新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年10月に富山県に行った時の話(3回目)
(前回の続き)伝統の一杯を頂いた後は滑川市に移動して「道の駅ウェーブパークなめりかわ」にて車中泊を敢行。ここって10か月前の2018年末旅行時にも車中泊に寄ったのですが(クリックで過去記事へ)あの時は雪が吹雪いてて厳寒でしたっけ。やっぱ車中泊は春か秋がやりやすい(そりゃそうだ)ですね。
ちなみに今夜のお供は水色地にシンプルな立山のロゴの入ったラベルが印象的な「特別本醸 立山@立山酒造」こちら720mlで937円と比較的お安めでしたが辛口で口当たりの良さが有り旨し。旨し。
さて翌朝は秋晴れの清々しい気候の中で起床。道の駅の裏手には日本海が広がっていました。
絶好のドライブ日和。とりあえず富山市に移動してお昼のラーメンを頂きたい。今回は富山ブラックラーメンの隠れた人気店「万里」に行ってみます。
こちら無化調スープと青竹踏み手打ち麺というこだわりのラーメンを出す店という事でこの日も待ちが出るほどの人気ぶりでした。
早速のスープですが「富山ブラック」らしい漆黒の醤油スープに豚脂等動物系の油脂を浮かべて茶色に近い色合いを見せています。
魚介系は昆布メインで醤油の旨味をサポート。チャーシューの戻し等の動物系の旨味がしっかりとスープに効いていて塩気こそやや強めながらカドが無いマイルドな口当たりのスープ印象。
胡椒はデフォルトで少量効いているようですが弱め。店主も胡椒は控えるよう壁に書かれてますし「富山ブラック」の主流「西町大喜」辺りの路線とは色々違う「万里」オリジナルな風味のスープになってます。
麺は縮れの入った中太麺で加水率は中~高程度。かん水を減らして手打ちした麺だけあってモチモチとした食感とのスープとの絡みが絶妙で流石の麺仕上がりになってます。
※ちなみに麺の大盛設定が無くて「麺追加」という替玉スタイルになっています。
チャーシューは大判の豚バラロールでホロホロと柔らかい仕上がり。何か中華系のスパイスを感じます。こちらを崩してスープに溶け込ませて初めてスープが完成する設計だらしい。小口ネギも多めで醤油スープとレンゲで飲むと適度な薬味になって美味しいです。
さて「万里」ですが主流の富山ブラックがしょっぱ過ぎて合わないという方でも頂ける程度の塩梅になっておりしかもスープも麺もこだわりが有って良いですね。地元人気が高いのも頷ける一杯。
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