男子代表についての中国による分析が出ていまいした。
・男子代表分析(中国体操協会)
ざっくりご紹介します。
( )内は私のコメントです。
・北京五輪ほど完璧ではないが、総合力はかなりのもの。
・陳一氷 : つり輪の強さは言うまでもない。北京五輪など、大会の経験が豊富。中国にはなくてはならない選手。今大会は個人総合で金をめざす(ちなみに主将です)
・馮喆 : 05年の全運会で頭角を現す。平行棒が得意。ゆか、跳馬、鉄棒もいい。やや経験不足だが、潜在能力は高い。
・騰海浜 : 意外な選出。アテネ五輪後、精神的ショックがあり、新ルールにも適応できず苦労した。個人総合で強さを見せるが、かつて強かったあん馬、平行棒、鉄棒などはもはや若手に及ばない。常に選考ギリギリのところにいたが、今回は期待されての選出となった。
・厳明勇 : 85年生まれのベテラン(まだ25歳じゃん!)日本対策としての代表入り。日本の弱点であるつり輪で、陳一氷とともに差をつけたい考え。
・呂博 : 05年全運会個人総合優勝。初の代表入り。特に強い種目はないが全種目こなすことから、団体への貢献が期待される。
・張成? : ゆかと鉄棒のスペシャリスト。中国の弱点である跳馬も強いことから、団体における張の存在は大きい。
・郭偉陽 : やはり全種目こなす選手。さきの中国選手権優勝。W杯ゲント大会ではあん馬、平行棒、鉄棒の3種目で優勝。補欠だが、誰のかわりでもつとまる。
ほめてはいますが、絶対の自信がある、という論調には思えません(中国語のニュアンスはわかりませんが)がんばれ日本。