津軽地方には明治・大正時代から続いているラーメン店がいくつか現存しており、幅広く老若男女の支持を得られている模様。昔ながらの中華そば文化が色濃く残っています。
伝統料理「津軽そば」を継承するお店で、そば粉のつなぎに大豆を使い「煮おき」で提供される独特なスタイル。
煮おきなので提供は数分だが、昔ながらの製法で麺作りには三日もかかるらしい。そんなやり方を平成の世になっても続けているという。じょっぱりだ。
そんな「津軽そば」も魅力的ですが、ここはやはりラーメンを頂きたい。
「中華そば」550円
スープは油浮き少なめで澄んだ醤油色。店内照明が反射して綺麗ですね。澄んだガラベースは極々あっさり。スープは焼干しっぽいですが節?を微かに香らせて、昆布を効かせた醤油ダレがあっさりと風味を漂わせます。
優しいスープ仕上がりにネギが薬味を与え、麺は強い縮れの津軽麺が合せられます。歯ごたえがありそうなモモ肉のチャーシューが実にスタンダード。このスープにはこれですよね。津軽リンゴが一切れサービスで付いてきました。
そういえば「三忠食堂」は弘前城の桜祭りに毎年出店されてます。こけしヘアースタイルのお嬢ちゃんと、逆さ絵のような白髭のおじいちゃんがソバを食べている絵柄の看板は地元ではおなじみのもの。
それにしても絵柄が渋い。萌え絵や初音ミ○が逆立ちしても出せない味わいは「三忠食堂」のラーメンに通じるものがありますね。流行には乗らない。どこまでも孤高でじょっぱりだ。