wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

東京散歩 その2-皇居外堀(牛込濠)

2019-06-29 14:08:00 | 東京・川崎
外濠(皇居の外堀)は毎日の市ヶ谷への通勤時に見えるところにあります。

外濠は、徳川幕府樹立後に江戸城を取り囲む2重の堀の外側の堀として作られたものです。もともと江戸城の周りを一周していたのですが、埋め立てられてしまって、残っているのは一部となっています。


JR中央線の四谷、市ヶ谷、飯田橋に沿って、外濠は門で区切られて、四谷濠、新見附濠、牛込濠と連なっています。西の四谷から東の飯田橋に向かって水面は下がっていきます。ここは溜池のようで水の流れはありません。飯田橋から東へは、神田川が流れ込んでいて流れがあります。


牛込濠を市ヶ谷から飯田橋方面に向かって望みます。
緑も多くて、都会の中のオアシス的なちょっとした景勝地だと思います。


濠の土手は遊歩道になっていて、桜の季節には花見もできます。
この周辺は大学が多いです。法政大学、東京理科大学、日本歯科大学などがあります。


濠のそばを中央線が通っています。
しかし、安全のためか水面の近くまでは入れなくなっていて、水面近くまで行ける場所は、市ヶ谷にある釣堀と、


飯田橋にあるキャナル・カフェというレストランぐらいかと思います。
ここは、神楽坂のそばです。


濠に面して川床みたいになっている、オープン・カフェのようです。
昔、ボート発着場があったところを利用しているようです。
私は入ったことのない店ですが、観光気分を高めてくれそうなロケーションです。

東京散歩 その1-靖国神社

2019-06-22 09:22:39 | 遺跡・寺社
ずっと神奈川県で仕事をしてきましたが、この一年くらい東京の市ヶ谷の職場に毎日通っています。
仕事が早く終わったときには健康のためのウォーキングも兼ねて、近辺を散歩してみることにしました。興味の赴くままに歩いて見た今の東京を、スマホのカメラで捉えた写真とともに紹介していきたいと思っています。

その1は、九段にある靖国神社です。
ちょっとこわいイメージの神社だったので、これまで参拝に来ることはありませんでした。しかし、よく国際問題のニュースに出てくる気になる場所だったので、行ってみました。明治維新以降の戦没者-戦犯も含めて-を祀る神社です。皇居の内堀と外堀の間にあって、天皇をお守りします的なロケーションです。とうの天皇はここについて内心複雑な思いを抱いていることと思いますが。


神社の案内図。下のほうに参道があって、上のほうに行くと社(やしろ)が立ち並ぶ内苑があります。


参道の入口から入ります。
ウヨクが集まっているということもなく、時々サラリーマンが歩いているくらいで広くて静かな雰囲気でした。
大鳥居は、高さ25mという大きなもの。


参道の途中にある大村益次郎の銅像。
日本陸軍の創設者だそうです。


さらに歩いていくと、内苑が見えてきました。


しかし、内苑は18時で閉門してしまったようで、ここから先には入れませんでした。
近くでは警戒中の警察官とタクシーの運転手が談笑しています。ふしぎと平穏な雰囲気でした。
内苑に入るのはまたの機会にします。

さようなら、アビ

2019-06-15 14:14:55 | 猫・犬
うちのネコのアビが亡くなりました(2019年6月6日2時)。


先日お伝えした通り、腎臓病を患っていて、同時に腹部に腫瘍のようなものもあったらしく、4月ごろから体調は良くなったり悪くなったりで大きく波打っていました。そして、とうとう6月6日夜中の2時ごろ息を引き取りました。15歳でした。


亡くなる5日前(6月1日、土曜日)には気丈にも歩き回って、私に小さな声と目で訴えかけてきます。エサが欲しいのかなと思って、エサをあげたのですが食べません。妻がトイレを掃除してみたら、今度はエサを少しだけ食べました。もう食欲はなかったと思いますが、私たちにせいいっぱい甘えてくれたのだろうと思います。このときがアビのエンジェルタイムだったのでしょう。(ネコのエンジェルタイムについて


その日の夜ぐらいからはずっとうずくまっている状態が続きました。
小声で般若心経を唱えてあげました。安心して行くべきところへ行けるようにという祈りです。


そして、6月6日(木曜日)夜中の2時ごろ妻が見取る中亡くなりました。


6月9日(土曜日)にお葬式をあげました。


ペットの移動式葬儀屋さんに来てもらって、焼いていただきました。

病気の苦しみから解放されてよかったねと思う一方、別れの寂しさはどうしたってあります。
お母さん(ネコは飼主を母親と思っています)、ぼくはどうしてこんなに早く死ななきゃならないの?と思っていたんじゃないかと気になりますが、そう考えることは禅的でないですね。生を全うしたと思わなければ。

南無アビ。

MSCスプレンディダ(横浜港大黒ふ頭)

2019-06-08 22:26:11 | コスタ,MSC,ロイヤルカリビアン,アイーダ,ノルウィージャン
横浜港大黒ふ頭に入港したMSCスプレンディダを見てきました(2019年6月2日)。

先日に続いて、船の記事です。ずっと閉鎖されていたベイブリッジのスカイウォークが、大黒ふ頭に客船が来たときなどの土日だけ解放されるようになりました。そこで、大黒ふ頭に入港したMSCスプレンディダを見るためにスカイウォークに行ってきたのでした。バスは横浜と鶴見から出ていますが、バスの本数が多い鶴見でランチを摂ってからバスに乗って行きました。


スカイウォークの入口。ここからエレベータでベイブリッジ下の歩道まで上り、海上の2個目の橋脚のところにある展望台まで歩いて行けます。9年前、営業が終了する前に来たことがあります。そのときのレポートはこちらです。ベイブリッジの外側のふ頭に大型客船用の簡易型ターミナルを作ったらいいのに、なんて書いてましたね。


MSCスプレンディダがいました。大きいです。
船の基本データは次の通りです。
MSCクルーズ所属、2009年竣工、総トン数137,936t、全長333m、乗客定員3,360人、スタンダード・カテゴリー。


スカイウォークのエレベータで歩道のところまで上ります。
最近新設された白い屋根の「大黒ふ頭客船ターミナル」がよく見えます。


スカイウォークの歩道。




歩道からはこのように外港側が眺められます。




展望台に来ました。


大黒側。


本牧側。


本牧ふ頭の大型コンテナ船。


MSCスプレンディダをもう少しよく見ときましょう。


拡大したほうが船の大きさがよくわかりますね。


ベランダ付き客室のなんと多いこと。


さて、歩道を逆戻りして帰ります。

こうして、10万トン以上のベイブリッジをくぐれない客船でも停泊できる場所が横浜港に整備され、われわれ見物客もある程度近くから眺めることができるようになったということで、とりあえずはめでたしめでたし。でも望むべくはもっと近くから見れたらうれしいですね。

最近のアビ

2019-06-01 09:42:51 | 猫・犬
3匹いたうちのネコたちの中で唯一生き残ってがんばっているアビの最近のようすです(2019年5月)。

アビはふだんの性格はおとなしいのですが、夜になるとリュウタ兄貴といっしょに走り回って大騒ぎしたり、目を離したすきに人の食べ物をかっさらったりする、ちょっと野生の入ったネコでした。そして人見知りが強くて、赤ちゃんのときから世話してくれた妻にしか甘えない、何年もいっしょに暮しているのに私や娘には甘えてくれないネコでした。

そんなアビも、2017年にリュウタ兄貴が亡くなってから心境の変化があったのでしょうか、私にも甘えてくれて、撫でると気持ちよさそうにのどをゴロゴロいわせるし、手をなめてくれたりするようになったのです。もう15歳ですから、老人力が育ってきて図太くなったのか、あるいは一匹残った猫として人との交流に気持ちが向かうようになったのかもしれません。



しかし4月くらいに、食事もしなくなり、ぐったりしてずっと寝ていることが多くなりました。獣医さんに診察してもらったところ、腎炎だとのこと。ネコはもともと腎臓が弱いと言われていますからね。腎臓病薬とステロイド剤を処方してもらい、少しずつ回復はしてきました。写真は、手渡しでなんとか食事をしている様子。


最近は体調のいいときわるいときが交互にやってきますが、多少は食事もできていて、調子がよければごらんのように歩き回る姿を見せてくれます。


以前は太っていたのですが、やせたので体格的には健康になっています。


今でも妻が大好きなのは相変わらずで、出掛けていると帰ってくるのを待ちわびています。