仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

すみれ 里塚店(北海道札幌市)(2)

2022年08月12日 | 日本全域

前回の続き)今回北海道に行くにあたり絶対再訪問したかったのが「サザエ」さん。長谷川町子先生の漫画ではないですよw

十勝産の大豆を使ったおはぎなどで北海道では有名な和菓子チェーン店でして、前回頂いた「十勝大名おやき(大判焼き)」が美味しくてまた食べたかった(クリックで前回記事へ

餡子だけでなくクリームやチョコなどいろんな味がありましてまた普通の茶色の生地の他に「白いおやき」ってのも有って個人的には白い方がモチモチしてて好き。まぁいわゆる白いたい焼きのパクリような一品。

 

実は北海道上陸した初日千歳から旭川に行く途中「サザエ@イオン岩見沢店」で数個買ってたんですがドライブ中に全部食べてしまい2日目も「イオンモール旭川駅前店」で買ったんですがその日のうちに完食。

ちなみにこの日も旭川マダムが多数買い求められておりました。今回おやきばっか食べててあまりラーメンが食べられなかったというラーメンブロガーとしては恥ずべき本末転倒ぶりはおいといてw

そんなこんなで旅の最終日お土産として是非買って帰りたい。県民割(ブロック割)宿泊時に貰った2,000円分の商品券が使えるらしく全てサザエにつぎ込みたい。ちなみに新千歳空港にお店有れば楽なのに何故か出店されてないのが残念(もしかして空港内のテナント代が高いからとか?)

という事で札幌の宿から新千歳空港のレンタカー返却店まで帰りのルート沿いに在ります「東光ストア北広島店」に立ち寄ってみたのですが、な、なんと「おやき」が置いてないではないですか!?

店員さんに聞いてみたらこちらでは「おやき」を扱ってなくて店舗に寄って扱ってる商品が微妙に違うんだらしい。マジか、知らなかった…。店員さんに「ごめんねぇ」って言われたけどいえ店員さんは悪くないんで…

へこたれてる暇も無く、こんなことも有ろうかと(宇宙戦艦ヤマトの真田さん風に)もう一店舗リサーチしてあった「イオン千歳店」に大至急移動。念のため電話で問い合わせたところ「白いおやき」は売り切れることもあるとの事で取り置きして置いて頂ける事に…、痛み入ります。

そんなこんなで無事に「おやき」を土産にゲット出来ました。沢山買い過ぎてピーチエア手荷物の重量制限7.0kgギリギリだったのは内緒で。

 

ちなみに今「サザエ」さんの公式ホームページを見てみたら店舗ごとに取扱商品が分かるよう改良されたみたいで自分が旅行中に見た時はそんな表示なかったので、もしかしたら私の「おやき」にかける奮闘ぶりが店員さんに伝わって(?)改良されたのかもしれませんね。有難い。これでもう次からは迷わず「おやき」を買いに行けそうです。

ちなみに期間限定の「チョコバナナおやき」がとんでもなく美味しかった事をここに記しておきます。レギュラー化すればいいのに!(単なる個人的要望)

 

 

さてラーメンの話に

北海道を発つ前にラスト一杯を頂いておきたい。新店開拓とも思いましたが案外時間が無くて札幌から千歳へ向かう途中に在ります「すみれ 里塚店」に立ち寄ります。

前回は「すみれ 中の島本店」(店名クリックで前回記事へ)で頂いたので今回はその支店で頂いてみたい。開店すぐに行ったら空いてて並ばずに済んで助かりました。

メニューを見てまだ食べた事ない「醤油」をと思いましたが(こればっかり)やっぱ”すみれ”なんでこれ食べておきます。

 

味噌」980円

あらら1年来ないうちに値上げされてました。まぁ原材料の高騰があったから仕方ないですね。ラーメンも庶民の食べ物から変りつつあるのかも。

早速のスープですが豚骨ガラベースは強めでラードが入り分厚く油膜が入って見た目通りのこってり感があり昨年本店で頂いた時よりも豚脂の強さが感じられます。気のせいかな?

味噌ダレは北海道味噌を使用と思われますがしっかりとした豆味噌の風味が感じられます。味噌ダレの配合も強めでやや塩気の強さを伴う印象。更に昆布系の魚介がしっかりと効いていて旨味の強いスープになってますね。

スープ中には挽き肉がふんだんに入っていて肉味も十分。すみれの味噌の良いところは挽肉の他にチャーシューも入る事。値段はちょっと張りますがコスパ的にはまだまだお得感あり。

麺はもちもちな太麺で濃厚なスープにガッチリと絡むタイプ。少しクドいかなというくらいこってりした味噌ですがハマれば極上に感じられる美味いスープに思います。

スープまでしっかりと完食。本場で頂く札幌味噌ラーメンはやっぱ格別です。

 

さて「すみれ 里塚店」ですが次から次へとお客さんが入ってきてて流石盛況なご様子でした。そして昨年から数えて計3回の北海道旅行で概ね北海道を網羅出来た感じですが、今回ノシャップ岬は行けたけど納沙布岬にまだ行けてないので次回もし北海道旅行をするチャンスが有ったら根室の辺りに行ってみたい。LCC会社様、格安セール是非またよろしくお願いします!

(22/06/16)
すみれ 里塚店/北海道札幌市清田区里塚1条4丁目15-45

# 帰りの飛行機で希少なブロッケン現象を撮影出来たのでアップしておきます。飛行機旅も良いね。

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味の華龍(北海道札幌市)

2022年08月09日 | 日本全域

前回の続き)北海道最北端の稚内にて絶景を堪能した後は一寸行きたいところが有りまして東側の海沿いを南下。美深町というところに向かいます。

ドライブ中、一頭のシカが車の前に飛び出してきましてレンタカーN-WGNのホンダセンシングが効いて見事回避するというアクシデントが有ったりしながらも(もしぶつかってたら修理代発生するところでした…怖)

 

海岸線に沿って広く見える広い陸地は「樺太島」と思われ。今戦争中のロシア領な訳ですが歴史を鑑みるに口惜しい思いが胸に溢れますね。いつか北方領土問題が解決することを祈るばかりです。

 

さて約160kmの3時間弱を走り抜けて美深町の目的地に到着。実は美深町に「トロッコ王国」という施設が有りまして一度体験してみたかった。

こちら昭和60年に廃止された旧国鉄「美幸線」の廃線を使ってエンジン付きのトロッコで走ることが出来るアクティビティ施設との事で、廃線跡にレール自転車を置いてペダルを漕いで走るのはたまに聞きますがエンジン付きのトロッコに乗れるって所に惹かれました(楽そうでw)

旧国鉄の隣駅だった場所まで片道約5キロのコースになっていて往復で約30分程度でしたが川を渡る鉄橋(往路で結構怖かった)や

踏切(リアルに農道と交差しておりトロッコ側が一時停止しないといけない)とか有ってなかなか楽しい。

メチャクチャ景色が良くて空気が綺麗で良くてガチで素晴らしい。

屋外なので最初マスク外して乗ってたんですが、景色に見とれて大口開けてると口に葉っぱやら虫やらが飛び込んでくるので結局マスクして乗ってました。マスク着用がオススメです(笑)

 

さて今夜は札幌市内に宿を予約してありまして、すすきの駅前一等地に在ります「ANAホリデイ・イン札幌すすきの」に向かいます。北海道の隣県割(ブロック割)等を駆使して素泊まりでビックリするくらい安く泊まることが出来ました。多分今だけだろうなぁ。

※ただホテル駐車場が別途1泊1,800円と少々高めでした。何といってもススキノ駅前ですからね、これは仕方ない。

 

さて札幌すすきのド真ん中の宿に泊まったからにはラーメンを食べておかないとバチが当たります。ホテルを出て歩いて数十秒の所に「元祖さっぽろラーメン横丁」が在りまして早速行ってみよう。こちら昨年10月に一度来ておりまして(クリックで過去記事へ)その時は「ひぐま 横丁本店」で味噌を頂いておりましたが、

今回は新店を開拓すべく有名な「白樺山荘」と悩みましたが今回は昭和46年こちらの横丁が開業された時から営業されているという一番の老舗店「味の華龍(かりゅう)」に入店してみます。

有名人のサイン色紙が並ぶ中壁に貼られたメニューを拝見。コーンバターラーメンやホタテラーメンが人気との事ですが素のスープを味わいたくノーマルな味噌をオーダーしてみます。

 

味噌らーめん」800円

早速のスープですが豚骨、鶏ガラのベースは濃厚で油量強くややこってり気味に取られた動物系はコクが十分でガラの臨場感も有り力の入った仕上がり。

香味野菜が効いて鶏油が浮かんで札幌味噌の相場の中ではやや甘めか。

合わせられる味噌ダレは白味噌っぽく見えますが塩気が強めで昆布系らしき味気スープ中に挽肉が仕込まれて肉味も有りしっかりと芯の有る旨味を醸し出しています。本場の札幌味噌ラーメンらしいしょっぱ旨な味わいのスープ印象ですね。

麺は味噌に合うよう設計された中太の縮れ麺で加水率は高め。子にっとした固めの食感が強めのスープとよくマッチしています。その他チャーシューは肩ロース部位の大き目なものが一枚鎮座し細めカットのメンマ、ネギ、海苔、モヤシが乗っかります。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「味の華龍」ですが老舗らしい手堅い作りの味噌ラーメンになっておりコッテリだけどコッテリ過ぎないそれでいて札幌味噌ラーメンのトレンドをしっかりと感じられる一杯に思います。それにしても「札幌ラーメン横丁」って良さしか無くていつか1週間くらいススキノに滞在して全店制覇してみたい(僕の夢)

(22/06/15)
味の華龍/北海道札幌市中央区南5条西3丁目8 元祖さっぽろラーメン横丁

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らーめんや天金 ラーメン村店(北海道旭川市)

2022年08月06日 | 日本全域

元ラストアイドル松本ももな&籾山ひめり&橋本桃呼が「JDOL AUDITION」発の新アイドルグループ「高嶺のなでしこ」に加入発表との事でメデタイ。

元ラスアイ松本ももな&籾山ひめり&橋本桃呼「JDOL AUDITION」発の新グループに加入、TIFでお披露目(コメントあり) - 音楽ナタリー

元ラスアイ内でもビジュアル、個性ともに強めの3人でしたが個人的にはこのメンツにアイドル続けて欲しかったんで道が用意されたのは有難い。TIFデビューも決定済みとの事。

逆に「高嶺のなでしこ」のオーディションを勝ち抜いてきた既存7名にとっては元ラスアイ組の知名度が武器にはなれど人気・話題を持っていかれそうで諸刃の刃であることは間違いない。

良い気はしていないはずと思われますし正直「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」に小澤愛実が一人入った所の話ではなさそうで、ただそれもこれも混みでこの世界なので少しでもファンを奪い取ってやるくらいの気持ちで頑張って欲しい。

 

 

さて北海道旅行2022年の記事から

前回の続き)車中泊したノシャップ岬にて朝3時頃にトイレで目が覚めて起床。日の出はまだですが東の空がうっすらと明るくなってきていました。

ぼーっと海を眺めていたら灯台の向こうに利尻富士を発見。海の上に山が浮かんでいるように見えると聞いていましたがまさにそんな雰囲気。

朝焼けに照らされて少しだけ浮世絵の”赤富士”っぽい? カッコいい。

そして目線を町の方に移すとシカの群れを発見。家族かな? 何喰ってるんでしょうね。雑草ならいいけど鹿が農作物を荒らす被害を最近多く聞きますので複雑な気持ちです。

さて今日も天気が良くなりそうな予感を胸にノシャップ岬を出発。日本の最北端たる宗谷岬へ向かいます。

いぎなし予感を裏切る濃霧の中の一本道を移動。これ夜だったらかなり視界悪かっただろうな。途中でコンビニ有ったらコーヒー買っていこうという要望も叶わないまま1時間弱で宗谷岬に到着。まぁまだ早朝だから店開いてないっすよね。

宗谷岬公園では旅行番組等でよく見るモニュメントと間宮林蔵の像を発見。濃霧を抜けて鈍く光る太陽光が幻想的に遠浅の海を照らしていました。

ウミネコが休憩中?まだ朝5時ですがバイクやレンタカーの観光客が多数来てて流石著名な観光地といった感じです。北から2番目のノシャップ岬なんて人っ子一人いなくてシカとか居たのに。2番目じゃダメな…(以下略)

だから朝早かったけど「宗谷岬」の歌が流れるボタンを迷わず押してみたけどいいよね?(笑)「流氷溶けて~♪」 宗谷岬にて大音量で聴く宗谷岬は格別に良かった。

 

さて稚内に来たらもう一ヵ所行ってみたかったのが「白い道

こちら稚内の名産ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めてできた白い道との事でしたが生憎の濃霧で空まで白いのでイマイチ白さが目立たない感じです。

しかし山間の道を登っていくにつれ少しずつ靄が晴れていき一気に視界が開けてきました。

おおーこれは絶景ですね。青空と白い道のコントラストが素晴らしい。道の長さは3km程度ですが特にロケーションの良い部分をチョイスしての道なので充実感が有りますね。

Windowsの丘のような景色の向こうに本日”二度目まして”の利尻富士が見えました。

さて折り返し地点でUターンして入口方面に戻っていきましたら宗谷方面だけ濃霧に包まれてる光景が見えてきました。この極楽浄土のような世界景色からあそこに戻りたくない気持ちよ伝われ(笑)

 

 

さてラーメンはこの日の昼、旭川に戻って頂いておりました。昨日フラれた「旭川らぅめん青葉 本店」は本日定休日でしたが支店の「旭川らぅめん青葉 ラーメン村店」が開いてるはず。

という事でお初で「旭川ラーメン村」に行ってみました。こちら旭川を代表するラーメン店が一堂に出店されているテーマパークのような施設でして、仙台のもはや懐かしい「ラーメン国技場」のようなエリアになっております。

施設内には「ラーメン村神社」なる神聖な場所も有りましてラヲタとしては当然参拝しておかないと、ですね。手順通りに参拝するとレアなご神体を拝見することも可能。縁結びならぬ「麺結び物語」としてラーメンの誕生秘話を知ることも出来ました。これは旭川に行って実際に読んで欲しいという事で写真の紹介は控えておきます。

 

参拝を終えて待望の「旭川らぅめん青葉 ラーメン村店」に行ってみましたら、ななんと閉店済みでした。まだ14時前なんですけど…早すぎませんかね。よっぽど人気有るお店なんですね、残念。

まぁでも挫けはしません。「旭川ラーメン村」なので他にラーメン屋がいっぱいありますのでリカバリーは早め。

パラパラッと店を見て回ってみてどこも美味しそうでちょっと悩みつつまぁ今回はその中でも一番老舗っぽい「らーめんや天金 ラーメン村店」へ入店してみみます。

旭川ラーメンの中でも昨日伺った「蜂屋」(店名クリックで前回記事へ)に近い系統だそうで昨日本当に美味しくて何なら二日続けても良いくらいには気に入っていたので問題なし。

こちらはラードの多い少ないとかの事前オーダーは無いのね。ってか焦がしラードが乗らないんすね。っていうか焦がしラードが乗るのは「蜂屋」だけの文化なんすね。ふむふむ。

 

塩ラーメン」800円

いかにも濃厚そうな見た目がもうインパクト有りますね。

早速のスープですが豚骨ガラと香味野菜で取られたベースは見た目通りに濃厚で鶏油が浮かびかなりこってりな動物系スープになっています。

ただしラード感は薄く塩ラーメンに関しては「蜂屋」と異なっている印象あり。

塩ダレは文字通り塩気が強く昆布系が効いていてやや強めの味わい。野趣味を伴う豚骨のクセ等々を力技で抑え込むような強めの配合と味わいになっておりこれはこれでかなり美味しい。

麺は縮れの入った中~低加水の中細麵が合わせられます。やはり山頭火にちょっと似た感じの食感・のど越しになっていて旭川ラーメンの共通点と思われました。

 

せっかくなので看板メニューの醤油も食しておきます。

正油ラーメン」800円

早速のスープですがベースは塩と共通で豚骨ベースの濃厚さと豚のクセを生かしたライブ感のあるしっかりとした動物系という印象。

醤油ダレは割と醤油の味を前面に押し出してくるようなしょっぱさと塩気の強さが有ってスープの旨みをぐいぐいと持ち上げてくれている模様です。

更に醤油スープにはラードが入りしかも焦がしてあるんじゃないすかね?香ばしさが有って一気に旭川ラーメンっぽさが出てきました。

「蜂屋」だと正直醤油と塩の違いが分かりませんでしたが「天金」の醤油と塩はかなり差異が感じられますね。醤油の方が俄然”旭川ラーメン”っぽくて、まぁ未だ旭川ラーメンの定義を分かりかねてはいますが雰囲気はつかめてきたような気がします。旨し。

 

さて「らーめんや天金 ラーメン村店」ですがこってり系の方の旭川ラーメンを引っ張る老舗店に相違はなかった。十分に満足出来る一杯に思いますが、やはり次回こそあっさり系の旭川ラーメンの方もまたいつか頂いてみたい。ごちそうさまでした。

(22/06/15)
らーめんや天金 ラーメン村店/北海道旭川市永山11条4-119-48

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蜂屋 五条創業店(北海道旭川市)

2022年08月03日 | 日本全域

新型コロナ“第7波”襲来の少し前、6月中旬にLCCを使って2泊3日の北海道旅行をして参りました。

今年はLCC各社が昨年ほどバーゲンをやってくれないので飛行機旅行が控えめでこれが今年初。やっぱ昨年安い時にLCC乗りまくっといて正解でしたね(笑)

 

さて今回は前回行けなかった稚内に行ってみたい。仙台空港9:00発のピーチエア便に乗り込み途中”岩手山”の上を通過しつつ10:15には新千歳空港に到着です。早い~。

送迎バスでレンタカー事務所まで運んでいただき予約していたホンダセンシング付きのN-WGNに乗り込んだら一路”道北”方面へ向かいます。旅程が2泊しかないため本日中に稚内近くまで400km強を移動しておきたい。

旭川を経由して留萌の黄金岬海浜公園に到着したのが夕方17時頃。名称の通り黄金色の夕陽が綺麗だと聞いて立ち寄ったのですが、時間がまだ少し早かったかな。

夕陽迄のんびりしてても良かったんですが日没までまだ2時間位あるようで…、ここから稚内方面の天塩町迄は海沿いの国道239号線>232号線をひた走るだけなので走っているうちに夕陽を眺められるのではないかなと思い留萌を後にします。

日が傾いてきまして、留萌近辺はメッチャ晴れていたのですが道北に進むにつれて雲行きが怪しくなってきました。悪天候というより好天過ぎて地温が上がり気圧が荒れて濃霧が出てきそうな感じっぽい模様。

案の定日没直前に濃霧エリアへ突入してしまいましたが、でもそれまでの1時間程を夕陽の海岸通りのドライブとして満喫出来たのでセーフ。

 

さて稚内市内へ入る前に遠別町に在ります「えんべつ旭温泉」に立ち寄りましてひとっ風呂頂いていきます。こちらモール泉のような黒色の富士見の湯(循環)と赤褐色の旭の湯(掛け流し)の2種類が日帰りで楽しめる施設との事で大人600円(JAF割引で500円)にて露天風呂まで備えたコスパの良い施設になっています。稚内に行くなら絶対寄りたいと思ってた念願の温泉です。

19:30頃に到着したのですが21:00閉館の20:30最終受付だったのでもし留萌でのんびり休憩してたら間に合わないところでした。やっぱ北海道は距離感に注意必要ですね。

 

さてあちこち寄り道しながらも初日の内に予定通り稚内に到着出来まして22時頃この日車中泊を計画していた「道の駅わっかない」へ行ってみましたらメッチャ混んでてほぼ満車状態。流石は有名観光地で車中泊仲間がいっぱいいる模様です…。

駐車場の端っこの方に数台空きスペースが有りましたがこちらの道の駅はJR稚内駅と隣接していて駅舎のトイレを併用利用しているため空きスペースからトイレまで結構遠いのが玉にきず。うーんどうしよう。このエリアは高速道路も無いからSA・PAで泊まる技も使えないし困った。

思い切って明日朝一番で行く予定のノシャップ岬まで移動してみたら24時間トイレもあるしあれ?ここ良いじゃん!?人気が全然無いけど少し離れたところに人家が有ったし流石にヒグマも来ないっしょ。

という事で少し予定外でしたが今晩はこちらに車中泊を決め込ませて頂きます。

先ほど立ち寄ったセイコーマートにてドリンクと肴は購入済み。レンタカーで車中泊も良いものです!?おやすみなさい(次回へ続く)

 

 

さてラーメンは、この日の昼間に旭川に寄って頂いておりました。

最初いくつかある老舗店から「旭川らぅめん青葉 本店」に行ってみたのですが15時近くになってしまい遅かったのか既に閉まっていて残念ながらありつけず。少し離れた旭川ラーメン村に支店「旭川らぅめん青葉 ラーメン村店」があるようでしたが今回はパスして第二の目的店の方に行ってみます。

という事でこちらも70年以上の老舗店だらしい「蜂屋 五条創業店」に行ってみたら開いてました!旭川ラーメンと言ってもラーメンの系統が結構違うんだらしい、楽しみ。

店に入った途端豚骨の香りと何かを焦がした香ばしい香りが漂ってきました。こちらのラーメンは焦がしラードをスープに浮かべるのが特徴との事でラードの量も「濃い」「普通」「なし」からオーダー可能。

 

しょうゆラーメン」800円

焦がしラードの濃さは「濃い」で注文。

早速のスープですがベースは白濁で取られた豚骨ガラ味でかなり濃厚に取られてますね。豚のクセも結構残っており野趣味を感じられる強めの動物系になっています。

鯵の丸干しとのダブルスープとの事で塩気を伴う魚介系の旨みがぎゅっとこれも強めに効いていて素のスペックの高さを感じます。

そして焦がしラードがスープを覆うように表層に浮かべられていて鼻腔を突くような刺激的な香ばしさを醸し出しています。

ラード濃い目で頼みましたので見た目凄いインパクトですが味的に濃すぎる事は無いですね。動物系の野趣味や鯵のクセが結構強いのでバランス的に醤油はこれで丁度いいような気がします。

麺は縮れの入った低加水の中太麵が合わせられるのですが一口食べた瞬間”山頭火”っぽさを感じました。東北では食べた事ないような麺でして、旭川ラーメンをそんなに食べ歩いたわけではないですがこういう麺が旭川っぽさなんでしょうかね。旨し。

 

しおラーメン」800円

こちらは焦がしラード「なし」でオーダー。

動物系&魚介系のWスープは醤油と共通で塩ダレを合わせたスープですが醤油ダレと塩ダレの差異は正直あまり感じず。ただし焦がしラードを排除した事により全く別物のスープになっています。

豚骨はやはり濃厚で豚のクセが強め。鯵の魚介系もなかなか強烈で鰯や鰹とは異なる特有の味わいが有り旨味の総量が圧倒的に多めなスープ印象有り。

ただ素材が出す塩気が強くて塩ダレだけだとまとめ切れていない印象が有り豚脂か焦がしラードなど間を埋めてくれるもう一つが欲しくなる感じで成程よく考えられてます。

 

店内は有名人のサイン色紙で一杯。流石の老舗店。

 

さて「蜂屋 五条創業店」ですがやはり”焦がしラード”有りきで完成するスープの模様。旭川ラーメンを数件食べ歩いて分かった気になっていましたがこういう系統も有るんですね。もっと旭川ラーメンを食べ歩いてみたい。ごちそうさまでした。

(22/06/14)
蜂屋 五条創業店/北海道旭川市五条通7丁目右6

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