
2月20日(日)は埼玉昆虫談話会が運営する加須市大越昆虫館へ。たか爺の虫の師匠たちが講師の自然教室「冬の昆虫採集と標本作成」でした。



昆虫館内の標本展示の一部です。

ものづくりが大好きなこの子は早速、自分で作ったカメレオンを見せてくれました。舌が伸び縮みする優れものでしたね。

参加者はワンダースクールから3家族10名、地元の方が3家族8名の計6家族18名。寒かったので、今回は館内にてスタートします。

例年だと「2月20日頃見られる蝶・蛾」の標本の解説をしてくれているところです。でも、今年は気温も低い日が続いているもので…。

こちらの標本ですね。

ジャコウアゲハの蛹は、最後に希望者にプレゼントしてくれていました。ご自宅で羽化するところが見られたらラッキーですよねぇ~。

庭へ出て、まずは池の昆虫を。

でも、池の水も少なくなって寒い日が続いたので、生きものたちにもかなりのストレスがあったのかな?

クロスジギンヤンマのヤゴはけっこう見つかっていましたが、お亡くなりになっているものも多く、ヌマガエルらしきカエルの亡骸も…。

コクワガタ♀です。庭には何か出てきそうな朽木も少しだけ残っていたので、たか爺がちょっと削ってみたら出てまいりました。

参加者の子どもにバトンタッチですね。

なかなか優秀な子だったようですぐにコクワガタの幼虫も。

成虫♂も見つけてくれました。

コクワガタの♂♀ですね。

次の子に交替して。

コクワガタ♂です。

また♂。


これは♀だったかな。

ありゃ!?

最終的にコクワガタ♂3・♀3と幼虫1が出てきましたね。

離れの室内へ移動して後半の標本作りへ。

モンシロチョウを配布中です。

展翅板に展翅テープをセットしているところですね。

チョウに昆虫針をさしているところかな?



うまくできたでしょうか。

なんとお次はフランス産のコガネオサムシがご登場! たか爺は冬のクワガタさがしの際にアオゴミムシを見つけて、「黄金の虫が出てきた!」と言った子を思い出してしまいました。

チョウの展翅のあとは甲虫の展足にもチャレンジです。



本当にきれいなオサムシでしたね。

最後にカブトムシの標本もプレゼントしてくれました。

加須市大越昆虫館の次回の自然教室は、3月27日(日)の「早春の昆虫、植物観察会」となります。ぜひまたご参加ください。
本日は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の2回目も無事終了。終了後、さくら草公園と牧野記念庭園の様子も見てまいりました。また写真がたまってしまいましたが、もう春なので致し方ございません!?