ドイツのコーチによる虐待問題について、キム・ブイ(32)が沈黙を破りました
・GYMmedia
非常に長い記事ですが、大胆かつ勝手にまとめますと、
・ブイは(現役選手の中で)もっともベテランで経験豊富
・12年前から選手のスポークスパーソンをつとめている
・そのブイが、(たぶんドイツ体操連盟の何らかの)委員会に文書を提出
・今回の件は「氷山の一角」だとして問題視
・指導者と選手のコミュニケーション不足、特に女子選手の成長過程における指導方法の問題を指摘
・・・ということですが、さらに、
・今回の虐待問題を、ニュースで初めて知った
・なぜ、告発前にまず(スポークスパーソンであり経験豊富である)自分に言ってくれなかったのか
とややご立腹。この件ではシェーファー(24)ら複数の女子選手が虐待を告発し、コーチのフレーゼ氏が資格停止処分を受けました(詳細は過去記事)
コーチ不在となったシェーダー(24)が反論しているほか、同じクラブの十人以上の女子選手が告発に反論し、フレーゼ氏の処分解除を訴える文書を出したとも記事では書いています。
なお女子代表監督のコッホ氏や、スポーツディレクターのウイリアム氏はこの件についてほとんどコメントしていないもよう。
ウインターカップ(26日~28日・インディアナポリス)は27日、女子の演技をおこないました
・大会サイト
<女子個人総合>
1. チャイルズ 57.050
2. ジョーンズ 55.100
3. エミリー・リー 53.400
女子は、28日に2日目の演技をおこなって順位を決めるようです。全種目おこなったのは12人でした。
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リオ五輪以来の復帰で注目されたヘルナンデスは2種目だけおこない、
平均台 13.950
ゆか 12.050
でした。バイルスは出場していません。
この日はジュニア男子の演技もおこなわれましたが省略します
国際体操連盟(FIG)は執行委員会のネット会議(24日~25日)をおこないました
体操、新体操、トランポリンの選手委員の選挙を、今年の世界選手権(10月・北九州)中におこなうことや、ルールなどについて話し合い、決定しました。
・FIG
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国籍変更は1件で、
タラ・ドネリー アイルランド→英国
3月17日から有効。代表になりやすい国から強豪国への変更は珍しいのですが、どうやら2014年ごろまで英国代表で、2015年ごろからアイルランド国籍に。今回また戻すという形のようです。現在は英国の大学の学生のようで、22歳。一度変更して戻した選手としては、
チュソビチナ(ウズベキスタン→ドイツ→ウズベキスタン)
パクニューク(ウクライナ→アゼルバイジャン→ウクライナ)
などがありますが、かなり珍しいと思います
エリートカナダ(3日~21日)女子は、1日分だけ採点が終了しています
<女子個人総合>
1. ブラック 55.100
2. スチュワート 53.200
3. ウー 52.300
ブラックが「優勝」といった記事は見当たりませんので、まだ確定ではないのかもしれません。3日~9日が映像受付、12日~14日が審査と採点とされていました。女子は3月と4月に同様の映像による「バーチャル」大会をおこなうそうですが・・・よくわかりません
2位につけているアバ・スチュワートはシニア1年目の選手だそうです
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昨年のアメリカンカップ(2020年3月・ミルウォーキー)以来の演技となったエリザベス・ブラック(25)
・オリンピックチャンネル
映像を送って審査するという初の「バーチャル」形式でおこなわれたエリートカナダ(3日~21日)男子の結果
・カナダ体操連盟
<男子個人総合>
1. ティンダル 161.488(79.899+81.589)
2. ザカトニー 160.955(78.798+82.157)
3. カジ 154.687(76.281+78.406)
米国のオハイオ大の学生ジェス・ティンダルが優勝・・・ですが、記事の写真がザカリー・クレイ(4位)なのは、
4. クレイ 151.281(83.173+68.108)
と、1日目の得点が1位だったため。2日目の跳馬で失敗し0点となり、2日間合計では4位になってしまいました
ということは、何度か演技して一番よかった映像を送るのではないということでしょうか・・・
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11日~17日が映像受付、19日~21日が審査と採点でした。2日間の合計点で順位を決めたようです。ジュニアは省略しますが、新型コロナの影響でジムが閉鎖中の地方もあり、出場(というか映像の撮影)ができなかった選手も少なくないとしていますカナダは先進国の中ではワクチン接種が遅れているとされています(日本よりマシですが)