(前回の続き)さて3日間の休みを使って放浪の東北遠征に出ておりましたが休みも明日一日を残すのみ。明後日から出勤ですので若干憂鬱ながらそろそろ帰仙しないといけません。
往路は岩手県三陸地方を北上してきたので帰路は秋田を通っていきたい。夜間に弘前を発ち眠くなるまで行けるとこまで南下してみます。
国道7号線から鷹巣で国道105号線に乗り換えて秋田内陸の山中を進みます。行きかう車が少ないのでドライブ的には快適ですが時折靄が出てて動物の飛び出しも多いので慎重に進み角館まで抜けたら国道13号線に切り替えて一気に縦長の秋田県を南下していきます。
秋田では立ち寄ったローソンでコーヒーと「金農パン」(クリックで過去記事へ)の新作「いぶりがっこチーズパン」をゲット。
これは絶対美味しいやつ。もっと買いたかったけどお店に2個しか無くてその後2,3件ローソン寄ったけど夜中なせいか売ってなくて残念。まぁたまたま立ち寄ったローソンで見つけられただけラッキーだったと思うことにします。
横手に届く頃には朝5時を回っておりかなり明るくなってきました。
秋田と山形の県境を過ぎたあたりで眠気がピークとなり朝6時過ぎ頃「道の駅 尾花沢 花笠の里ねまる」にて車を停めて車中泊を敢行。この旅3泊目ということで疲れもピークだったのか大好きなドリンクを飲む間もなく意識を失うように熟睡してしまいました。
朝起きると既に道の駅が営業開始しておりお客さんが結構来てました。朝ご飯代わりに「どんどん焼き」を購入。
初めて食べましたがもんじゃ焼きのような感じですね。ジャンキーで美味しくて小腹を満たすのにピッタリ。見つけたらまた買ってみよう。
さてラーメンは今回山形で頂きたい。今回は河北町冷たい肉そばで有名な「いろは支店」に行ってみます。行列必至の人気店ですがこの日はコロナ禍でいつもより空いてるかな?
…という淡い期待は大行列の前に儚く消え去り名前を書いて店前で待機。そろそろコロナ禍で人出が減った隙に人気店へ並ばず食べに行けてたシーズンも終わりですかね。
まだ6月なのに30度超えてて夏みたいな気候の中、店前で咲き誇っていた松葉菊の写真を撮りながらじっと待ちます。入店まで40~50分くらい待ったかな。もう汗ダラダラです。
河北町名物”冷たい肉そば”のそばを中華麺に変更したメニュー。
早速のスープですがベースは親鶏でクセ無く旨味を湛えたもの。醤油ダレは薄口醤油主体のようで色見よりも塩気が強め。鶏の美味しさをぎゅっと持ち上げてくれています。
スープ表層に鶏油が浮かびますが冷製スープのせいか然程のこってり感は無くすっきりとした飲み口に仕上がっています。
合わせられる麺は加水率高めの中華麺で冷水でしめられたガチガチ固め食感のもの。蕎麦とはまた違った味わいで頂くのも悪くない。鶏肉は固すぎない程よい食感のもの。ネギが程良い薬味を加えます。
こちらは「いろは支店」を代表する蕎麦メニュー。親鳥の旨味をしっかり出し切ったスープベースのスペックの高さに納得。
今回だけのブレかもしれませんが中華麺の方のスープよりも蕎麦の方が若干醤油ダレに甘さが感じられて椎茸等の精進出汁系の和風な旨味がプラスされているような気がします。同じスープだろうという先入観があったのでちょっと意外でした。
蕎麦はニ八かな。こちらも冷水でしめられており中華麺ほどではないですが十分なコシとのど越しの良さが有りますね。完璧に美味いです。
さて「河北町冷たい肉そば」の人気店「いろは支店」ですが蕎麦も良いけど中華麺も案外いいですね。夏にぴったりの冷製メニューですが一年中食べられるのも有難い。ごちそうさまでした。