今回は人気の「本竈」です。本年1月に現在の場所に移転してから初の来訪。岩切の方に数百m移転しただけでしたが、本竈跡地に入った「麺屋久兵衛」が本竈に負けない人気店となり、割を食って「らーめん七八」が閉店、らーめん七八跡地にこちらも人気店の「味よし」が出店するという目まぐるしい変貌ぶりの利府街道沿いです。
移転はしましたがメニューや、店内の雰囲気はあまり変わらない感じです。丁寧な接客振りは変わらず好印象ですね。今回は「塩ラーメン」650円(写真上)を初の注文です。
早速のスープベースはガラ味をふんだんに感じさせるもので、油量はやや多めで肉味を十分に効かせてあります。「魚の香りを控え上品に仕上げました。」との説明書きでしたが、それでも鰹節のダシはしっかり感じられます。
塩ダレは香味野菜を凝縮させたような風味で、塩味はやや強め。さらに豚肉の燻製をじっくり煮込んだようなある種の燻味も感じられてまろやかさもあります。醤油よりも元ダレがシンプルな分、ガラのクセがダイレクトに感じられましたが、それだけガラ強めバランスということだと思います。それも最初のみでスープを飲み進める内に然程感じなくなっていく程度です。
写真ではわかりにくいですがネギが2種、醤油にはない白ネギの丸切りも加えられて香味を強める工夫を感じました。あとチャーシューが塩スープと相性良くて厚みもちょうどよく美味に思います。メンマも食感良く味もGOODですね。
トータルで甘みも抑えてあり旨みのしっかりした塩スープに仕上がっている印象です。きっちり熱々で運ばれてきますし最後まで美味しく完食しました。
連れは定番の「醤油ラーメン」650円(写真下)を注文です。前食時と変わらない鰹節と昆布を強く感じるスープでガラ強め、油量も多めの強気のバランス。醤油ダレは弱すぎない分量で、それでもガラのクセは十分マスキングされて旨みのみが前面に主張してくる組立ては見事ですね。流石の美味しいスープです。
今回、閉店間際に入店したのですが、閉店時間ぎりぎりまでお客さんがぞくぞく入って来まして、閉店時間がイコールラストオーダーの時間ということなんだと思いますが、当たり前のことと言ってしまえばそうなんでしょうが、実現するのはなかなかに大変な事と思います。他にも水にレモンを仕込んであったりと随所に細かい心遣いが嬉しい「本竈」でした。ごちそうさまでした。
人気にアグラをかかないところがさらにいいと思います。
随所に細かい心遣いが嬉しい 全く同感です!
接客も非常に好印象なもんで、つい行ってしまうんですよね。
味だけでなく、そういう事も大事だなって思いますね~。
比較したかったんですが、
私、こちらでは塩しか食べてなかったことに気がついたんで、、、
カップ麺と比べて如何だったでしょうか?
最近のカップ麺ってば麺はともかくスープは全く
馬鹿に出来なかったりしますからねぇ。
自分も買ってみようと思います(^^