もう年末ですし・・・2024年体操大賞を発表します。
今年は・・・岡慎之助選手です
インパクト、成績、ともに文句なし。2019年以来、二度目の受賞。
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とにかくパリ五輪体操のスター。私も正直びっくりでしたが、周囲では「五輪まで岡選手を知らなかった」という人ばかり。海外の(それなりの)体操ファンの間でも知名度が低かったようで、驚きの声が続出しました。世界選手権に一度も出ていないことが(知名度の低い)理由、とする記事もありました。土壇場で強制帰国の宮田笙子、欧州選手権で優勝したゲオルギオウもかなりインパクト大でしたが、やはり今年は岡選手。個人総合優勝後、「岡慎之助」で検索して来てくださる方も多かったです
・そんな岡選手のプロフィール(過去記事)
・昨年までの体操大賞
たいしたネタもないので、当ブログ「2024年体操大賞」の予告
・昨年の体操大賞(過去記事)
この賞は、今年の体操界でもっともインパクトのあった選手、団体、モノなどに贈られ、ブログ主(ワタシ)が独自に、かつ勝手に決めるもの。名前だけは大げさですが何の権威もありません。成績優先を見直し、今年も
「もっともインパクトがあった」という原点に立ち返り決定したいと思っています
アンヘル・バラハス(18)が、コロンビアのスポーツマン・オブザイヤーを受賞しました
・Gimnasia Latina
パリ五輪の種目別鉄棒で銀メダル。首都ボゴタでの授賞式に出席したようで、「もっと高く遠くへ行くための過程」などと語りました。岡慎之助より若い18歳(五輪当時は17歳)で、次の2028年ロス五輪、さらにその先まで期待されているようです。
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パリ五輪での同国のメダルは、
体操 銀1(男子)
重量上げ 銀2(男子、女子)
レスリング 銅1(女子)
の計4個。記事では、目標の10個に及ばなかったとしています。北口さんが優勝した女子やり投げにコロンビアの有力選手がいたように思い調べたところ、決勝に進み5位でした。五輪は、国別のメダル獲得数で順位付けするものではありません国としてメダルの目標数を掲げるのも、私は大キライです。
いつも参考にしているサイトが、”Gimnasia Latina Awards 2024”(ラテン体操大賞)を発表しました
・Gimnasia Latina
数名の候補から、(たぶん)一般のユーザーが選ぶのだと思います。
最優秀男子選手 アンヘル・バラハス(コロンビア)
最優秀女子選手 レベッカ・アンドラーデ(ブラジル)
というパリ五輪メダリストに決定。ほかに新人賞、コーチ賞、審判賞(←そんなのどうやって判断するの)などが今後投票で決まるようです。
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<パリ五輪鉄棒決勝>
1. 岡慎之助 14.533(D:5.9、E:8.633)
2. バラハス(コロンビア) 14.533(D:6.6、E:7.933)
3. 張博恒(中国)、唐嘉鴻(台湾) 13.966
落下が相次ぐ波乱の展開。バラハスは五輪後に18歳になり、今回出場した男子体操で最年少でした。9月にかねてから痛めていた足を手術し、来季の復帰をめざしているそうです(過去記事)コロンビアではたいへんな話題で、カルボに代わる新たなスター誕生といった雰囲気。