折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの二番花が咲いて ~ まだ梅雨入り前の北部九州から ~

2019年06月25日 21時36分16秒 | 夏至

◇ 6月22日は夏至でしたが、日の出は早く日の入りは遅く(本日の日の出5時5分日の入り19時27分)、外が白み始めてもまだ5時前で、いつまでも日が暮れない印象です。

  昼間の時間のピークを迎えて、これからはそれが徐々に減少していくのですが、今度はそれに反比例して、長く苦しい猛暑の夏がそこまでやって来ているという訳です。

  その猛暑の夏を言う前に、今年は何とこの時季になっても当地は梅雨入りしていなくて、これから梅雨入りしても観測史上最も遅い梅雨入りになるとのことです。

  そんな梅雨入り前(!?)の晴れの日が続く庭では、数は少ないまでもバラの二番花があちこちで咲いて、遠くからはホトトギスの乾いた鳴き声がしきりと聞こえて来ます。

 

 

                                                          2019年6月25日

□ ほんとに緑みどりしているだけの庭で、ポツンポツンとバラの二番花が見られます。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S D.Austin England)

 

□ 上の写真は朝7時前の様子、こちらは午後3時頃、半日でも開花が進みます。

 

                                                               6月24日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

花の終わりに近づいたアナベルを背景に、この深紅のバラも二番花が咲き続けています。

 

                                                               6月25日

□ ピンクとイエローのバラの二番花が隣り合って咲いています。

 

                                                           6月23日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                           6月25日

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D.Austin England)

 

                                                           6月23日

□ 一番花が不調でしたが、その分二番花で追いついたバラもあります。

 

                                                           6月24日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ ピンクの半八重のバラの爽やかさは、この時季にお似合いです。

 

                                                               6月22日

□ この黄色のバラも二番花の方が好調です。

 

□ シャーロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

                                                               6月22日

□ ここ1週間くらい、ビチセラ系の愛らしいクレマチスが咲き続けています。

 

クレマチス ビチセラ系 ペンドラゴン

(Clematis viticella 'Pendragon')

 

                                                           6月24日

□ その下の方では、ミニのアガパンサスが涼し気に咲いています。

 

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梅雨明け間近の頃

2018年07月02日 22時32分52秒 | 夏至

◇ 7月に入ってまだこちらは梅雨の真っ最中というところで、今週末まではずっと雨予報が続いています。

  いつものことながら梅雨末期の集中豪雨が心配になりますし、北上している台風の影響が重なって被害が及ぶようなことがなければいいのですが…。

  庭のバラは二番花がほとんどが散ってしまい、今月下旬にかけて花をつける品種もあるでしょうが、バラのシーズン前半は終わったようなものです。

  このところせわしない日々を過ごしていましたが、週末には娘と孫娘(Kちゃん、6歳)が一時帰国しますので、それを楽しみにしているところです。

 

※ 7月3日、4日の様子を少し追記しました。

 

                                                       2018年7月2日

□ 猛暑の中でも元気いっぱいのバラでしたが、そろそろお仕舞いです。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□ 今年の春先に迎えたピンクのバラ、ようやく咲き始めています。

 

□ タグには「ブリリアント・ピンク・アイスバーグ」とあります。

 

□ アイスバーグやピンク・アイスバーグの枝変わりでしょうか。

 

                                                               7月1日

□ 6月にまあまあの数だけ咲いていたこの半八重のバラもほぼ終了です。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ ウッドフェンスには、濃い紫のクレマチスが咲きそうです。

 

                                                      7月4日(追記)

□ 昨日の雨の中で咲き始めていたようです。

 

                                              

□ クレマチス インテグリフォリア系 リトル・ボーイ

(Clematis integrifolia 'Little Boy')

 

                                                       7月2日

□ そして、巨大なピンクのカサブランカの開花が始まりました。

夏ですね!

 

                                                      7月3日(追記)

□ 台風の影響で強い雨降りでしたが、しっかり咲いていました。

 

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雨の日の多い今年の梅雨です。

2018年06月26日 22時58分56秒 | 夏至

◇ 6月に入ってからこれまでに、雨の日が10日は下らないとの印象があるくらい、雨降りの日がやたらと多いように感じている今年の梅雨です。

  せっかくのバラの二番花も雨にたたられては、咲きっぷりも美しさも半減といいますか、雨に濡れたその重みで枝の途中で折れた花もちらほら見受けられました。

  そうこうしているうちに6月も余すところ1週間を切ってしまって、もう今年も大方半分過ぎてしまったかと、例年どおり月日の歩みだけはいかにも軽やかです。

  しばらく忙しくしていましたが、ようやく日曜日で峠を越えたというか、ホッと一息ついたところで、バラの二番花のあとのケアにかかろうというところです。

 

                                                          2018年6月26日

□ ここのところ、アプリコットピンクのバラが咲き続けています。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

                                   6月22日

□ 花の咲きっぷりからは、5月より6月の花という印象です。

 

                                                           6月16日

□ 梅雨時にしっとりとした二番花を咲かせてくれます。

 

                                                          6月22日

□ 梅雨の晴れ間がのぞくと、こんな真紅のバラが目にも鮮やかです。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

 

                                                              6月17日

□ 雨が降っても上がってもずっと咲き続けて、咲きっぷりのいいバラです。

 

                                                          6月22日

□ 濃い深紅のバラと言えば、この二番花も多くの花が咲きました。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                                              6月16日

□ アメリカ・アジサイのアナベルとのコラボも十分に楽しめました。

 

                                                              6月18日

□ 大雨の前にちょうど二番花が咲き始めていました。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

 

□ 爽やかさの漂う花の色に癒されます。

 

                                                              6月26日

□ 庭の二番花は、この黄色い花が咲いたら最終を迎えそうです。

 

                                                          6月22日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□ ホスタの花芽が上がって来る頃になりました。

 

                                                              6月26日

□ これから花の数が増して来るはずです。

 

□ そして雨にたたられながらも、小さい愛らしい蕾が上がって来ました。

 

□ ブログ友さんにいただいたアガパンサス、薄紫色が雨の季節に彩りを添えています。

 

 

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梅雨空の下、バラの二番花もそろそろ

2017年06月30日 21時02分32秒 | 夏至

◇ 明け方まだ外は薄暗い頃でしたから4時過ぎでしょうか、久しぶりに雷の音で目が覚めました。

  そう長くは続かなかったのですが、雷雨ということはそろそろ梅雨明けも近いということなのでしょう。

  6月は結構忙しい毎日でしたので、それこそあっという間に過ぎて行った気がしますし、何とまあ、今年も半分が過ぎました。

  庭のバラは二番花が次々に咲き継いで、もうそろそろ終わりの頃でしょうか、玄関先のライラックピンク色の花もお仕舞いのようです。

 

□ 5月の一番花はもっと明るいピンクでした。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

二番花はライラックピンクのように、かすかに淡い紫色がかっています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

この鉢植えは、次々に花が咲いて行ったのですが、

残念ながらほとんどが雨にたたられてしまいました。

 

                             

     □ フィンランドを旅行中の孫娘のKちゃん(5歳)から、今週絵葉書が届いていました。

     (じいじにも、ひと言付け足してありました。。。)

 

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この季節らしい雨の土曜日になりました。

2017年06月24日 21時20分57秒 | 夏至

◇ いつの間にか二十四節気の夏至を過ぎて、これからは昼の時間が少しずつ削られていきますが、しばらくは実感できません。

  私は来月早々の健康診断を控えて、七夕の頃までに少しずつでも「身の回り」を削らねばなりません(が…今さらもう遅いです)。

  今年は梅雨入りして2週間程はほとんど雨が降らず、空梅雨なのかと恨めしそうに空を眺めていましたら、忘れた頃にきちんと降り始めました。

  今日は午後から激しく降る時間帯がありまして、何もそこまで降らなくてもいいのにと、降ったら降ったで被害のない程度に降ってほしいと願うばかりです。

 

□ バラの二番花が咲き進む季節になりました。

5月の一番花のように一斉開花とはいきませんが…。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

ピュアな濃いピンクの中輪の花が咲き始めました。

 

□ そのそばで挿し木苗の鉢植えも同じように二番花が咲き続けています。 

 

□ 辺りの紫陽花はほとんど終わりかけ、終わった株も多くなりました。

 

□ 今年ウッドフェンスに誘引したつるバラ「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(ER)

勢いよくべーサルシュートを何本も伸ばしています。

この枝をシーズンオフの冬に誘引して、来年春の花を待つことになります。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

鉢植えの二番花が雨に濡れていました。

このところ忙しさにかまけて、二番花の様子を撮りそびれています。

 

 

□ さてさて、孫のつーくん(8か月)です。

月曜日に私が仕事でいないときに来てくれたみたいです。

元気でおっとりしていて、すくすくと育っています。

 

 

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雨が降っても咲き続ける、バラの二番花

2015年07月03日 22時23分53秒 | 夏至

◇ 7月もかなり強い雨降りの日で始まりましたが、昨日と今日はほとんどどんよりとした曇り空ながら、雨は落ちては来ませんでした。

  でも明日からの週末、そして週明けはずっと傘マークが並んでいて、しかもはるか南の海上の台風9号の今後の進路が気になるところです。

  6月から咲き継いでいる庭のバラ、その二番花も一週間から10日くらいの間隔で、品種ごとに(株単位で)主客が移り変わってているような気がします。

  以前からこの時季のバラは害虫の食害を気にすることもなく、しっとりと咲くバラ本来の風情を楽しめると感じていましたが、今年はそれが一層際立っているようです。

 

                                                     2015年7月3日

□ 背丈よりも高い2m位のところに咲く二番花です。

 

□ 一番花の頃にベーサルシュートがあれよあれよと言う間に伸びてきて、

その先端に蕾をたくさんつけたもの、その開花が始まっています。

 

                                                   7月2日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                                              6月30日

□ 少し前ですが、この二番花も豪華な感じさえしました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

                                                         6月29日

□ この花もベーサルシュートの先端に蕾をつけて咲いたものです。

 

□ 午後7時過ぎで辺りが暗くなりかけた頃です。

花そのものがほんのり明かりが灯ったようにも見えました。

 

                                                    6月28日

□ 咲く時季によって微妙な色彩の違いが感じられるバラです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

いつもの真紅ではなくて、濃い桃色が強く出ているような感じがしました。

 

□ これまであまり2番花が咲かなかった品種も、今年は好く咲きます。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

大輪のアプリコット色は、やはり見応えがあります。

 

□ おとなしい感じのアプリコット色の二番花もよく咲いています。

 

                                                 7月3日

□ 途中、雨で台無しになった花もいくつかありましたが、よく咲きます。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

                                                     6月30日

□ ピンクともアプリコット色ともつかない微妙な中間色です。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 真ん中がジュビリー・セレブレーションで、

向かって右がクイーン・オブ・スウェーデンです。

左上がイングリッシュ・ヘリテージ、かなり高い位置です。

 

                                                          7月3日

□ この白バラもベーサルシュートの先端にスプレー咲き、たくさんな花数です。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

白いバラのそばで木立性のクレマチスの開花が始まっていました。

 

□ 地植えのクイーン・オブ・スウェーデン(ER)の株元、

ホスタの花芽がようやく上がって来ました。

 

□ カサブランカも超大輪のピンク、咲き続けています。

 

+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+

 

その後(7月4日~5日)の二番花の様子を、少しだけ追加しました。

 

                                                 7月4日

□ 雨に濡れて蕾が緩み始めていました。

 

                                                     7月5日

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ 香りのとても素敵なバラ、二番花が始まりました。

左向こうにクレマチス「プリンセス・ダイアナ」が、点のように見えます。

 

                                                  7月4日

□ 雨に濡れていましたが、開花の始まり…。

 

                                                     7月5日

□ 冒頭でも載せていますが、雨にもかかわらず、しっかりとした二番花が咲き続けています。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

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野ばらを思い起こす花

2015年07月01日 23時01分08秒 | 夏至

◇ 梅雨の大雨があったり、梅雨の晴れ間が見えたり、日替わりでも若干雨の日の方がお天気の綱引きに勝っているような今年の雨の季節です。

  そんな中でも今年の6月は、バラの二番花がこの時季らしくしっとりと、それにどのバラもほんの気持ち濃いめの花を咲かせてくれている感じがします。

  ベーサルシュートの出現もいつになく多くて、気に入っている真っ白な半八重のバラも、本体に隠れるような感じでたくさんの花を咲かせてくれています。

  このバラを見ているとときどき世界中で愛されている、あの「野ばら」の歌を思い出しますが、先日放映された名曲アルバムでは、いっしょにハモってしまいました。

 

                                                    2015年6月30日

□ 一番花も二番花もあまり関係ないくらい、5月中旬から咲き継いでいるバラです。

これで地上1m50cmあたりだと思いますが、淡いピンクが入って繊細な趣もあります。

 

                                                              6月28日

□ これがベーサルシュートの花、地上40cmあたりにわーっと咲き始めました。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

こう感じる人はあまりいないでしょうが、何となく野バラのイメージがあります。

 

 

 

□ 野ばら Heidenröslein ヴェルナーの作曲でした。

中高生の頃でしたか、海外文通(懐かしい響き!)をしていました。

ドイツのブレーメンの女の子の名前が、Heiderose でした。

だからこの歌には、他のどの曲にもない懐かしさを覚えるのでしょう。

 

                  (una poesia di oggi)

                                         Heidenröslein            

                                                             Johann Wolfgang von Goethe, 1749-1832

                                 Sah ein Knab’ein Roslein steh’n, 
                                 Roslein auf der Heiden, 
                                 war so jung und morgen schon,
                                 lief er schnell, es nah zu seh’n, 
                                 sah's mit vielen Freuden.
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.
   
                                 Knabe sprach: ich breche dich,
                                 Roslein auf der Heiden!
                                 Roslein sprach: ich steche dich,
                                 das du ewig denkst an mich,
                                 und ich will's nicht leiden.
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.
   
                                 Und der wilde Knabe brach 
                                 's Roslein auf der Heiden. 
                                 Roslein wehrte sich und stach,
                                 half ihn doch kein Weh und Ach, 
                                 must' es eben leiden. 
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.

 

                                           野ばら

                                    童は見たり 野中の ばら 
                                    清らに咲ける その色 愛でつ
                                    飽かず ながむ 
                                    紅におう  野中の ばら 
 
                                    手折りて行かん 野中の ばら
                                    手折らば手折れ 思い出ぐさに
                                    君を刺さん 
                                    紅におう  野中の ばら
   
                                    童は折りぬ 野中の ばら
                                    手折りてあわれ 清らの色香
                                    永久にあせぬ
                                    紅におう 野中の ばら

 

                                                     6月30日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

挿し木苗ですが、淡い色の二番花も咲き始めました。

 

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

一番花のあと、シュートがずいぶん伸びて来ました。

その先につけた二番花が咲き始めています。

 

7月1日

□ そして日没の時刻、西の空は燃えるような夕焼けでした。

 

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時折り雨音の聞える週末の庭 ~ バラの二番花 ~

2015年06月27日 15時15分37秒 | 夏至

◇ 朝方はこのところの定番のどんよりとした曇り空で、今にも降り出しそうな空模様でしたが、案の定お昼前から雨音が聞え出して、見る見るうちに緑が濡れてしまいました。

  昨日の金曜日は午前中に雨が上がると「もわっと」した感じの南風が吹いて、最高気温も30度近くまで上がり、何とも蒸し暑くて鬱陶しい一日となりました。

  前日夕方から何となく予想はしていたのですが、けさリビングの窓の外に見える庭は、バラの二番花がいくつも咲き上がって、どことなく華やいだ気分になりました。

  バラも品種によっては二番花の方が害虫の食害等の傷みのない、整ったきれいな花が咲いたりしますが、この季節らしいしっとりとしたバラの風情が楽しめそうな週末です。

 

                                                   2015年6月27日

□ 手を入れられなくて雑然としていますが、リビングの座席からはこんな感じに見えます。 

肉眼の視界はもう少し広範囲ですので、もっと多くのピンクの花が目に入りました。

 

□ 中央の鉢植えは、一番花は蕾のときから虫食い等でさっぱりでした。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

ライラック・ピンクの花の色、これが実際に見えた感覚に最も近い色です。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

先日から少しずつ咲き始めていましたが、

鉢植えの二番花がいっせいに咲き始めました。

 

□ こちらはアプリコット色した二品種のバラの花です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

開花直後はこうしたアプリコットに近い色ですが…

 

□ 5時間後にはここまで変化していました。

 

                                                 6月26日

□ もっと咲き進んで時間が経過すると、淡いソフトピンクに変化します。

(上と下では株は同一ですが、それぞれ別の花です)

 

                                                 6月27日

□ もう一品種のアプリコット色の大輪です。

 

                                                     6月26日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

昨日、清楚な花が開きましたが、

このバラもうちの庭では二番花の方が美しく咲くようです。

 

                                                6月26日

□ 同じ日の朝方、雨に濡れて開花が始まりました。

 

                                                         6月27日

□ ここには3品種のバラが写っていますが、

アプリコット色した花がここでも咲いています。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 咲き進むともっと花びらの数が増えて来るはずです。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

けさは一輪だけの開花ですが、純粋な(!?)山吹色の花です。

 

□ 午後は雨の中をここまで開花が進んでいました。

 

                                                    6月24日

□ イエロー系統の開花の少ない今シーズンですが、

先日はこんな二番花が見られました。

 

                                                    6月25日

□  シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

この株は9年目になります。

 

                                                         6月27日

□ 5月はふわふわした淡いピンクの花で賑わう庭の一角ですが、

一番花より少し位置の高いところで二番花が咲き始めました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

一番花よりもやや濃いめのピンク、それでも淡い色。

香りの好いバラがもう一度楽しめます。

 

□ 3年目で充実の時期を迎えた株、鉢植えです。

 

□ 少しわかりにくいですが、株の全容です。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

 

                                                6月25日

□ 黄色いしべも愛らしい、ピンクの半八重のバラには心も和みます。

 

□ 遅れて咲き始めた感じのするクレマチスです。

 

□ クレマチス ビチセラ系 ペンドラゴン

(Clematis viticella 'Pendragon')

 

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雨の合間のバラ、二番花

2015年06月23日 21時07分30秒 | 夏至

◇ 昨日6月22日が二十四節気の夏至、昼間の時間が最も長い一日だったそうで、当地は日の出が5時5分、日の入が19時26分で午後8時でも薄明るい感じがします。

  先週末は雨がほぼ上がって、雲が多いながらも日の差す時間もあったりして、気分的にホッとしたものでしたが、今日は一日曇り空、明日から週末までまた雨予報です。

  ホトトギスが甲高い声で鳴いて、ウグイスの優雅な鳴き声も混ざったりして、鳥の声は鬱陶しい梅雨の空気をきりっと引き締めてくれるような清涼感をもたらしてくれます。

  雨降りが続くとさすがにバラの花は台無しに近い状態になりますが、雨の合間のしっとりとした花の風情は、5月の一番花に見られない瑞々しさで目を楽しませてくれます。

 

                                                         2015年6月23日

□ けさはこのオレンジ色が、まず目に入って来ました。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

一番花は虫食いでさっぱりでしたが、ようやく好い花をつけています。

 

□ こちらは季節感たっぷりの雰囲気、大輪の花です。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

二番花は優雅にしっとりと、このバラらしさを感じます。

 

                                                              6月22日

□ 昨日の朝、庭の東側の様子です。

 

                                                         6月21日

□ 淡いピンクの半八重に、黄色いしべがいつ見ても愛らしいバラです。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

 

                                                     6月16日

□ 二番花が次から次に咲き始めています。

 

                                                6月22日

□ 咲き始めの包み込むようなカップもきれいです。

 

                                                      6月16日

□ その隣で、こちらも負けじと深紅のバラが咲き続けています。

 

                                                     6月23日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                                     6月15日

□ 何度も恐縮ですが、この深い赤が魅力的です。

 

                                                      6月16日

□ 赤いバラと言えば、少し前にこんな花が咲いていました。

 

                                                     6月17日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

蕾が多く控えていて、これからが楽しみです。

 

                                                      6月16日

□ ピュアなピンクの中輪も二番花の季節になりました。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

                                                         6月16日

□ 一週間ほど前は、白に近いこんな色のバラも咲いていました。

 

□ いつものように、蕾が緩み出す頃も魅力的。

 

                                                     6月17日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

                                     6月21日

□ 先日から咲き続ける二番花です。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

このバラは二番花の方が傷むことなく、形良く咲くみたいです。

 

                                                     6月23日

□ けさは少し形容しがたいような色をした花が見られました。

 

                                                    6月17日

□ 少し花の少なめの、赤紫色した紫陽花です。

 

                                                6月20日

□ 日に日に花の色が濃くなります。

 

□ もうしばらくするとカサブランカの開花、季節が進みます。

                                                       

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復活のきざしの見え始めたバラ

2014年07月06日 15時16分08秒 | 夏至

◇ 週末は決まって天気の崩れる今年の梅雨、日曜日の今日も午後からはとうとう雨脚が強くなって来ました。

  今年の庭のバラは5月の一番花から花数も多く、何よりみずみずしさを感じる花が多く見られたような印象が残っています。

  もう一つ特徴的な出来事は、ここ数年生長そのものが芳しくなく、開花も不調だった地植えのバラが、二番花を咲かせるまでに復活してきたことです。

  ここ数年は猛暑その他の影響で枯らした株も多かっただけに、復活のきざしの見え始めたバラを、もう一度最初から育て上げるつもりでケアしていこうと思っています。

 

□ ここ数年は二番花どころか、一番花も充実した花はあまり見られませんでした。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

今年は一番花も二番花も好い花を見せてくれます。

株がようやく復活してきたようです。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

雨が降っては、この花には少し厳しい感じがします。 

その向こうのラティスに誘引のつるバラに、少し花が見えています。

 

  

□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ

(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)

花数はわずかですが、大好きなオールド・ローズの二番花です。

 

□ この香りのオールド・ローズは、少しずつ二番花を繰り返しています。

5月の一番花は害虫の食害に遭うことも多いのですが、

二番花はそうしたこともほとんどなく、落ち着いて楽しむことができます。

 

  

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

 

□ 数日前から、いくつか開花の始まった二番花です。

けさ新しい蕾が開花して、リビングの窓の外が華やかに感じられました。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

 

□ もう何年も、二番花がきれいに咲くことはありませんでした。

この地植え株も復活の兆しが見られます。

ようやく根が張って来たのかもしれません。

 

  

□ 株元では、愛らしいビオラが咲いていますが、この時季にだけ、なぜ?

 

□ 長い間楽しんできたアナベルも、そろそろお仕舞です。

 

□ そのそばで白い中輪の房咲きが開花しています。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin)

二番花が咲き始めて、待ってくれていた紫陽花はもうお仕舞です。

 

□ そのそばでは、ライラック・ピンクのバラが咲き続けています。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

こちらは、少し日の差していた昨日(土曜日)の様子です。

 

□ アーチの片側(東方向)、バラの花が増えて来ました。

左は、ジャクリーヌ・デュ・プレです。

黄色い蕾にまっすぐ伸びるいくつかのシュートは、

次のカップ咲きのバラ、シャルロット・オースチンです。

 

□ 黄色いカップ咲きの花は、今でこそ若々しい葉が茂っていますが、

昨年でしたか、急に枯れてしまいました(カミキリムシの幼虫)。

枯れた株元から離れた個所からのシュートが一本残っていて、

復活の開始、早春からの巻き返しとなった訳です。

斜めのベーサルシュート、ザ・ピルグリム(ER)も復活しつつあります。

 

  

□ 来年はもっと花の数も増えてくれると期待しています。

 

□ それを親株にした挿し木苗の鉢植え、二番花の開花が続きます。

 

  

□ 典型的なカップ咲き、和みの花の色と姿です。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 玄関で、こうしてお客さんをお迎えしてくれています。

 

□ 玄関の地植え株、二番花の白い蕾が緩んで来ました。

 

  

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

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