休日のウォーキングに時々、入江川緑道という入江川の上流部に行っているのですが、柳瀬博一氏が言うところの小流域地形というものを確認してみようという思い付きで、下流部にも行ってみることにしました(2021年2月28日)。横浜市のホームページによると入江川の延長は1.43㎞とされています。そんなに短いのかな?もう少しあるような気もしますが。
入江川の中流部である、大口駅南の線路を渡ったところから下流に向かってスタートします。
ずっとこんな感じのコンクリートの川岸に囲まれて、横浜線沿いを流れています。
国道1号線を越えます。ここで横浜線から離れていきます。
少し川幅は広がりますが、ずっとこんなかんじ。水は濁っていて、生き物の気配はナシ。川の水はゆっくり上流に向かって流れているように見えます。潮が満ちてきているタイミングでしょうか。
国道15号線を越えると、河口が見えてきました。ここまであっという間に着いてしまいました。やっぱり短い川です。
左から入江川が流れてきて、右側の運河に合流。埋め立てが行われる前は、ここが海に面した河口だったそうです。
そして、河口近くの運河には首都高速が走り、子安の船着場があります。ここには、遊漁船、プレジャーボート、あなご漁船などが停泊しているそうです。
昭和のバラックのような建物が運河にせり出していて、数十年の風雨や高波によく耐えてきたなというタイムスリップしたような風景が展開しています。
たくさんの筒のようなものを載せているのが、アナゴ漁船です。
埋立地をさらに海側に行くと、貨物線が通っていて、
工場地帯に突き当たり、進入禁止になっています。左が太陽油脂の工場、右がマツダの研究所です。
というわけで、入江川下流はあまりおもしろいところではありませんでしたが、河口部運河の船着場は不思議な情緒が残っている場所でした。