FIG理事会(ケープタウン)がおこなわれ、五輪代表選考に関して次のように決まりました。
・選考大会は2大会に。
・五輪前年の世界選手権におけるメダリストは全員五輪出場へ。
また、五輪での団体は5人に。W杯ファイナルは廃止。来年1月から、国際大会に参加するためには各選手には「ライセンス」が必要となります。生年月日、経歴、保険などに関する情報を、所属する体操連盟などを通じて提出し、FIGが承認する形です。
五輪選考については、欧州の思い通りになったようです。世界選手権で、種目別でも何でもいいからメダルを獲りゃいいっつうワケです。びみょうな点差で決まる種目も多いだけに、訴訟沙汰にならないとよいですが。いずれ自分の国でスペシャリストが育たず、個人総合で五輪を狙いたい事態になったら、また文句を言うんでしょうけど。これで五輪もW杯もたいしてかわらなくなりそうです。
FIG委員に大勢立候補していますが、体操の強い国にかたよらず、いろいろな国から選ばれることを当コーナーとしては希望します。