(前回の続き)能代市二ツ井で馬肉ラーメンを頂いた後は国道101号線を北上して日本海沿いをドライブ。
青森県に入り深浦町「ウェスパ椿山」施設内の日帰り温泉に立ち寄ります。
以前一回来た時(クリックで過去記事へ)眺めの良さに感動しまして、また来たかったんですよね。
今回は日本海に沈む夕日を見ながら展望風呂に入ろうと思い、まだ時間有るなと車でのんびりしていたら寝過ごしてしまい(汗)辺りはすっかり夕闇に…。やっちまった(後悔)
良いお湯でした(お湯はね)
その後鰺ヶ沢からつがる市を抜けて今日の目的地・弘前市に到着したのが21時頃。ここらでそろそろラーメンを食べておきたい。
「こんなところに懐かしの屋台ラーメンが!」…と思ったらトラックの荷台部分が店舗に食い込んでますね。屋台なのかな?店の上部には「松谷米穀店」と看板がかかっていますがこんな怪しい米穀店はあるまいて(^^;
軽トラの横に建物の入口が有りまして?開けるのを躊躇うほどの不安な暗さです。赤提灯が点いていればやってると言う合図で良いのかな。
戸を開けて入店しますと、まぁまぁ広い店内にぼんやり灯りゃいい程度の明かりが有ってテーブルが大小3つくらい並んでます。全部で10席くらい。
メニューは「ラーメン」と「大盛り」のみとシンプル。壁の張り紙を見てようやくこの店が「まつやラーメン」という名前だと判明。
調理場に寸胴が置いてありよく見るとここが軽トラの荷台部分ですね。車の臀部が簡易カウンター席になっていてここでも食べられるようになってます。昔は移動式の屋台だったのでしょうかね。興味深い。
「ラーメン」500円
早速のスープですが、いきおい独特な風味が有って豚の雑味をかなり強く感じます。チャーシューの煮汁が旨味の主体でガラ味は弱め。もしかしたらガラ不使用かも。
ネギ等の香味野菜が合わせられてますが生姜もしくはニンニクが感じられないので豚のクセがストレートに鼻に来るのかもしれません。
魚介系は昆布が少々で煮干しは感じないですね。醤油ダレはスタンダードな作りで甘さが控えめ。津軽中華的に甘さを増したりはしていない模様。
チャーシューは肩ロース部位でしっかりとした厚みの2枚。塩気強めに味付けされておりこれは美味しい。
麺は強く縮れさせた細麺で加水率は高め。柔らかめに茹でられていて高齢者も多い地域性を感じさせますが、殊こちらのスープとのマッチングは悪くないです。
所謂煮干し焼干し系だったり甘めだったりの”津軽中華”とは趣きが異なりますね。醤油自体の素性の良さを活かしたシンプルさを身上とするラーメンな印象。この内容でワンコイン500円は破格です。
夜のみの営業。店の横の駐車スペースが広くて停めやすい。ぞくぞくと車でお客さんが訪れてきていました。タクシーが停まった、と思ったらお客さんと運転手さんが一緒にお店に入っていきましたが、知り合い?食べてる間のメーターはどう処理されるんだろう?(笑)気になる。