wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

今年の菊名池のカルガモ子育ては如何に?

2024-07-20 08:01:35 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

毎年7月になるとカルガモのヒナが見られる菊名池ですが、今年の子育ての状況はどうでしょうか?

 

6月30日、家から虹が見えました。二重になっています。梅雨の日の空。

 

7月7日、もしヒナがかえっていれば見れるだろうと思い菊名池に来てみましたが、ヒナはいません。

 

池の横に井戸のような構造物があり、水がカラカラに枯れているときもありますが、

この日は水が溜まっていました。どういう仕組みになっているのかわかりませんが、雨が降ったあとは溜まるのかもしれません。

 

この井戸のような構造物から池に向かって水の流路があるので、池の水源の1つになっているのかもしれません。

 

カルガモが1羽こちらに向かって泳いできました。

そして、向う側へ帰っていきました。なにか危険はないかと偵察に来たのでしょうか。

 

7月14日は、昼過ぎと夕方の2回、菊名池を見に来ましたが、ヒナは見られません。というか、カルガモが1羽も出てきません。

かわりに、セミが羽化しているところを目撃しました。米国では、13年ゼミと17年ゼミが221年ぶりに一度に羽化するので、1兆匹のセミが現れると予想されています。セミと大統領選で相当うるさそうな今年の米国です。

さて、カルガモの今年の子育てはうまくいかなかったんでしょうか。また、見に行ってみます。


12月の白幡池・菊名池ーリスを発見

2024-01-06 08:10:16 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

さて、昨年のことですが、地元の白幡池と菊名池を見て回っていたら、菊名池でリスを発見しました(2023年12月24日)。

 

白幡池。

 

いつも釣り人がいます。

 

ここはカルガモが多くいます。20羽近くいましたが、他の種類の鳥はいません。

 

こちらは菊名池。いつもいるカルガモが3羽くらいと、北からやって来たキンクロハジロが20羽くらい見られます。

これは、12月10日に撮った写真ですが、キンクロハジロはオスしかいません。

 

それが、12月24日には、オスだけでなく、メスも来ています。わき腹が白いのがオス、灰色のがメスです。オスが先、メスが後にやってくるというのは、前年にも観察しています。チャールズ・ダーウィンは「人間の由来」の中で、渡り鳥が繁殖地にやってくる春には、オスが先に来ていて、後からメスが来て、繁殖の相手を選り好みするのだということを書いています。これは、性淘汰の行動の一つと考えられます。しかし、冬、越冬地にやってくるのも、オスが先、メスが後というのはどういう理由なのでしょうか。オスのほうがメスより飛ぶのが速いから?メスは生まれた年の若鳥の渡りをサポートするために時間がかかるのか?

 

ハシビロガモも、2羽くらいいました。

 

いつもいるハトは、白い羽色の仲間と(上写真)、灰色の仲間(下写真)がある程度わかれて、付かず離れずのように行動しているように見えます。これは、血縁度の距離(遺伝的な近さ、遠さ)を反映した行動なのでしょうか?

 

そして、池のほとりの木の枝にリスがいるのを発見しました。ここでリスを見たのは初めてです。おそらくクリハラリスです。よくタイワンリスとよびますが、タイワンリスはクリハラリスの台湾固有亜種のことです。

クリハラリスは以前から、鎌倉でよく見られますが、とうとう、ここ横浜市神奈川区まで生息域を広げたのでしょうか?愛らしい小動物のクリハラリスですが、外来種であり、食害や地域の固有種を減らしてしまうなどの外敵扱いされています。しかし、ほんとうにそうなのか疑ってみる必要がありそうです。外来種は全て悪者という考え方は、心情的にはよくわかりますが、ほんとうのところ全てそうなのか?

身近にいる動物たちの不思議に、思いをはせてみました。


菊名池のカルガモの子育て2023年版

2023-07-29 08:03:23 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

地元の菊名池でのカルガモの子育てを3年間見てきました。今年2023年はどうなっているでしょうか?まず、過去を振り返ってから、今年の状況をレポートしたいと思います。

 

2021年7月。このときは、4羽のヒナが母鳥のそばにいるのが確認できました。ただし、このあと何羽が無事成長できたかはわかりません。

 

2022年7月。1羽だけヒナを確認できました。

 

そして今年、2023年。5月21日はカルガモが1羽も見られません。この時点では、母鳥が茂みにかくれて営巣していた可能性はあります。

 

6月11日。この日もカルガモがいません。

 

7月9日、とうとういました、カルガモの子どもちゃんが。ヒナと成鳥の中間くらいの大きさの幼鳥が1羽いました。

親鳥も寄ったり離れたりして、子を気にかけているようです。

 

あと1羽、幼鳥が一瞬だけこの茂みから出てきて、すぐ戻ってしまいました。なので、幼鳥は少なくとも2羽いるようです。3年連続、カルガモは子育てができたようです。最終的に、成鳥にまで成長できたかどうかは確認できていませんが。カルガモは、10数個の卵を産むと言われていますが、その中から大人にまで育つのは、1、2羽程度というかんじです。たくさん産んで少なく育つという生殖戦略をとっていると言えるでしょう。

 

7月23日。おそらくカルガモの子がいますね。

 

この日は、成鳥も多くいて、幼鳥も合わせると5羽のカルガモを見ました。一時期いなくなっていたのですが、どこからか戻ってきたようです。


家から鶴見川まで最短距離で往復する

2023-06-24 08:12:39 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

先日、家から鶴見川まで歩いて往復してきました(2023年6月11日)。鶴見川まで電車で行くとすると、東横線を使っても横浜線を使っても2駅か3駅先になります。徒歩で最短距離で行ける経路を考えたところ、新横浜駅のやや北あたりに行くのがいいと思われたので、そちらに向かって歩いてきました。

 

途中通過した菊名池。今日もカルガモはいません。入江川とかどこかに移住しているのかもしれません。はたして戻ってくるのだろうか。今はハトたちがラブ&ピースです。

 

新横浜プリンスホテルのタワーが見えているので、向かう方向はあちらです。

 

篠原八幡神社。日本神社百選に選ばれているそうで、雰囲気があります。中をお参りするのはまた今度で。

 

新横浜プリンスホテルが近づいてきました。この北側を北上します。

 

ローソンが目印の横浜線の踏切を渡ります。

 

新横浜駅の篠原口を出た東側は、開発されていなくて、住宅とともに林が残っています。

新幹線の主要駅の近くがこのような状態になっているということで不思議な感じなのですが、地権者たちの反対にあって再開発ができなくなっているらしいです。

 

セブンイレブンが見印で、新幹線の高架橋が見えました。

 

新幹線を越えると、環状2号線が通っていて、横浜アリーナがあります。昔は、ここでエリック・クラプトンやルー・リードを見たものです。

 

横浜アリーナを過ぎるとすぐ鶴見川に着きました。今日の目的地です。家からここまでで、約5,500歩、55分くらいのウォーキングです。往復すれば10,000歩を越えます。

このあずま家で、コンビニで買ったおにぎりとお茶を頂きます。

ハトたちが寄ってきました。今日はハトをよく見ます。

 

いつもここで食べ物をもらっているのですね。私に目くばせしてきます。でも私、野に生きる動物にエサをあげる習慣がないんですよね。なにかよくない気がして。

 

おにぎりを食べ終わって帰ろうとすると、ハトたちが追ってきます。

ごめんね、あげられるものはないんだよ。

 

さて、鶴見川の看板です。地図のように鶴見川はV字に折り曲がっていて、その頂点のところに今来ているというわけです。

カワウがいます。ではこれで、来た道を戻って帰ります。


5月の菊名池と白幡池

2023-06-11 08:14:07 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

妙蓮寺にある菊名池から、白楽にある白幡池まで周って帰ってくるウォーキングをしてきました(2023年5月21日)。

 

菊名池、静かです。

 

いつものカルガモたちがいません。

 

いるのはバンだけ。もしかしたらカルガモたちは営巣・子育て中なのかも。

 

そして、久しぶりに行ったのが白幡池。菊名池よりちょっと小ぶりな池です。

 

ここは釣りができるので、何人も釣り師たちがいました。

 

生物保護区域、立入禁止と書かれてエリアがあります。何がいるのだろう。

 

ハスが咲いていました。

 

ここでカルガモの1羽をやっと見つけました。

 

地域の水辺たちでした。