カリーナ・クロル(21)が、ドイツからオーストリアに国籍をうつしました
・GYMmedia
ドイツ生まれですが、二重国籍だったようです。近年はケガで大会出場はありませんが、2018年の世界選手権(ドーハ)は補欠。このときの国内選考会で個人総合2位(1位はブイ)と力はあるもよう。オーストリアとの関係は不明ですが、「最大の夢は五輪出場。夢を叶えるために何かを変えなければならないとき」と明言しており、わかりやすくいえば代表になりやすい方を選ぶ、ということかと思います
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オーストリア女子は事実上パリ五輪団体出場は非常にむずかしいため、個人総合での代表を狙うものと勝手に推測します。これでほかの選手はきびしい状況にオーストリア女子は2018年世界選手権(ドーハ)の団体予選27位となり、早々に東京五輪団体出場の可能性が消えています。
ハンガリーの若手クリストファー・メサロシュ(20)が、2024年パリ五輪への思いなどを語りました
・ハンガリー体操連盟
昨年の世界選手権(10月・北九州)のあといくつかケガがあったそうですが、練習は継続。コバチ同様、W杯カイロ大会(3月17日~20日)が今季初戦になり、4種目演技する予定。
2024年パリ五輪団体出場をめざしており、今年の欧州選手権(8月・ミュンヘン)と、世界選手権(10月・リバプール)の、特に団体を重視しているそうです。
北九州では全種目おこなっており、オールラウンド型のようです。
東京五輪団体出場のかかった2019年世界選手権(シュツットガルト)でハンガリー男子は予選23位でした(過去記事)
米国のウインターカップ(25日~27日・テキサス州フリスコ)男子種目別の結果
・大会サイト
<各種目の優勝者と得点>
ゆか レイシックエリス 27.700(14.050+13.650)
あん馬 ヤング 29.631(14.289+15.342)
つり輪 ディアブ 29.590(15.145+14.445)
跳馬 ホン 32.860(16.180+16.680)
平行棒 フィリップス 32.986(16.643+16.343)
鉄棒 フリーマン 27.850(14.500+13.350)
跳馬と平行棒で高得点が出ました。モルダウアーはあん馬と平行棒で2位、つり輪で3位でした。2日間の合計得点で順位を決めるようです。
ジュニアは省略します。
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W杯コトブス杯(24日~27日)の鉄棒でマローン(米)が優勝しました
・USA Gymnastics
種目別のW杯コトブス大会(24日~27日)は27日、男女決勝後半をおこない閉幕しました
・大会サイト
<跳馬>
1. A. ダビチャン(アルメニア) 14.983
2. チェプルニー(ウクライナ) 14.600
3. アシル(トルコ) 14.583
<平行棒>
1. コブトゥン(ウクライナ) 14.966
2. モーガンズ(豪) 14.733
3. マローン(米) 14.466
<鉄棒>
1. マローン(米) 14.700
2. スルビッチ(クロアチア) 14.333
3. ミャキニン(イスラエル) 14.100
<平均台>
1. バトロナ(ウクライナ) 13.200
2. トルンコワ(チェコ) 12.766
3. スマンツアル(ベラルーシ) 12.666
<ゆか>
1. ペティスコ(スペイン) 12.900
2. スマンツアル(ベラルーシ) 12.400
3. ボレマン(オランダ) 12.133
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男子跳馬優勝は、東京五輪代表のアルチュール・ダビチャンです。今回はダビチャン姓の選手が2人出場しました
ウクライナ男女が怒りの(?)金メダルこのまま帰国しない方が安全な気がしますが、どうでしょうか・・・開催国ドイツはメダルなしでしたが、主力が出ていないこともあり、複数の決勝進出に満足だとしています。なお無観客だったようです。
ロシアによるウクライナ軍事侵攻について、欧州体操(European Gymnastics)も声明を発表しました
・UEG
国際オリンピック連盟(IOC)、国際体操連盟(FIG)の決定を受けてのもので、内容はFIGとほとんど同じ。欧州体操が主催する大会やイベントに関するものです。ウクライナの体操関係者と連絡を取り、支援していくとしています。近いうちにロシアとベラルーシで開催が予定されているイベントはないもよう。
欧州体操の会長はガイボフ氏(アゼルバイジャン)。今年の欧州選手権は8月にドイツで開催されます