鹿沢園地「野草園」
10月6日(金)は鹿沢高原へ。12時から16時まで、鹿沢万座パークボランティア「植物相調査⑥」に参加してきました。NACS-J(日本自然保護協会)と環境省の共同事業「モニタリングサイト1000里地調査」ですね。5月と6月に参加してから、7・8・9月と参加できなかったので久しぶりです。
午前8時過ぎに自宅を出発。ガソリンは満タン、走行距離Aも0にリセットしてあります。
予定通り、11時過ぎには休暇村嬬恋鹿沢の駐車場に到着しました。大泉ICから小諸ICまで関越道&上信越道利用ですが、途中甘楽PAと道の駅雷電くるみの里で休憩しても、平日だと渋滞もなくて助かります。
でも、気温は9℃で寒過ぎぃ…。念のためライトダウンを持っていって正解でした。
集合場所の鹿沢インフォメーションセンターへ。今回は2階から。参加者は10名だったかな。
ツタウルシ
鹿沢の紅葉はツタウルシから始まるそうです。落ちていたら思わず拾ってしまいそうで、「葉っぱでアート」したいたか爺は危ないかもなぁ…。
「実」も。これは「植物相調査」の記録対象なので、たか爺のメモはツタウルシとマユミの実から始まっていましたが、詳細な調査データはウエッブサイト上での公開は不可とのことなので、今回は撮っていた写真だけ載せておきます。絶滅危惧種やラン系は盗掘の問題もありますからねぇ…。あの朝ドラで何か勘違いしちゃった人たちが増えないといいのですが…。
アキノキリンソウ
とは言っても、たか爺としては勉強させてもらいに行っているわけなので、メモをとるのに忙しくて写真はいつもほど撮っておりません。
ゲンノショウコ
これも載せておかないとね。
オオウバユリ(実)
ナギナタコウジュ
トネアザミ
ヤマトリカブト
実もあったけれども撮っていなかったかぁ…。
イケマ(実)
イケマの袋果は初めて見ましたね。
そうか、「魔法の草の実」ガガイモと同じキョウチクトウ科ガガイモ亜科だったのかぁ~。じじいになってもまたひとつ賢くなってやったぜ!?
シラネセンキュウ
シラヒゲソウ
花から実へと。今年は花も多かったようです。9月には来られなくて残念…。
オヤマリンドウ
タムラソウ
咲き残っていたのはこの1輪のみです。
ヤマラッキョウ
この時期に来たことはなかったので、意外と多くて驚きましたね。
ノハラアザミ
アケボノソウ
これもこの1輪のみ咲き残り。
ハクサンフウロ
草紅葉ですね。
ハバヤマボクチ
ススキ
ここはねぇ…。
ここも。獣道というか鹿道ですよね。昔から大好きな野草園ですが、来年、再来年とこれからどうなっていっちゃうんでしょうねぇ…。
これにて野草園内のA地区を終了。キャンプ場内のB地区へ移動しました。
ケヤマウコギ(実)
ユウガギク
ヤマトリカブト
オオウバユリ(実)
「空とぶ魔法のフシギダネ」用に欲しかったところですが…。
ツルキケマン
昔たまだれの滝で見つけて、もう無くなってしまった「みんなの花図鑑」で教えてもらったなつかしい花です。
「植物相調査」では対象外。元々キノコはわかりませんけど…。
紅葉していたのはオオカメノキだったかな。
ツリバナ(実)
ここからC地区。落ちていた実は少々いただいてまいりました。
オヤマボクチ
残り花です。
ツリバナ(実)
D地区に入るとツリバナとオオツリバナの実を比較できる場所があったので、詳しい方に実による見分け方を教えていただきました。
オオツリバナ(実)
こんな写真だとわかりにくいかもしれませんが、ツリバナの蒴果は丸くて5裂した裂片も丸いまま、オオツリバナには短い翼があるため、避けると逆に真ん中がへこんだような形になる感じかな。
ミヤマガマズミ(実)
ヤクシソウ
湧水川の流れを。
イワカガミ(実)
写真は大して撮っていませんでしたが、今回も充実した4時間弱でいろいろと学ばせていただいた感じです。今年度の鹿沢万座パークボランティアの活動も次回の意見交換会で最後になりますが、来年度も「植物相調査」中心にもう少し参加できるといいですね。
翌日の活動は、「小桟敷山の巡視・美化活動」に変更されたためパス。当初「万座しぜん情報館と熊池視察」となっていたため、「植物相調査」終了後は予約済みの草津温泉の宿へと向かいました。続く。
一昨日は一日武蔵丘陵森林公園で遊んで、夜はお気に入りのHANAHOTEL花園インターに宿泊。昨日は里山体験プログラム「秋野菜の収穫体験」、本日は加須市大越昆虫館の「ミツバチの話とハチノコ試食会」のお手伝いと続いたので、ブログの更新もおさぼりさせていただきました。写真も撮ってばかりで整理どころかまだ見てもいなかったりして…。まあ、いつものことですが、ブログへのアップもどんどん遅れていきますねぇ…。