wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

万博記念公園に行くー2(太陽の塔内観、園内周遊)

2019-04-27 09:21:23 | 京都・大阪・滋賀
大阪の万博記念公園に行ってきました(2019年4月13-14日)。
前回に続いて、太陽の塔内観と、2日目の園内周遊までの紹介です。


太陽の塔の中に入ります。ここは、半世紀にわたって閉ざされていたのですが、2018年に再生されて一般に開放されたのです。
ここは「地底の太陽」ゾーン。




万博当時の地下展示「過去:根源の世界」の雰囲気を体感するために再現された空間です。


ここから、「生命の樹」ゾーンです。
中央の生命の樹が系統樹のようになっていて、原生動物から人類までの進化の様子が上に向かって展示されています。
この地下一階のみ撮影が許されています。




階段を上に上がっていきます。腕のあるところまで行けます。腕の中の構造があたかも宇宙船の中のように見えて未来的です。写真でお見せできないのが残念です。


外に出ました。月が出ています。
中は閉じた赤の世界、外は開かれた青の世界。そのコントラストは、世界のありようのようです。


夜はライトアップされ、目が光っています。なにかざわざわする脅威のようなものを感じます。


オオサカホイール。
エキスポシティに移動して、「大阪粉もん お好み焼き 五郎ッペ食堂」で粉もんを食べました。


次の日の朝、ホテルの部屋から万博記念公園をスイングパノラマで撮影。


今日も、万博記念公園にやってきました。


夢の池で、サイクルボートのブラックスワンに乗りました。




池の中には、イサム・ノグチ作の様々なオブジェがあります。


4人乗りだから、家族で楽しめます。


世界一周をした世界最小のヨットという、アホウドリ二世号。


太陽の塔の周りにあった大屋根の一部が残っています。


最後に寄ったのは、国立民族学博物館。黒川紀章の設計です。


あまり時間がなかったので、本館の展示を見るのは断念し、こちらの[特別展]「子ども/おもちゃの博覧会」を見てきました。
江戸時代から戦後の玩具まで展示されていて、自分が子どものころ-昭和中期のおもちゃもあって懐かしかったです。


レストランみんぱくで、本日のフォーランチを食べました。本格的なエスニック風味でおいしかったです。

常設展も興味深いので、機会があったらぜひ見てみたいものです。

万博記念公園に行くー1(園内周遊、太陽の塔外観)

2019-04-20 16:07:44 | 京都・大阪・滋賀
大阪の万博記念公園に行ってきました(2019年4月13-14日)。
その1日目、園内周遊と太陽の塔外観までの紹介です。

1970年、大阪府吹田市で開催された大阪万博こと日本万国博覧会の会場跡地は、万博記念公園として再整備・解放されています。その中でも、万博当時から大切に保存されてきたシンボル的施設が岡本太郎作の「太陽の塔」です。今回、その内部が整備・再公開されたということで、妻の希望で見に行ってきたのです。
なお、2025年には大阪市夢洲地区で大阪・関西万博が開催されることになっています。


新大阪駅から地下鉄御堂筋線、大阪モノレールと乗り継いで、万博記念公園駅に向かいます。
モノレールから太陽の塔が見えてきました。


本日の宿、ホテル阪急エキスポパーク。
まずは部屋に入って荷物を置きます。ホテルに入って気がつきましたが、15年くらい前に、とある学会に参加するために滞在したことのある場所でした。


ホテルの部屋からの風景はすばらしいです。駐車場越しではありますが、万博記念公園やその向こうの山並みまで一望できます。


ホテルをいったん出て、万博記念公園に入園します。


中央口正面から見る太陽の塔。


まずは、森のトレインで園内を周遊してみました。


チューリップの花園。


水すましの池。


山桜などの咲く林。


公園のとなりにある阪大病院の屋上にはドクターヘリが停まっているそうです。


国立民族学博物館。




万博おもしろ自転車広場で遊びます。


夕方、太陽の塔の近くにやってきました。
近くで見るとかなりの迫力があります。


後ろから見えるのは、黒い太陽の顔のようです。
さて、予約してあるので18時になったら中を見に行きます。
(つづく)

長浜に行く

2017-02-26 12:07:48 | 京都・大阪・滋賀
滋賀県長浜市に行ってきました(2017年2月18-19日)。

滋賀県長浜市の長浜ロイヤルホテルで大学の同窓会があり、一泊した翌日、長浜市街を散策してきたのでした。
私のいた大学の学科は定員20名でわりとこじんまりとしていますが、その同期生のうち8名が参集したのでした。われわれ同期生は関西、関東、中部、北陸とあちこちに散らばっていますが、その中心にあって交通の便もいいことから長浜が今回の同窓会の場所に選ばれました。今年で学部卒業30周年になります。いろいろありましたが、あっという間でした。幹事さんお疲れさまでした。


東海道新幹線から米原で乗り換えた北陸本線の車窓から伊吹山(日本百名山)が見えました。
ブログ繋がりだったサマンサどら猫さんを思い出します。


これが同窓会会場の長浜ロイヤルホテル。


ホテル玄関にあった盆梅。梅の盆栽だとか。


ホテルの目の前は琵琶湖です。日本一の湖はさすがに雄大です。


南のほうには山並みが。


同窓会の次の日は、数人で長浜市街にある観光スポット黒壁スクエアを散策したのでした。
これは北国街道、北陸まで通じる昔からの道ですね。


黒壁ガラス館。元は明治時代の「百三十銀行長浜支店」。


西門。



海洋堂フィギュアミュージアム黒壁。
アニメやマニアックな動物などのフィギュアで有名な会社。


2Fのミュージアムには入りませんでしたが、1Fのショップにも各種ガチャガチャ等が並びそろっていました。


帰りの新幹線車窓から見た伊吹山。

次回の同窓会は私が幹事になりそう。

京都観光(琵琶湖疏水、京都市動物園、南禅寺、南禅院、岡崎公園界隈、白川)

2015-09-26 21:41:01 | 京都・大阪・滋賀
京都音博の次の日、京都東山方面、つまり表題のようなところを廻ってきたのでした(2015年9月21日)。

ここ3年毎年行っている京都観光、2年前は洛北、1年前は嵐山を廻り、今年は東山に行きました。
清水寺界隈に行くことを予定していましたが、子どものために行った京都市動物園にけっこう時間がかかったので、近くの南禅寺を中心に廻ることに予定変更しました。


泊まっていた日昇館尚心亭からは鴨川が近い。
これは三条大橋です。


川底の石畳がきれいです。


先斗町歌舞練場や川床の店が見えます。


地下鉄で三条京阪駅から蹴上駅に移動。
駅から北に向かって歩道を歩くと右側は琵琶湖疏水のインクラインです。
ここから山のほうに入ったところに昔デビッド・ボウイが住んでいたそうな。
このあたり街や風景が洗練されています。


インクラインの下り方面。


インクラインの上り方面。
明治の時代、ここに見えているような小舟をトロッコに載せて、物資を琵琶湖と京都間で運搬していたそうです。


南禅寺前の橋からインクラインを見る。左を琵琶湖疏水が勢いよく流れてきます。
この豊かな水を利用して、南禅寺界隈は池を中心とした日本庭園がたくさんあります。
その多くは未公開なのだそうです。


京都市動物園に入ると、目の前が琵琶湖疏水の十石舟乗船場。
インクラインの終着点。


ここでインクラインを運ばれてきた小舟が琵琶湖疏水の流れに入って、船として航行するわけです。
向うにウェスティン都ホテル京都が見えます。


さて、京都市動物園には小さな遊園地があり、観覧車に乗りました。


そんなに高くないけれど眺めがいい。こちらは東。


こちらは西。京都市美術館が見えます。


ベンガルトラ。


ジャガー。


フェネック。


ミーアキャット。


図書館カフェ。


いったん外に出て昼食をとってから動物園に戻り、見たのがゴリラ。
哀愁の背中。


熱帯動物館のヘビ。


マダラヤドクガエル。


インドオオコウモリ。


動物園を出て南禅寺に向かいます。


中門。
臨済宗南禅寺派大本山の南禅寺。
京都五山の上に列せられている、大きな禅寺です。


三門。
これはそうとう大きいです。


三門から法堂のほうをのぞき見る。
木々の緑と日本建築のコンビネーションが美しい。


三門に上ってみました。
こちらは南。塔頭が見える。


西。
石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言ったという眺め。


そして北西。
手すりが低くて、けっこう怖いんです、これが。


北東。
右が法堂。左が僧堂で雲水の修行の場。


三門から法堂に向かう道。


法堂。


法堂から南に行くとあるのが水路閣で、琵琶湖疏水を通している水路。


水路閣のむこうにあるのが亀山法皇が作った南禅院で、南禅寺発祥の地。


その南禅院に入りました。


ここは庭園が美しい。


夢窓国師の作庭。


赤トンボ。
















さて、次は南禅寺に戻って国宝の方丈に入ります。


さりげなく置かれた龍の襖絵。


そして、枯山水の方丈庭園。
小堀遠州の作という。








方丈はこのように渡り廊下でつながっている。
皇室ゆかりの寺らしい寝殿造。




茶室、不識庵。


これは方丈の隣の本坊の大玄関。


三門わきから見える空はすっかり秋。


南禅寺を出て、五右衛門茶屋に入り、ぜんざい、みたらし団子、かき氷を頼みました。
みたらし団子が香ばしくておいしかったです。


そして、岡崎公園界隈を散策しました。
これは京都市美術館。
マグリット展、ルーブル美術館展、院展と3つも展覧会をやっていて人がやたら並んでいました。
中には入りませんでしたが。


平安神宮。


琵琶湖疎水にかかる慶流橋から東を望む。


大鳥居。


帰りに、慶流橋の近くで琵琶湖疎水から分かれる白川沿いを東山駅まで歩きました。


名前の通り、水底の白砂がきれいです。


とてもいい雰囲気のある川と街の風景でした。







これで、今回の京都の旅はおしまい。
だいぶ歩きましたけど、東山は3回くらい来ないと廻りきれないですね。

京都音楽博覧会2015に行く

2015-09-22 18:07:13 | 京都・大阪・滋賀
京都音楽博覧会2015に行ってきました(2015年9月20日)。

京都のバンドくるりが主催して多彩なアーティストが参加する野外コンサート、京都音楽博覧会の開催は今年で9年目だそうです。うちの家族は今回が3回目の参加で、毎年恒例の行事になってきています。小さな子供がいても気楽に参加できるのがとてもいいところです。
今年の出演アーティストは、くるり、木村カエラ、高野寛、indigo la End、Cosmo Sheldrake、八代亜紀、Antonio Loureiro、ましまろ、でした。昨年は、ペンギン・カフェが参加するということで、ペンギン・カフェやその前身バンドで昔少し聞いていたペンギン・カフェ・オーケストラを聞きかえしてみて改めてその素晴らしさに開眼したものです。今年はAntonio Loureiroが気になってCDを聞きました。完全にはまりました。最高のアーティストです。このように今までよく知らなかった素晴らしいミュージシャンを紹介してくれるところもこのコンサートのよさです。


12時開演に少し遅れて入場。
最初の出演は高野寛。アコギでの弾き語りでした。
昔よく聞いたアーティストです。最近のほうがアレンジがアコースティックでミニマルな感じになってきていいかもしれません。


いったん会場外に出て、梅小路公園にあるアスレチックで子どもを遊ばせます。


再入場して、いろいろ聞いていきますが、トリ前のAntonio Loureiroがやっぱり素晴らしかった。
アコースティック・ピアノでの弾き語りでした。気持ちがよくて、脳みそにすごい刺激を伝えてきて、なんなんでしょうかこれは。ものすごい高尚な音楽なんだけどポップなんです。CDではアンサンブルでやっていますが、ソロで聞いても最高でした。今年No.1の発見です。


くるりは安定した感じで聞けました。
トランぺッターのファンファンが産休ということで、メンバー構成に変化がありましたが、ピアノがけっこうよかったです。


そして、宿にむかいました。
今年は、京都駅近くのリーガロイヤルホテル京都が取れなくて、東山方面の日昇館尚心亭に泊まりました。