3月27日(木)は里山ギャラリー・ノアです。これまで長年にわたって「里山体験プログラム」の際にお世話になってきましたが、3月末をもって地主さんへお返しすることになりました。でも、NPO法人むさしの里山研究会代表の新井さんが腰を痛めて歩くのがやっとの状態になってしまって、他のメンバーも私よりご高齢の方ばかり…。撤収作業が思うように進んでいないようです。
春休み中の子どもたちにも出来ることがあるなら、とメールしてみたところ、「池の埋め戻し作業やゴミの焼却作業がありますので、手伝っていただけると助かります」とのこと。本当にお弁当持参の手弁当ボランティア企画「里ボラキッズ」として、アシスタント&キッズアシスタント中心に臨時招集です。そしたら10名も手をあげてくれて、実際には小3(2名)・小4・中2・中3のキッズアシスタントと、小1・小2のキッズアシスタント候補生の7名の子どもたちが参加してくれました。うれしいですねぇ~。
10時半に到着すると、すでに新井さん、仮屋さん、南部さんの3人が作業を始められていました。まずはドラム缶でのゴミの焼却作業から。
次にノアからコミュニティファームへ移動できるものを、軽トラに積みこんでもらいます。
コミュニティファームでは、ブルーシートを敷いてから荷物をおろし、真ん中に荷物を積み上げてもらって、ブルーシートでくるみこんだら作業終了。子どもたちは軽トラの荷台に乗せてもらってノアへ戻り、ご満悦でした!? 本当はNGなので、証拠写真は載せません…。
この長椅子も、コミュニティファームへ運びます。
庭の新しい苗木も、移植するために掘ってもらいました。
ノアに戻ったら、またひたすら焼却作業。ヘチマ棚も解体して燃やしました。
お弁当のあとは焼却作業も続けながら、ザリガニ池の埋戻し作業です。子どもたちのためにこの池を作ってくれた武政さんも駆けつけ、池の縁の竹をとめてあったパイプを抜く作業から。
仮屋さんは自作の炭焼き窯の解体作業。解体された窯のレンガやブロックで池を埋めていきます。並べ方ひとつとってみても、女子チームと男子チームの性格の違いが表れていますね!?
それにしても、自ら苦労して作った炭焼き窯を壊したり、池を埋めたりする作業は、本当にさみしい話ですよねぇ…。子どもたちといっしょに楽しませてもらっただけのたか爺でさえ、さみしくてさみしくてしょうがないぐらいなんだから…。
メダカやザリガニ等、目に見える生きものたちはおおかた救出済み。でも、残された池の生きものたちへは「ごめんなさい!」です…。
子どもたちはみんな最後までやりたかったようでしたが、夕方から習い事がある子もいたので作業は14時まで。それでも庭の石や土を使って、ここまで埋め戻すことができました。子どもたちの力は、本当にあなどれません。あいにく時々小雨が降るお天気でしたが、みんな最後まで頑張って作業してくれて感謝です。ありがとうございました!
新井さんほどではないけれども、たか爺もここのところ持病のW椎間板ヘルニアの具合がいまひとつだし、里山ギャラリー・ノアがなくなってしまうのは本当にさみしい限りですが、こういう子どもたちがいてくれるうちは、もう少し頑張ってワンダースクールも続けたいよなぁ~という気持ちにもなれましたねぇ~。
尚、里山ギャラリー・ノアは5月から寄居町役場内へ移転します。でも残念ながら、町役場なので平日のみ営業なんですよね…。