(前回の続き)竜飛岬からほど近いJR北海道治外法権エリア駅にて夢の”アンドロメダ行きパス”(大嘘)を入手した後は一転して青森市方面へ戻るように南下します。
そういえば昨晩仙台を夜中に出発してから約10時間何も食べていませんで途中奥内駅の近くに在ります「焼きそば大ちゃん」に立ち寄りまして青森市のソウルフード「テイクアウト焼きそば」を頂きます。
特盛で500円だって。クッソ安くて有り難い。注文してしばし店内の椅子に腰かけて出来上がりを待つ間、薪ストーブが発するパチッパチッという音が雰囲気有って良かった。
青森の焼きそばはソース味で具材は少なくラードでぎとっと炒めてくれたものを良しとする習わしがありますがこちら大ちゃんも例に違わずかなり美味しい焼きそばですね。他店よりもソースが少し甘めかな。大好きな味です。
青森市ではいつもの徘徊ルート「美鈴コーヒー青森店」に移動してお気に入りのコーヒーソフトクリームを頂き「アンジェリック青森店」でアップルパイを購入したりと青森を満喫。
それにしてもアンジェリックのアップルパイの美味しさは極上ですね。カスタードクリームなんて使わなくともこんなに美味しく出来るんやとなんかいろいろ気づかされます。いや「カスタードアップルパイ専門店RINGO」(クリックで過去記事へ)(仙台支店進出オメデトー)のも美味しいけど…。
さて弘前で2/9~12まで「弘前城雪燈籠まつり」を開催中との事で一応足を伸ばしてみましたが駐車場に入る車の列が凄くて断念。それでもお堀の周りを車で走って雰囲気だけは味わえてよかった、かな。
それにしても積雪量が凄い。除雪はしてくれているのですが雪が道路を狭くしていてセンターラインがえらいことになってました。
さて夜ラーメン(前回)を青森市で頂いた後はそのまま国道4号線を八戸方面に進み国道45号線沿いに在ります「道の駅はしかみ」に着いたのが夜中の1時頃。今宵はこちらで車中泊を決め込みさせて頂きます。
全国宿泊割が4割引きから2割引きに変わってからすっかり車中泊が復活した感が在りまして現金でスイマセン、まぁ元々根っからの車中泊ストなもので車中が落ち着くってのもあります。
さて翌朝は青森県から岩手県に越境。国道から外れて雪道を進んだところに在ります洋野町の「大谷温泉」にて朝風呂を頂きます。岩手県の大谷ですが”おおや”って読む模様。
こちら東北一のラドン濃度を含む天然のラジウム鉱泉だそうで朝もはよから地元の方らが沢山訪れていてかなり賑わっておりました。シャンプーリンス無し。シャワーが手持ちに出来ない固定タイプで昔の銭湯風というか弘前で言う桃太郎式な感じです。
内風呂のみですが流石の泉質でしかもお湯熱めの深め。座高キングの自分でも肩まで温まれる有り難いお風呂で良かった。仙台からはちょっと遠いけれどまたいつか来てみよう。
朝風呂を頂いた後は国道45号線を南下して今回の旅のもう一つの目的地「野田村」に移動。以前野田村の宿に泊まった際に頂いて使い忘れていた野田村の商品券(クリックで過去記事へ)を使うため「道の駅のだ」の産直コーナー「産直ぱぁぷる」にていろいろと買い物をしていきます。
ちなみにこちらの「道の駅のだ」は三陸鉄道の「野田駅」も併設されていて売店で頂ける「のだ塩ソフトクリーム」が絶品ですのでオススメしておきます。
うわーAKBバスじゃないっすか。これAKB48が復興支援で東日本大震災の被災地に訪れた時にチャリティーで寄付した車両でしたよね。野田村では地域コミュニティバスとして活躍されているようです。実物初めて見ました。誰だAKBブスと読んだ人は(笑)あの普通さ加減が良いんじゃないか(ヲイ)
さてラーメンですが岩手県全体でキャッシュレスで支払うと20%ポイント還元されるキャンペーンの第2弾を開催中(当時)でしてせっかくなら参加店でお得に頂きたい。
いわて県民応援!プレミアムポイント還元キャンペーン第2弾を実施します
webで調べて昨夏行ったばかりですが久慈市の人気店「らーめんの千草」(店名クリックで前回記事へ)に行ってみます。
ちなみにこちら仙台「嘉一」店主の修行店という事で「嘉一」のルーツのスープを頂くことが可能です。
店舗裏側の「兼田駐車場」が契約駐車場になってまして、まず車を停めたら真っすぐ入店してOK。ラーメン食事後の会計時に駐車場利用を伝えると無料駐車券が貰えるので出庫する時に駐車場の人に渡すという流れです。
前回は鶏出汁の効いた「らーめん」を頂きましたが今回はもう一つの人気メニューのこちらをオーダー
じぇじぇじぇ。予想してたよりもどっさりとワカメが乗っててビックリ。これで普通のらーめんにプラス80円ってのはかなり安い。ドンブリも普通のらーめん用のよりも一回り大きくてお得感しかないです。
さて早速のスープですがベースは千草らしい鶏出汁100%の動物系なのですがそこにワカメの出汁がドドドッと染み出しておりまして海藻特有の滑らかさや円やかさが感じられる醤油味のスープとなっております。
鶏のインパクトやパンチは鳴りを潜め一気に大人っぽい完成度の高さを感じさせる良いスープになっていて、いや多分ワカメの出汁がブレンドされただけだと思うんですけどこんなにスープの印象が変わるものかと衝撃を受ける仕上がりになってますね。
麺は自家製麺との事で緩い縮れの入った中細麺が合わせられます。やや柔らかめでのびるのが早めかな。チャーシューはあれ?豚肉だっけ?と一瞬悩みましたが鶏のしっとりとした食感の物で優しく味付けされた食べやすい仕上がりになっています。
さて「千草」の「ワカメらーめん」ですが個人的には断然好みの味でした。三陸磯ラーメンも好きでいろいろ食べ歩いてますがあの系統に近くて好印象。あれ?嘉一でもワカメラーメンって出してましたっけ?一回食べに行ってみたい。