橋には天使の像が並びます。


テヴェレ川の下流方向。


城壁の中。


大砲と弾が展示されています。


外にはこのような公園が。日本とは全く異なる樹木種たちです。


サンタンジェロ橋。


城の中の通路。


天使の像。


城壁の中。


屋上の天使像。


東方向のパノラマ写真。


西(サン・ピエトロ寺院)方向のパノラマ写真。


バサバサとカモメが飛んできて、屋上にとまりました。
絵になるなあ。


城の中。


さて、外に出るとサンタンジェロ橋の前で、ドクロの衣装を着た人が立っています。
写真を撮ると、こっちへ来いと手招きします。
金を取る気でしょうが、気持ち悪いのでさっさとその場を離れました。


帰り道で見た、独特な意匠の小さな蛇口。


ローマ・フィウミチーノ空港近くのホテルで一泊。
モダンなイタリアン・デザインの部屋でした。


早朝、この総2階建てのエアバスA380で帰国の途につきました。

ローマ出張の旅ーヴァチカン美術館見学編

2015-09-06 17:05:05 | ローマ
不定期で、2年前のローマ出張時の旅の見聞を振り返っています。
今回はヴァチカン美術館見学編(2013年10月9日)。


サン・ピエトロ広場から右に向かって、このような城壁のようなところを回り込んで美術館の入口に向かいます。


美術館入口前に止まっている移動式売店。


美術館入口を入ったところ。


中庭のようなところに出る。


建物の中に戻って、美術館の中を進んでいきます。


彫刻がたくさんあります。


館内には壁から天井までおびただしい数の絵画が展示されています。
時代的には古代ローマとルネッサンス期のものが多いそうです。


とにかく順路をガシガシと進んでいきます。


気になった絵はこのように写真に撮りましたが、どの時代の誰のなんという絵なのかまで確認している余裕はありません。
当然ですが、キリスト教に関係していそうなかんじの絵が多いです。
団体行動なのでとにかく順路をガシガシ進んでいきます。


天井がきれいにライトアップされています。








窓からサン・ピエトロ寺院が見えました。
このあたりからシスティーナ礼拝堂に入るのですが、そこは撮影禁止のため写真はありません。
ミケランジェロの「最後の審判」を見ました。


システィーナ礼拝堂を出て、通常の美術館エリアに戻ります。
天井画がきれい。


後半はこのような立体的なオブジェが多かったように思います。


ステンドグラスとか。


陶器とか。


美術館見学の最後は、スーべニア・ショップを見てこのらせん階段を下りて外に出ました。
これでも見たのは美術館の一部だけだったようで、すべて丹念に見てまわると1週間はかかるそうです。