たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「セイタカアワダチソウの入浴剤作り」

2021年10月13日 | 彩湖・道満グリーンパーク

photo by sachibaa

 ようやく緊急事態宣言が解除され、ワンダースクールも10月2日(土)の親子でワンダー「セイタカアワダチソウの入浴剤作り」から活動を再開しました! 彩湖道満グリーンパークの浄化施設の原っぱにて、参加者は4家族12名です。
 7月11日(日)の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」が最後だったので、約3ヶ月ぶりとなりますねぇ…。今年度はまだ7回目の開催で、じき第6波も来るんだろうけれども、それまでは1回でも多く開催できるといいかな。


photo by takajii

 原っぱの入口では、初めてお目にかかる黒猫ちゃんが出迎えてくれました。
 前日の雨による冠水が心配で、念のため朝一番に管理事務所へ確認。当日の連絡メールも「雨上がりの場合は長靴必須」としておきましたが、大して水もたまっていなくてよかったぁ~。


photo by takajii

 セイタカアワダチソウの蕾もふくらんで、ちょうど摘み頃となっていました。


photo by takajii

 ここはもう開花していましたが、入浴剤やお茶にする場合にはまだ蕾の花穂を集めて使います。
 Wikipediaには「セイタカアワダチソウも他のアキノキリンソウ属の植物と同じく薬効があり、現地ではハーブとして使われる[出典 Medicinal Plants-Canada Goldenrod - ブランダイス大学による紹介]」。「花はハーブティになり」、「若芽をてんぷらなどにして食べられる。葉はシュンギクをもっと青臭くしたような味で、花は蜜があるので甘い[要出典]」との記載があるので、お茶には花も使えるのかな?
 たか爺は5月に何度か若芽の天ぷらを食べたことがありますが、天ぷらだと青臭くもなく普通に食べられます。ドクダミだってOKですからね!? でも、フジやハリエンジュは花よりも蕾の天ぷらのほうが甘くておいしかったので、セイタカアワダチソウも蕾のほうがいいのかな? 今ならいくらでも手に入るので、一度試してみる価値はありそうですね。


photo by sachibaa

 子どもたちはすぐに虫とりモードへ。


photo by sachibaa

 まあ、それがワンダースクールなもので!?


photo by takajii

 たか爺の目が届かない場所へさえ行かなければ、虫とりでも草の実集めでも自由に遊んでいってくれればOKですよ。


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 当日の「持物」も「虫とりもしたい子は虫とり網・入れもの」となっております。


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 これはオンブバッタでした。


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 もちろん、セイタカアワダチソウの蕾も集めて、帰宅後に洗って干せるようにまとめるところまではやっておかないとね。


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 以下、例によって画像がかなり多くなってしまいますが、ほぼ時間順に載せておきます。


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 集める際にはこのように、花穂より下の大きな葉っぱは軍手をした手でビィ~っと落としてしまうのがたか爺流!? 花穂の間の小さな葉っぱは気にせずそのまま使っていますが、主役はあくまでも蕾ですからね。


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 コバネイナゴです。


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 これは小さなカタツムリがくっついた葉っぱでした。


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 オギの穂がお気に入り?


photo by takajii

 きれいですからね。


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 あらっ!? たか爺より先にオギの穂も集めますかぁ~。


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 そういえば、この子たちは30日(土)の「オギのトトロやフクロウ作り」にも年間予約が入っていたかな?


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 再集合してもらって、集めたセイタカアワダチソウを束ねる作業へ。


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 茎の太さにもよりますが、20~30本ずつぐらいが束ねたり干したりしやすいと思います。簡単なので結束バンドを使ってもらいましたが、もちろん麻紐などでもOKです。


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 昨年のものを使って、乾燥後の作業も覚えていってもらいました。


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 この日たか爺がささっと集めたものと、昨年のものです。並べて撮るとボリューム感が逆になっちゃったかぁ…。


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 園芸用のハサミで1㎝ぐらいずつざくざくと切って。


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 水切りネットに入れて。


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 結んで、ひっくり返してまた結べば完成!


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 クモの巣や蓑虫などが付いていることもあるので、持ち帰ったらざっと洗って1週間ほど干せばOKです。これだけあったらひと冬は使えるかな。


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 せっかくなので小豆の原種と言われているヤブツルアズキや、大豆の原種と言われているツルマメの豆果なども見ておいてもらいました。


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 ヘクソカズラ改めサオトメカズラの実も、つぶして匂いを嗅いでみてもらいましたよ!?


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 たか爺は改めてオギの穂集めに来ないと。


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 ありゃ?
 

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 こりゃ何だ?


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 さち婆に聞いてみたら、いろいろな草や実を切ったりすりつぶしたりしながらお薬作りをしていたようです。おもしろいですねぇ~。セイタカアワダチソウに限らず薬効のある植物は多いので、どうせなら何をどうするとどんな症状に効くのか調べてみて、本格的にやってみるといいかも!?


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 最後に捕まったのはアキアカネでした。


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photo by takajii

 メスでしたが卵はもっていなくて残念…。

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