有頂天の元祖 寒河江店（山形県寒河江市）

大人の休日倶楽部パスというJR東日本エリア＋α（新幹線含む三陸鉄道など一部の三セク路線もOK）が4日間乗り放題で15,270円という破格な切符が絶賛発売中でして、とりま購入しました。

大人の休日倶楽部パス｜大人の休日倶楽部会員サイト：JR東日本

宿泊割使って泊まるところも予約済みだし有給も提出済み。準備万端で今行程を立てているところなんですが、

行ってみたいラーメン屋とかTVで見たあの店行ってみようとか思う店がなかなか駅の近くに無くてですね、バスで行くのも面倒だしこれがもし車旅だったら全部するっと回れるのになとか考えたりしてる今日この頃。

先日のラブパス北海道鉄道旅行で結構学びまして、宿泊割で貰ったクーポン券をどこの店でいつ使うかとかしっかり下調べして計画立てておかないと旅程が崩れてしまうしランチ難民になったりとか鉄道旅って結構難しい。

車中泊旅だとその辺自由なんでどうとでもなる訳です。車ってホント楽。

いっそ切符払い戻しして車で行こうか（本末転倒、笑）

 

 

さてラーメンの話に

寒河江市で年初に開催されてましたプレミアム商品券チェリンpayが使える店の中から今回は「ラーメン山形有頂天の元祖 寒河江店」に行ってきました。

ちなみに東仙台のフォレオせんだい宮の杜内に「有頂天 EVOLUTION フォレオせんだい宮の杜店」（店名クリックで過去記事へ）って在りますが”有頂天の元祖”の関連店と思われます。ぱっと見メニュー一緒なので多分そうでしょう（適当）

あと過去仙台の太白区中田に「有頂天の元祖 桂苑 中田店」（クリックで過去記事へ）って在ったらしい。成りとの前か。自分も自分の記事を見るまで忘れてましたが、そっか有頂天って桂苑もやってたのか。

ってことでこちら「有頂天の元祖 寒河江店」でも味噌ラーメン＋ゲソてんトッピングがウリのようで看板メニューのこちらをオーダーです。

 

「げそ天みそらーめん」940円＋チャーシューまぜご飯160円

げそ天トッピングはラーメン料金プラス200円になります。

辛味噌が乗っかって青海苔がトッピングされるスタイルは山形でよくみられる龍上海インスパイアか。ゲソ天がダイナミックにドンブリからはみ出ていてパンチ有りますね。

早速のスープですがベースはガラ味で見た目よりもあっさりめ。油量は適量で強すぎない適度なコクを醸し出しており伏兵の煮干し主体の魚介系が意外と強く効いていて程よい塩気と共に質のいい旨味が押し出されてくるスープ印象です。

味噌ダレは白味噌主体で配合はさほど強くなくさらりと効かせてくる感じなのですが、ここに辛味噌を溶かし込むでスープが表情を変えていき完成形へと変貌。青海苔の芳香と相まって絶妙なバランスの味噌スープになっていく趣向となっています。

麺は加水率高めで強く縮れを入れた中太麺が合わせられます。ゲソ天はイカが柔らかめで単体で普通に美味しい一品。味噌スープとのマッチングも上々です。

「チャーシューまぜご飯」160円 チャーシューの切れ端と一緒に醤油ダレを少し垂らして炊き込んだものかな。特段の肉の高含有率は望めませんがこの値段なら何ら文句無し。サイドメニューに是非頼みたい一品。

他にも「ぎょうざ3ヶ＋ライス」260円などセットメニューが安価に設定されているのは有難いですね。

何のかんの言いながらスープまで完食。旨し。

 

「塩らーめん」670円

スープベースは味噌と共通のガラ味が主体。味噌ダレが塩ダレに変わることで豚脂の強さが表に出てきて少しこってり感が増してくるバランス感あり。

そしてこちらも煮干し主体の魚介系が効いていて見た目よりも華やかな味わいのスープに仕上がってます。

青海苔が万能で正確にはアオサですが良い感じのユーティリティ選手になってますね。麺は緩く縮れを入れた加水率高めの中細麺が合わせられます。旨し。

 

さて「有頂天の元祖 寒河江店」ですが山形のソウルフード辛味噌ラーメン＋げそ天トッピングという一大発明を生み出した有頂天グループの真骨頂がここに在りました。EVOとの差異は今後見ていくとしてまずはごちそうさまでした。

(23/02/26)
ラーメン山形有頂天の元祖 寒河江店／山形県寒河江市寒河江鶴田30