仙台ラーメン最強伝説

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大喜 根塚店(富山県富山市)

2020年01月17日 | 日本全域

前回の続き)2018年末の旅行記事の続きから。

尾道で至極の一杯を頂いた後はそろそろ旅も後半戦。12/22深夜に仙台を出発して今日が12/27夜ですから5日が過ぎており寂しいですが紅白までには仙台に帰るべく帰路に就くこととします。

なるべく高速を使わないという自らの縛りがありましたが一寸行きたいところが有りまして山陽自動車道に乗りパヴァリエ「福山サービスエリア(上り線)」に到着。

西日本の高速道路にはSA・PAの進化系施設PAVARE(パヴァリエ)なる施設が有って深夜でもお土産が買えたり24H食事が出来たりして(一部閉まっている店舗あり)かなり便利になってます。

「パヴァリエ」エリアTOP | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト

お土産コーナーを散策。「みかん大福」はたまに見かけますが「はっさく大福」は初めて見ました。夜のおやつに購入。

広島と言ったらカープすな。ご当地グッズがずらり。

広島市電のミニカーも気になりつつ倉敷KOJIMA発というキーホルダー?人形もお洒落で良かった。全て手作りで同じものが無いというコンセプトもGOODですね。

 

さてせっかく高速に乗りましたが貧乏のため一旦高速を降りて国道2号線をちんたら東進。コンビニでブラックコーヒーを購入しカフェイン摂取しながら深夜の神戸~大阪を抜けたところでそろそろ眠気が限界に到達。

近辺の「道の駅」を探しますが関西の下道の道の駅って正直トイレ等あまり車中泊に向いた施設が無くて奈良から再び高速に乗り「伊賀SA」にて車を停めてシートを倒して一休み。

高速に乗る直前に予め買っておいた麦のジュースを数口飲んだところで記憶が薄れていきそのまま深い眠りに。ここまで総行程2千キロを越えており1日400~500キロ位走った計算になりますが寄り道しながら走ったにしては頑張った方じゃないだろうか?(←自画自賛)

 

さて翌朝12/28伊賀SAを出発してから紀伊半島を一寸南下して三重県津市に寄り道。「さかえや」にてご当地グルメ「カレー焼き」を頂きます。

津市のソウルフード!愛されご当地おやつ「カレー焼き」とは? | icotto(イコット)

細長い生地の中にカレー味の野菜の具材が入っている一品で津市のソウルフード。津市でも2店舗でしか販売されておらず売り切れ次第終了なので開店前からシャッターして確実にゲット。

早速道中頂きましたが懐かしいようなカレー味で熱々で美味しい。中身がこぼれたり火傷しそうになったり(笑)若干食べづらさは有りましたがこれで130円なら文句なしですね。また津市に来たら買いに来よう。

 

 

 

さてこの日はラーメンを食べなかったので翌12/29に富山市で頂いた一杯をご紹介。

富山ブラックラーメンの元祖と言えば昭和22年開業の「西町大喜」(店名クリックで過去記事へ)なのですが、実は現在の店舗は先代が亡くなった後に業者が屋号とレシピを買い取って引継がれているとの事で、それを理由に元祖と認めないラヲタも多いらしい。

一方「西町大喜」の創業者の元で修業し暖簾分けした今回の「大喜 根塚店」や「お食事処 喜八」(店名クリックで過去記事へ)を富山ブラックの本流とする筋も多く存在しているとの事。

【西町大喜vs大喜根塚店】どちらが真の富山ブラックか食べ比べてみた結果 | だって富山人だもの

という事で今回は3店舗中で唯一未訪だった宿題店「大喜 根塚店」に立ち寄ってみました。

まず店先に張り紙が有りまして写真がぶれてて恐縮ですが、

# 実は前回の「みろくの里」でデジカメを落として壊してしまいそれ以降予備のデジカメで撮影してたんですが手ブレが多くてスイマセン。

書いてあることを要約すると「うちは大喜の創始者直系の弟子店である」「別会社が「西町大喜」という名前で営業されているがうちとは関係ない」ってなことが書かれてました。なるほど噂通りに仲が悪いようです(笑)

メニューがチャーシューメンのみと至ってシンプル。大が1200円と強気な値段設定で逆に頼んでみたくなりますが、連食を控えているので普通に小をオーダー。

チャーシューラーメン小」800円

早速のスープですが黒いっちゃ黒いですが富山ブラックの中ではそんなに黒い方では無いですね。

さてスープを一口啜りますと、確かに醤油の香りが立っており世間一般の醤油ラーメンよりはしょっぱさが立ってます。ただしチャーシューの戻しの肉味がギュッと詰まっていて動物系の強さが正油に負けておらずスープバランスは悪くないです。

いやむしろ黒胡椒のスパイスと肉味が上手くマッチしていてかなり美味しいスープですよ。富山ブラックの陰の主役は黒胡椒だと再認識。

スープ表層にはサラリと豚脂が浮かびコクや円やかさもプラスしていて更に醤油ダレに味醂系も感じられ奥深さも有ります。チャーシューは多めに乗っかり食べ応え有り。他店より若干薄切りかな。メンマと共に塩辛く味付けされていてスープにジワジワと塩分をプラスしていきます。

小口でカットされたネギが唯一しょっぱくないアイテムになっていてホッと一息。麺はストレート中太麺でスープに特色あれど麺にはスープ程の違いは感じられないですね。

スープ結構しょっぱいけど美味しいから飲み干しちゃいます。今日一日の塩分許容分を越えたかも?(笑)旨し。

 

さてここまで富山ブラックの主力店をいくつか回れたかなと思いますが個人的なしょっぱさランキングを備忘録メモ。

いろは」★
大喜 根塚店」★★★
喜八」★★★★
西町大喜」★★★★★★

※しょっぱさ度のみの★マークです

ラーメンフェス等で「いろは」食べて富山ブラック食べた気になってたら火傷する店が多くてやっぱ富山ラーメンって面白い。ちなみに仙台民向けに「くろく」の黒醤油は★★★くらい(←あくまで個人的指標) ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(18/12/29)
大喜 根塚店/富山県富山市根塚町4-2-8


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