この日は、富士急行線で終点の河口湖駅まで行き、カチカチ山こと天上山にロープウェイで登り、富士急行線で富士山駅に移動、そこからバスで忍野八海に行き、忍野温泉旅館で泊るという行程でした。

ロープウェイでカチカチ山に登ります。河口湖の眺めがすばらしい。

湖畔の風景を見ると、まるでアルプスのふもとのイタリア湖沼地方かと見紛うような景色です。

ロープウェイの終着地は、展望台のある天上山公園になっています。
標高は、河口湖が833m、天上山展望台が1075mです。頂上まで登ると1104mあるそうです。

なぜここがカチカチ山とよばれるようになったのか、その由来が書かれています。昔話の「カチカチ山」はこのあたりの山が舞台だったと、太宰治が書いたことからきているようです。

展望台からは富士急ハイランドも見下ろすことができます。
残念ながら曇っていて富士山は見えません。

さて、ロープウェイで下に降ります。このホームがなかなかこわい感じでした。

ロープウェイがやってきました。屋上にタヌキが乗っています。「カチカチ山」の物語にちなんでいるのでしょうか。

少し青空が見えてきました。雲がきれいです。

富士急行線河口湖駅から富士山駅まで移動です。こんなヨーロピアンなデザインの列車です。

忍野八海に着きました。これはお土産物屋などが並ぶ人造池。

涌池。
道にはたくさんの人が歩いています。

藻がはえてます。伏流水なのでとうぜん水の透明度は高いです。

濁池。

カモが泳いでいます。

お土産物屋街の休憩所に行きました。9割以上が中国人のようです。どこか違う国に来てしまったような異様な感覚がありました。
ツアーバスの集合時間だったようで、このあとこの人たちはみんないなくなってしまいました。

銚子池。中国人観光客がみんなひけてしまったので、うって変わったように静寂につつまれる忍野八海。

忍野八海から流れ下って桂川に合流し、相模川となる流れ。

お釜池。
このあたりで夕食をと考えたのですが、食堂はみな昼しか営業していないんです。けっこう不便な土地です。

コンビニで夕食を買い込んで、15分ほど歩いて忍野温泉旅館に到着。
今日の宿です。温泉はさらっとしたお湯でした。
Antonio Loureiro - Só - 01 - Pelas águas(水を想う)