たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「どこかで春が」事前調査

2024年03月22日 | どこかで春が

 3月14日(木)は親子でワンダー「どこかで春が」の事前調査へ。秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。


ノイバラ

 小さな子どもたちだと顔の高さにあったりするので、棘には要注意ですね。たか爺はダウンジャケットを引っかけて、羽毛が出てきちゃったこともありました…。


 集合場所はこちらの警報塔がある原っぱの前の予定。秋ヶ瀬公園は荒川の調節池としての役割も担っているので、荒川が危険水位になると公園内に水が流れ込むようになっています。


シダレヤナギ

 芽吹いて花を付けています。これも「どこかで春が」ですね!?


オオイヌノフグリ改めホシノヒトミ

 この花も、たか爺は昔「ハルツゲコムラサキソウ」と呼んでおりました。


 ようやく水が戻ったザリガニの池。でも、雨水がたまったたけで生きものの気配は感じられず…。この日はアカガエルの卵塊も見つけられませんでした。


 北側の池です。


アマナ

 埼玉県レッドデータブック植物編(2011)では「準絶滅危惧」ですね。


 この森では年々増えているような感じで、これは園路脇にて。


 アマナの写真を撮っているどこかで見たことのある婆さんが邪魔だけど!?


 何本か木を伐採して運び出した跡のようです。


 アマナも多い場所ですね。


 ミツバチたちも大忙しでした。


ノカンゾウ

 さち婆曰く「おひたしの王様」で、酢味噌和えもおいしくてねぇ~。園路脇のものは伸びすぎていましたが、この森の中ならまだ摘んでもらえそうでよかったです。


 ライギョの池。


ゴマギ

 この匂いも嗅いでみてもらわないとね!?


ウスタビガの繭

 卵付きでした。


 現在はメダカの池改めライギョの池となってしまいましたが…。


セリ


 畑のように生えていて、セリご飯やおひたし用にはここが一番摘みやすいかな。


クモの卵嚢

 ジョロウグモでしょうか?


 三本土管の池です。以前はメダカも多かったのですが、完全に干上がることが多くなって…。


 ヒキガエルの池改めブルーギルの池ですね…。


 三本土管の真下にも生きものの気配はなし…。ウシガエルのでかオタマでさえ見当たらず。

ダイサギ


 何か捕まえてくれるかと期待したのですが、やはり獲物は見つからなかったようです…。


 池の生きもの探しは、炊飯場の池に期待するしかないようですね。


 主旨はよくわかるんだけれども、これはちょっと残念…。この小さな原っぱにも多様な生きものたちが生息していましたからねぇ…。ニホンカナヘビやニホンアマガエル、秋にはバッタ・コオロギ・キリギリスの仲間たちが集まる場所で、タコノアシやコバノカモメヅルの花も見られました。今後は草刈りの頻度とタイミング次第かな。


ノウルシ


 環境省のレッドリスト(2012)では「準絶滅危惧」、埼玉県レッドデータブック植物編(2011)では「絶滅危惧Ⅱ類」となっております。


オオオナモミ


ユキヤナギ


ハラビロカマキリの卵鞘


シダレヤナギ

 折れても芽吹いておりました。


 花も近くで見ることができますね。


 雄花の尾状花序です。雌雄異株ですが日本だとほぼ雄株!?


モズ


シロバナタンポポ


 日の丸でも撮っておきました!?


ヒメオドリコソウ


 最後に、森の中よりも早く咲く場所のアマナを。





 この日あたりからほぼ連日お出かけしていたので、もう写真の整理が追いつきません…。今日はおこもりしたのでどうにかなりましたが、明日明後日も出かけちゃうし、あくまでも日付順にはこだわりつつあとはボチボチと…。

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