アルテマルカン近くの「一品香(いっぴんこう)」に来訪。こちらは地元で人気の中華食堂との事で、土曜20時ころでしたが学生さんや家族連れで大賑わい。
メニューが豊富で主にラーメンとチャーハン、中華飯系、そしてカレー、丼物、焼うどんと多種多様。居酒屋メニューもあり。
特に「中華」いわゆるラーメンが300円とかなりの激安設定で、これと「半チャーハン」250円をセットしてしめて550円。これだけで立派な定食の出来上がり、安っ。
ただ今回は仙台では珍しいメニューを見つけたので「パイカ中華」650円と「半チャーハン」250円を注文。
パイカとは豚バラ肉の軟骨付の部位を丹念に叩いた物で、秋田県の主に男鹿・能代地方で昔からある料理の事らしい。
中華風に餡かけが乗っかったスープ中、豚バラの角煮がごろっと入りネギのカットも豪快に大きめ。餡かけごと麺をずるずるっと啜って頂きます。
中華鍋を叩く音を聞きながら無言でひたすら麺を啜っているのは何だか飯を食っている感じがして実に小気味良い。何だか「孤独のグルメ」の主役にでもなった気分だ。いーのがっしらっ(笑)
「一品香」の店内は広く座敷席もあり、漫画が沢山あるけど在庫が古めなのもまた味わい。学生時代によく行った居酒屋もこんな感じだったっけ。料理を待つ間にとりあえず「孤独のグルメ」…は置いてなかったので「ドラえもん」を読みふけったりして。定番には定番の良さがあり、飯は飯屋が良い。ごちそうさまでした。