シドニー、アテネ五輪代表のアレクセイ・ボンダレンコ(ロシア・32歳)が現役復帰を表明し、インタビューにこたえました。
・五輪メダリストのボンダレンコが復帰へ(SOV SPORT)
引退後はフィットネスクラブで子供たちに指導などをしていたそうです。復帰の理由は、「かなえていない夢があるから」つまり五輪の金メダル。
今年の世界選手権(ロッテルダム)で選手たちの演技を見て感動し、近年の体操の進化を実感。それでも「内村と同じことが自分にもできる」と確信し、復帰を決めたそうです。
ロシア語全然わかりませんが、どうも過去の五輪での演技を非常に悔やんでいるよう。また、(アテネでですか?)大ケガを負った際、ロシアは医療費は出してくれたものの補償はしてくれなかった(誰かほかの選手のときは手厚い見舞金が出たそうです)とか、フランスのよい例などを挙げ、対照的にロシアは引退後の選手の処遇が悪いなどと非難めいたことも。近年、大会の賞金が高くなっていること、いいスポンサーが見つかったことも復帰理由のひとつのように思えます(けっこうグチっぽいインタビューのように私は感じました)
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別記事では、ロシアは若い選手の育成に力を入れており、32歳の代表入りを歓迎するとは思えないため、出身地であるカザフスタンの代表として五輪を狙うのでは、と書いています。カザフスタンは今年の世界選手権で団体21位となり、来年の東京大会への出場資格があります。