たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

ねりま遊遊スクール「里山体験プログラム 稲刈りにチャレンジ」

2019年10月06日 | ねりま遊遊スクール

photo by takajii

 9月23日(月)も嵐山町のつたえ農場へ。
 前日同様に里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」です。今回は、むさしの里山ネットワーク主催の練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」としての開催ですね。


photo by sachibaa

 これはねぇ…。前の画像でつたえ農場代表の五十嵐さんが立っていた場所です。前日稲刈りしたところを草刈り機できれいにしてくれていたら、マムシの子どもを切ってしまったようです…。目印となる木の枝を立てているところですね。たか爺は、たとえば神代植物公園の雑木林の道でマヤランを見つけたり、野川公園でフデリンドウやキンランを見つけたりすると、他の人たちに踏まれないように目印となる木の枝を立てておくので、ついつい…。
 でも、このあと受付テーブルの近くに移動させておきました。写真は載せないでおきますが、バラバラになってしまったわけではなく姿かたちは残っていたので、参加者の方たちにも見ておいてもらいたいですからね。


photo by takajii

 ヘビつながり!? 念願のヒバカリを捕まえることができて、満面の笑みでございます。昨年のたけのこ掘りの頃からずっと、捕まえて飼いたがっていましたからねぇ~。早めに来ておいて正解だったでしょ! マムシの子どもはかわいそうだったけれども、稲刈りが始まってしまうと臆病なヘビたちはすぐにどこかへ隠れてしまいます。
 あらっ!? 左手ではカマキリも捕まえていましたかぁ~。


photo by sachibaa

 講座のほうは予定どおり午前10時にスタート。まずはタイムスケジュールや注意事項など。6家族21名が参加予定でしたが、人数変更や当日のキャンセルもあって、参加者は5家族16名となりました。


photo by sachibaa

 配布資料の『生きものもごはんも田んぼのめぐみ』(農と自然の研究所)の解説中です。「ごはん1杯=米粒3000~4000粒=稲株3株=オタマジャクシ35匹」という絵の式は、「稲3株分(0.15㎡)の田んぼで、オタマジャクシは35匹育っています」という意味ですね。
 ヘビもヤマカガシが載っていますが、ごはん6杯分の田んぼでヌマガエル1匹が育ち、それを食べるヤマカガシはごはん3.500杯分の田んぼで1匹が育つことになります。


photo by sachibaa

 稲の刈り方、束ね方、掛け方などは、五十嵐さんにバトンタッチして。


photo by takajii

 10時15分頃、稲刈り作業開始です。


photo by masapapa

 以下、ほぼ時間順に親子での稲刈りの様子を載せておきます。


photo by masapapa


photo by sachibaa

 毎年、田植えにも稲刈りにも参加してくれているベテランの親子ですね。


photo by takajii

photo by masapapa

photo by masapapa


photo by sachibaa

 こちらもベテラン組のご家族です。


photo by sachibaa

photo by takajii

photo by masapapa


photo by masapapa

photo by masapapa

 3~6年生の子どもたちは頼もしい限りですね。


photo by takajii

 これは大きなチョウセンカマキリでした。


photo by masapapa

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photo by takajii

photo by sachibaa


photo by sachibaa

photo by takajii

 ヌマガエルを捕まえていた時だったかな。


photo by takajii

 午前11時頃です。


photo by sachibaa

photo by masapapa

 そろそろ稲刈りは終了ですね。


photo by masapapa

 後半は田んぼの生きものさがし。


photo by takajii

 ヌマガエルを捕まえていた子です。


photo by takajii

 ヌマガエルですね。


photo by takajii

 コバネイナゴ。


photo by takajii

 オンブバッタ。


photo by takajii

 クビキリギス。


photo by sachibaa

 これはコガムシかコオイムシが見つかった時だったかな。


photo by takajii

 絶滅危惧種のコオイムシです。


photo by takajii

 コガムシですね。


photo by masapapa

 ヌマガエル採りはヒバカリの餌用ですが、カエルを飼い続けるほうが難しいかもなぁ…。


photo by masapapa

 用水路でも生きものさがし。


photo by sachibaa

 大きなアメリカザリガニでしたね。


photo by sachibaa

 こちらはトンボ狙い。


photo by sachibaa

 アキアカネ♂でした。


photo by sachibaa

 ♀のほうも。


photo by sachibaa

 でも、なんだぁ…。卵を持っていたのかぁ…。自分の手で産卵させてもらって、卵を産むところや産み落とされた卵も見てもらえたのに、残念でしたねぇ…。


photo by masapapa

 ナツアカネ♂も捕まっていたんですね。
 以下はアンケートより。

・たのしかったー!
・よかった。楽しかった。
・貴重な体験ができよかった。
・いろいろな生物とふれあえてよかった。
・初めての稲刈り体験でした。大変でした。
・稲をぎっぎっと切るところが楽しかったです(保護者代筆)。
・虫に詳しい方もいて、子供たちにもとても良い経験になりました。
・かえるを2匹つかまえられてよかったです。稲刈りもだんだん上手になりました。
・自然の生物がいる田んぼで、稲刈りをしながら虫を見つけたり、作業以外の楽しみもありました。

 ご協力、ありがとうございました!
 今回は大盤振る舞い!? 『ポケット版 田んぼの生きもの図鑑・動物編・』も配布資料にプラスしましたが、「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」だということ、少しでも実感してもらえたでしょうか。

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