東京五輪の一年延期が影響しそうなベテラン女子選手の特集記事
・AP
射撃の選手(ジョージア・51)、陸上のハードル選手(米国・37)に加え、オクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン・44)の声も紹介
2012年ロンドン五輪のあと引退を考えましたが、現役を継続。東京五輪を最後の大会にしたいと考えているそうです。
一年延期については冷静で、「延期で何もかも落ち着き、うまくいくだろう。五輪はいつもどおりやれると思う」と話しました。現在は自宅で夫と犬と過ごしながら、限定的な練習を続けているということです。チュソビチナは個人での五輪出場をすでに決めています。
こう言っては何ですが、射撃はそれほど影響がないように思いますが・・・
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ウズベキスタンは私が見ている新型コロナウイルス感染者数の表にデータがありませんが、大使館の発表によるとだいたい100人前後のようです。
欧州体操連合(UEG)が、ヨーロピアン・ジムナスティクス(European Gymnastics)と団体名を新しくしました
・European Gymnastics
4月1日から。新しいロゴも発表。公式サイトのアドレスも、www.europeangymnastics.com と新しくなりました。
新たなスタートだとしています。
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アーティスティック・スイミング(旧シンクロ)同様、日本語にしにくく、カタカナにすると長くなる団体名になりました略してEGでしょうか?
米国も、かたくなにfederation とか入れたくないらしく、USA Gymnastics にこだわっています。何で・・・
東京五輪とパラリンピックの、来年開催する新たな日程が正式に発表されました
・東京2020
オリンピック 2021年7月23日~8月8日
パラリンピック 2021年8月24日~9月5日
まあこれも開催できれば、の話ですが・・・
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延期に戸惑うベテラン選手もいるようで、バネッサ・フェラーリ(伊・29)も複雑な思いのようです
・OA Sport
新日程発表前の記事で、数か月の延期なら問題ないが、たぶんそれでは済まない(もっと先になる)はず。そうすれば(五輪出場の)夢をあきらめることになるだろう、と話しました。
11月で30歳になります。
また、2005年生まれの女子選手が出られるのかどうかも焦点。この世代にいい選手が多いイタリアは特に気になるようです。
新型コロナウイルス患者数2位のイタリアは特に死亡率の高さが突出。世界の死者の3分の1がイタリアなのだそうです。高齢化で、医師も高齢なため感染して亡くなるケースも多いということです。イタリアでは葬式も禁止。教会などでまとめておこなっているもよう
新型コロナウイルスの31日早朝時点での感染者数は、
[世界] 約77万6千人 (前日比+約5万8千人)
-1. 米国 約16万人 +++++
-2.イタリア 約10万1千人 ++++
↑3. スペイン 約8万5千人 ++++
↓4. 中国 約8万1千人 ++
-5. ドイツ 約6万6千人 ++++
-6. フランス 約4万5千人 ++++
-7.イラン 約4万1千人 ++++
-8.英国 約2万2千人 ++++
-9. スイス 約1万6千人 +++
↑10. ベルギー 約1万2千人 ++++
↓31. 日本 約1900人 +
注)-、↑、↓は2日前からの順位の変動です(感染者数の増減ではありません)
++++は、2日前からの増加数をケタで示しています(++++は千人単位)
発表元により数字は異なり、常に数字は動いているため、多少の誤差はご容赦ください
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1日休んでいる間に、順位に変動がありました。
スペインが中国を抜き3位に。ベルギーがオランダと入れ替わり初のランクイン
日本は感染者発生の報道ばかりですが、回復した人も多いのか横ばい。ヨーロッパ、南米の国に抜かれ31位に後退しました。
全体では増加の勢いはやや衰えてきました。が、トップ3があまりに強力なせいもあり、明るさは見えてきません
東京五輪の延期が決まったことについて、ルネ・クルノイエ(カナダ・22)がインタビューにこたえました
・Narcity
個人総合で五輪出場を決めている選手。
現在(新型コロナウイルス感染拡大)の状況からいって予定どおりの開催は困難であり、延期決定は予想どおりだと話しました。一年の延期により大会は本来の規模でおこなえ、選手も十分準備できるとし、自分を含め選手たちには安心感があるだろうとしています。
現時点での出場権がそのまま一年後に有効かどうかは、まだ公式な発表はありませんが、調整は続けるしかないとしています。
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きびしい外出制限を実施しているカナダですが、クルノイエ選手は平行棒(「棒」を指す単語が複数形なのでたぶん平行棒だと思います)、つり輪などを自宅の地下室に設置して最小限の練習を継続。一日一時間ほどは、コーチやほかの選手と一緒にトレーニングをしているようです(それぐらいは許されているのですかね?)
ふだんどおりの練習を継続できる国との差はどうかと聞かれ、一年延期されれば各国のバランスをとることは可能だと答えましたが、ただそれでもそうした国(日本も含まれると思います)はある程度有利だろうとしています。精神的には、延期も中止もわからなかった状態の不安を思えば、ひとまず延期が決まりほっとしたそうです
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それまでに終息すればの話ですが・・・それにしても地下室のあるおうちが多いのですね
カナダの感染者数は15位で約5500人。増加数は3ケタと少なめですが、何しろ米国と接しているので油断はできないと思います。
今月上旬、トルドー首相の夫人の感染が発表されました。