国際オリンピック委員会(IOC)次期会長選を前に記者会見がおこなわれ、その中から各候補者のロシアとベラルーシの参加可否に対する考えが紹介されています
・Inside the Games
長すぎてざっとしか見ていませんが、超~ざっくりまとめます。
〇は両国の参加支持、✖は不支持、△はどちらとも言えない(ブログ主にはよくわからない)
〇ファイサル・アル・フセイン王子(ヨルダン・60) → 〇
現在の制裁は五輪憲章違反。制裁の理由はない
〇ダビド・ラパルティアン(仏・51) 国際自転車競技連合会長 → ✖
制裁には理由があり正当。だが、復帰させることを目標とすべき
〇ヨハン・エリアシュ(スウェーデン/英・62) 国際スキー連盟会長 → ✖
現状(制裁&中立選手の参加)を支持。来年の冬季五輪(イタリア)でも継続すべき
〇フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(スペイン・64) IOC副会長、サマランチ元会長の長男 → 〇
五輪を政治的搾取から守ることが緊急課題。五輪の独立性を守るべき
〇カースティー・コベントリー(ジンバブエ・41) 元競泳選手 → △
中立の維持が重要
〇セバスチャン・コー(英・67) 国際陸上連盟会長 → ✖
今回はこの件にふれなかったが、従来から両国の参加の全面禁止を主張している
〇渡辺守成(日本・65) 国際体操連盟会長 → 〇
今回はこの件にふれなかったが、従来からコー氏とは真逆の態度で、戦時下であってもあらゆる国が参加すべきと主張している
*年齢は会長選の公示時。
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私のショボい英語力ではよくわかりませんが、サマランチ氏はどちらかというと全面参加支持なのかな、と判断。一番はっきりしないのはコベントリー氏で、たぶん現状(制裁&中立選手の参加)支持か?という印象。誤りがあった場合はご容赦願います。会長選は、IOC総会(3月18日~21日)で
ブラジル体操連盟の新会長に、エンリケ・モタ氏が決まりました
・Gimnasia Latina
選手、審判、解説者などの経歴をもつ33歳(写真左)。若っっっ!!
選手時代は(どの種目か不明ですが)国内王者になったこともある人物で、引退後はスポーツディレクターをつとめるなどしたそうです。レセンデ前会長も、「彼にまかせれば大丈夫」(←超意訳)と太鼓判。
「次の次」の夏季五輪は2032年ブリスベーンですが、早くも問題に直面しているもよう
・Inside the Games
開催地に決まったのが2021年7月で、10年以上の準備期間があるにもかかわらず順調でない理由は、どうやらおもに「スタジアム」問題で、
・どのスタジアムを使うか
・どのスタジマムを改修するか
・そもそも、そのスタジアムが五輪にふさわしいか
など。改修するか、取り壊して新設するかで議論になっているものもあるそうです。予定どおりだと「史上もっとも小さい」会場で陸上競技をおこなうことになるとされ、予算を抑えて改修して使うと言えば「ケチだ」と言う人がいたり、水泳連盟は新しいプールを作れといったり・・・全部は読んでいませんが、色々と大変なようです
<今後の夏季五輪>
2028年 ロサンゼルス(米)
2032年 ブリスベーン(豪)
2036年 ?
フランスの男子国内団体リーグ戦がおこなわれています
・フランス体操連盟
おもな海外からの「助っ人」は、
ダビチャン(アルメニア)、ミール(スペイン)、シュミット(オランダ)、コブトゥン(ウクライナ)、エマール(カナダ)
など。イタリアっぽい名前もいくつかありました。結果は省略しますが、これらの選手は現役続行と考えてよさそうです。